既報通り、アメリカ合衆国(以下、アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)においてKyocera(以下、京セラ)の未発表なスマートフォン(スマホ)「EB1241」が2025年12月18日(木)より順次認証を通過しています。FCC ID(認証番号)は「JOYEB1241」で、この認証に用いられているサンプルの国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identity:IMEI)を携帯電話関連の世界最大の業界団体であるGSMA(Global System Mobile Association)が運営するデータベースで検索すると、型番「KYG07」であることが判明していました。
KYG07は型番規則からKDDIおよび沖縄セルラー電話向けスマホだと見られ、従来通りであれば、シニアなど向け「BASIO」シリーズや「DIGNO BX」などの法人向け「DIGNO」シリーズの次機種になるのではないかと思われていましたが、新たにデジタル庁が「Androidスマホ用電子証明書」の対応機種として「DIGNO SX5 KYG07」を掲載し、KYG07がエントリースマホ「DIGNO SX5」であることを案内しています。
なお、KDDIおよび沖縄セルラー電話では京セラ製スマホ「KYG05」も発表していませんが、KYG05はBluetoothの認証団体であるBluetooth SIGによって同じくエントリースマホ「DIGNO SX4」であることが掲載されています。Declaration IDは「D068710」。DIGNO SX4やDIGNO SX5はすでにメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)が発売されてしばらく経っているほか、デジタル庁にDIGNO SX5 KYG07が掲載されたことから公式Webサイトには掲載されていないものの、法人など向けなどとして展開されている可能性はありそうです。
DIGNO SX5は京セラが展開する「DIGNO」ブランドの最新機種で、前機種となるDIGNO SX4の後継機種となっており、主に法人向けとして「長く使えて、頼れる一台。法人の期待に応えるスマートフォン」をコンセプトに設計され、最大4回のOSバージョンアップや発売日から起算して最長5年間のセキュリティアップデートを予定し、長期サポートや優れた耐久性、さまざまな業務向け機能を備えています。
また法人の利用者が抱える運用コストや安定性、セキュリティー、作業効率といった課題を総合的に解決し、内蔵メモリー(RAM)がDIGNO SX4では4GBでしたが、8GBに増量されたことに加え、新たに内蔵ストレージを用いた仮想メモリー機能を搭載しています。さらに急速充電(最大33W)にも対応し、充電時間は約95分(ACアダプタ09M使用時)となり、バッテリー容量もDIGNO SX4の4000mAhから4500mAhへと強化され、業務を止めることなく、より快適に利用できるモデルへと進化しました。
さらにバッテリー内部に安全層を追加することによって電池の高い安全性を確保し、製品安全性規格の2倍以上(100cm)の高さから直径50mm・重さ500gの鋼球を電池へ落下させる衝撃試験においても発煙や発火が発生しないことを確認しているとのこと。また「バッテリーケアモード」によって充電時の負荷を軽減することでバッテリーの長寿命化を実現し、バッテリーにかかる負荷を軽減してバッテリー寿命が約1.5~2倍長持ちするということです。その他にも引き続いてストラップ穴も搭載しています。
主な仕様は約6.1インチHD+TFT液晶およびMediaTek製チップセット(SoC)「Dimensity 6400」、128GB内蔵ストレージおよびmicroSDXCカードスロット(最大2TB)、3.5mmイヤホンマイク端子、USB Type-C端子、約5000万画素CMOSリアカメラ、約800万画素CMOSフロントカメラ、顔認証、指紋認証(側面)、FeliCa、NFC Type A/B(マイナンバーカード対応)、位置情報取得(A-GNSS:GSP、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS)など。
通信面では法人向けとしてsXGPに対応するほか、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4および5GHz)の他に高速ローミングのためのIEEE802.11r/k/v/wに部分的に対応し、BluetoothはVersion 6.0で、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMに対応し、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしています。その他の詳細な製品情報は『京セラ、新エントリースマホ「DIGNO SX5」のメーカー版「KC-S306」を3月27日に発売!NTTドコモ・ドコモビジネスから。価格は4万7960円 – S-MAX』をご確認ください。
5G NR: n1, n3, n28, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 28, 38, 39, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
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