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IIJmio高速モバイル/Dサービスが値下げ&SMS対応! |
インターネットイニシアティブ(IIJ)は25日、仮想移動体通信事業者(MVNO)としてNTTドコモのネットワークを借り入れて提供しているLTE対応のデータ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」において2013年10月1日(火)から一部プランを値下げすると発表しています。
また、2013年10月7日(月)からIIJmio高速モバイル/Dサービス向けにSMS(ショートメッセージ)機能に対応したSIMカードの販売も開始するとしています。SMSオプション料は、月額147円を加算します。また、受信は無料ですが、送信は国内宛が1通当たり3.15円、海外宛が1通当たり50円がかかります。
なお、SMS機能は、既存のSIMカードでは利用できないため、現ユーザーはSIMカードの交換(手数料2,100円)をすることで利用できるようになるほか、SMS機能対応SIMカードでSMSオプションを外すことはできず、その場合は再度SMS機能に対応していないSMカードに交換(同じく手数料2,100円)となるということです。

今回値下げされるプランは、データ通信容量が月当たり2GBまでの「ライトスタートプラン」と「ファミリーシェアプラン」。既存ユーザーは、自動的に値下げ料金が適用されるということです。
値下げ後の料金は、ライトスタートプランが月額1,596円(従来は月額1,974円)、ファミリーシェアプランが月額2,688円(従来は月額2,940円)。
また、SMS機能に対応することによって、単にSMS送受信ができるだけでなく、以下のようなメリットがあるとしています。
1)SNSサービスの会員登録に使えるようになる
LINEやGREE、mobageなどのSNSサービスでは、会員登録を行う際の身元確認の一環として、SMSを利用しているため、これまでIIJmio高速モバイル/Dサービスを利用してサービスの利用開始をすることができませんでした。今回、SMS機能に対応することで、IIJmio高速モバイル/Dサービスだけで、これらのサービスを登録することが可能になります。
2)セルスタンバイ問題が解決できる
データ通信専用サービスをスマートフォンで利用すると、一部機種によっては「アンテナピクトが表示されない」「バッテリーの消費が激しい(セルスタンバイ問題)」という問題が発生することが知られていますが、これが解決します。
3)iPhone、iPadの通信環境が改善される
従来、IIJでは「iPhoneの新機種や、新しいiOSで端末の挙動が変ってしまった」ということを案内してきましたが、その中にはOSアップデートにより、これまで利用できていたのに利用できなくなってしまったといったことがありました。これに対し、SMS機能に対応のSIMカードを利用することで、以下のような問題が解決できることを確認しているということです。
・アンテナピクトが表示されなかったiPhoneでもピクトが表示されるようになる
・iPhone 4およびiPad 2とiOS 7の組み合わせで利用できなかったが、3G通信およびプッシュ通知が利用できるようになる
・iPhone 4およびiPhone 3GS、iPad 2とiOS 6.1の組み合わせで利用できなかったプッシュ通知が利用できるようになる
なお、店頭販売のSIMパッケージ(IIJmioウェルカムパック)も「SMS対応版」の提供を予定しているとのこと。従来のパッケージも併売し、従来のパッケージでIIJmio高速モバイル/Dサービスに登録し、SMS機能を利用する場合は、上記のようなSIMカードの交換が必要になるとしています。
記事執筆:memn0ck
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