アメリカ合衆国(以下、アメリカ)の連邦通信委員会(以下、FCC)は29日(現地時間)、Sharp(シャープ)の未発表な5G対応スマートフォン(スマホ)が2026年7月23日(木)より順次認証を通過していることを公開しています。FCC ID(認証番号)は「APYHRO00342」で、携帯電話ネットワークの5G NR方式および4G LTE方式、3G W-CDMA方式、2G GSM方式のほか、IEEE802.11ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth、NFCで認証を取得しています。
このため、無線LANがWi-Fi 5までしか対応していないため、エントリークラスからミッドレンジクラスあたりになると思われ、シャープではこれまで発表されていない機種として「SH-M36」が存在することが明らかとなっていますが、先日行われたフラッグシップスマホ「AQUOS R11」の新製品発表会などでは「2026年度は(AQUOS sense以上の)中高価格帯を7割に増大する」として実質的に2026年度はエントリークラスの「AQUOS wish」シリーズの新製品を投入しないことを示唆しています。
そのため、今年後半に投入されると見られるミドルレンジクラスの次期スタンダードスマホ「AQUOS sense11」(仮称)がSH-M36なのではないかと予想されます。一方、AQUOS R11のソフトバンク向けが「AQUOS R11(型番:A602SH)」であることが判明しているため、現時点では「A601SH」が抜けており、今回、FCCを通過した機種はこのA601SHなのではないかと推察されます。
またシャープではソフトバンクにシニアなど向け「シンプルスマホ」シリーズを供給しており、既存機種「シンプルスマホ7(型番:A404SH)」は2024年7月に発売なので、すでに2年が経過していることもあり、このA601SHは次期シニアなど向け「シンプルスマホ8」(仮称)となるのではないかと考えられます。なお、シンプルスマホは「シンプルスマホ6(型番:A201SH)」が2022年4月発売、「シンプルスマホ5(型番:A001SH)」が2020年9月発売なので、おおよそ2年前後サイクルで発売されてきています。
シャープではスマホについても「AQUOS」ブランドを展開しており、ここ数年はハイエンド向け「R」シリーズやミッドレンジ向け「sense」シリーズ、エントリー向け「wish」シリーズをそれぞれおおよそ1年ごとにリリースし、AQUOS Rシリーズは同社のフラッグシップスマホとして2021年に発売された「AQUOS R6」からLeica Camera(以下、ライカ)が監修したカメラシステムを搭載しています。
一方、それ以外にも移動体通信事業者(MNO)向けに企画機を供給しており、前述通りにソフトバンク向けにはシンプルスマホシリーズ、KDDIおよび沖縄セルラー電話向けには「BASIO」シリーズなどの開発・製造を担当しています。そうした中で今回、シャープの未発表なスマホがFCCを通過し、同社が2026年度はエントリースマホを出さなそうな流れであるため、こうした企画機に相当するのではないかと考えました。
なお、BASIOシリーズの既存機種も2024年4月に発売された「BASIO active2(型番:SHG12)」なのでこちらの可能性も十分にありそうですが、ひとまずソフトバンク向けのA601SHが抜けているため、A601SHに相当する機種が存在することはほぼ確実であるため、まずはA601SHなのかなと考え、そうであるならシンプルスマホ8なのかなという予想です。
| 機種 | 型番 | 発売時期 |
| シンプルスマホ7 | A404SH | 2024年7月 |
| シンプルスマホ6 | A204SH | 2022年4月 |
| シンプルスマホ5 | A001SH | 2020年9月 |
| BASIO active2 | SHG12 | 2024年4月 |
| BASIO active | SHG09 | 2022年10月 |
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