このUSBハブは接続元がUSB Type-Cで、新しいMacBookなどのメスのUSB Type-C端子がある製品に挿して使います。USBハブの接続元はケーブル一体型で、先がUSB Type-C（オス）になっています。

一方、接続先はいわゆる普通のUSB端子のUSB Type-A端子（メス）、一般的なテレビやディスプレイに搭載されている標準（19ピン）のHDMI Type-A端子（メス）、そして、USB Type-C端子（メス）の3つの端子があります。

USB Type-C（オス）
　├ USB Type-A端子（メス） USB 3.0対応
　├ HDMI Type-A端子（メス）
　└ USB Type-C端子（メス）

パッケージはシンプルながらきちんとした箱で、連絡先も米国（アメリカ）の電話番号が記載され、米国向けのそのままといったところ。同梱物はUSBハブ本体と簡易取扱説明書。




USBハブの本体は比較的しっかりしている印象を受け、アルミニウム素材によるシルバーのメタルボディーなので、新しいMacBookのシルバーやNexus 6Pのアルミニウムといったシルバー系の製品と良く合いそうです。

サイズは約62x64x13.6mm、質量は約113g。プラスチックなUSBハブと比べると厚みもあり、端子の数を考えると少し大きめ、重めではあるものの、持ち歩きにはそれほど気にならない大きさ。むしろ、接続元のほうのケーブルが太くかなりしっかりとしているため、丸めたりできないのが少し邪魔かなという感じです。








少しややこしいですが、できることはざっくりと以下のようなこと。ただし、Nexus 6PやNuAns NEOではHDMIによる画面出力には対応してませんでした。

1）新しいMacBookでHDMI端子のあるテレビなどに画面出力
2）有線のContinuum for Phoneに対応した「Lumia 950」や「Lumia 950 XL」でHDMI端子のあるテレビなどに画面出力
3）新しいMacBookでUSB Type-AケーブルやUSB Type-Cケーブルでスマホなどの給電・充電やデータ転送
4）新しいMacBookで付属のACアダプターをUSBハブのUSB Type-C（メス）に挿して新しいMacBookの給電・充電
5）新しいMacBookやNexus 6P、NuAns NEO、Lumia 950などでUSBメモリーやUSBマウス、USBキーボードの利用




このUSBハブはUSB Type-Cのメスに電源を供給する（例えば、新しいMacBookのACアダプターを挿す）と、通常は最大1Aまでのところ最大3Aまでの機器を利用できるようになるため、大きな電力が必要なバスパワーのポータブルHDDなども利用できるようになります。

HDMI端子はあまり利用頻度は高くないかもしれませんが、新しいMacBookで電源を供給・充電しながらフルサイズのUSB端子も使えるのでなかなか便利に使える周辺機器だと思います。1つ持っておくと便利なのでオススメです。





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