富士通がSIMフリースマホ「ARROWS M305/KA4」を発表!

富士通は9日、同社としては初のSIMロックがかかっていないSIMフリースマートフォン(スマホ)として「ARROWS M305/KA4」を発表しています。主に法人向けに2014年12月上旬より販売され、希望小売価格は61,400円(税抜)。

同社ではアプリ設計の柔軟性が高いAndroidを搭載したスマホなどを法人向けラインナップに加えることで、特定用途や専用機種としても活用できるなど、より幅広いニーズに応えることができ、法人顧客に代わって設定変更を代行するセットアップサービスを提供することにより、ユーザーの業務に最適な状態で納品後すぐに使用することが可能になるとしています。

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ARROWS M305/KA4は4.5インチHD(720×1280ドット)有機ELディスプレイを搭載した小型モデルです。同社のARROWSシリーズでは定番の指紋認証センサーを搭載しており、法人向けにさまざまなセキュリティーサービスを提供できるとのこと。

法人利用では音声通話の需要も高いことから「スーパーはっきりボイス4」を搭載し、相手の聞こえにくい声を強調し、さらに、こもり音やキンキン音を自動調整して聞き取りやすくしています。また、「スーパーダブルマイク」により周囲の騒音を検知すると自動的に雑音を抑えるので、クリアな音声での会話が可能です。

さらに、出張などの外出先でも利用しやすいように照度センサーにより輝度とコントラストを自動調整する「スーパークリアモード」を搭載したことで、屋外の太陽光の下でも快適な明るさで見やすい画面を提供します。

スペックとしては1.2GHzクアッドコアCPU(Qualcomm製「MSM8926」)やIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、LTE、HSPA、UMTS、GSM、GPRS、Bluetooth 4.0、GPS、Miracast、最大32GBまでのmicroSDHCカードスロット、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子、2500mAhバッテリーなど。

なお、内蔵メモリー(RAM)や内蔵ストレージ、カメラはカスタムメイドに対応しており、1GB内蔵メモリーおよび8GB内蔵ストレージ、約810万画素リアカメラ、約130万画素フロントカメラが基本モデルとなり、2GB内蔵メモリーおよび16GB内蔵ストレージ(+12,000円)、2GB内蔵メモリーおよび32GB内蔵ストレージ(+22,300円)、カメラなし(+500円)といった選択が可能。その他、NFCを追加(+4,800円)したり、カスタムメイドプラスサービスとして指定の設定やアプリを組み込んだ専用マスタを作成したり、無線LAN登録やアプリ追加、ラベル作成・貼付などさまざまなカスタマイズに対応しています。

また、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP5X準拠)に対応しているほか、耐薬品としてエタノールおよびIPA、次亜塩素酸ナトリウムに対応しているとのことです。

連続通話時間は3G(W-CDMA)で約650分、連続待受時間は3Gで約860時間、4G(LTE)で約670時間、充電時間は約170分。SIMカードサイズはmicroSIMカード(3FF)。サイズは約138.1×67.1×10.9mm、質量は約150g。カラーバリエーションはブラック1色のみ。

プリインストールアプリはオフィス文書閲覧などを行う「DocumentViewer」や日本語文字入力アプリ「NX!input powered by ATOK」、ファイル管理アプリ「KSfilemanager」など。OSはAndroid 4.4(開発コード名:KitKat)を採用。


記事執筆:memn0ck


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