トーンモバイルの基本プランを3月1日より刷新!IP電話だけでなく携帯電話の音声通話・SMSにも対応

フリービット傘下のドリーム・トレイン・インターネット(以下、DTI)は26日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している携帯電話サービス「トーンモバイル」において提供している基本プランを月額料金を変えずに2021年3月1日(月)よりバージョンアップすると発表しています。

トーンモバイルではこれまでも月額1,000円(金額はすべて税抜、税込では1,100円)の基本プランを提供してきましたが、月額料金は変わらずに3月1日からは090・080・070の携帯電話番号に加えて050のIP電話サービスも利用できるようにアップデートするとのこと。

また高速データ通信についても動画視聴などの一部機能以外は使い放題に4月中に対応するほか、カメラのキタムラ店頭での取り扱いを今春に100店舗まで拡大する予定だということです。なお、トーンモバイルが基本プランをバージョンアップするのは今回がはじめてとなります。

なお、バージョンアップした基本プランは2021年3月1日以降にトーンモバイルオリジナル機種を契約した場合が対象で、TONE SIM (for iPhone)を契約している場合は対象外となり、TONE SIM (for iPhone)は継続して月額1,500円で提供されます。

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トーンモバイルは独自のテクノロジーを活用したスマートフォン(スマホ)など向けサービスを通して社会問題の解決に取り組み、家族向け見守りサービス「TONEファミリー」や充実したサポート体制など、消費者のニーズに丁寧に応え、初めてスマホを利用する子どもやシニア世代、その家族にも安心なサービスを提供しているとのこと。

また2013年の創業以来7年、1機種1プランで月額1,000円のシンプルさを変わらず貫き、製品から回線、販売、サポートまでを自社による垂直統合型で提供するMVNOで唯一のサービスを展開し、2013年以降にMVNO市場にはさまざまな企業が参入し、昨今では移動体通信事業者(MNO)の大手各社が安いプランを出すなど価格面での競争が続いていますが、同社では利用者にとってはプランの多さなどの複雑性を増すだけで、スマホ市場の構造的問題は大きく変わってないのが現状だとしています。

そのような中でトーンモバイルではシンプルな「インターネット使い放題で月額1,000円」という基本プランを継続しつつ、これまでの基本プランでは注釈が付いていた電話番号引き継ぎや090・080・070の音声通話サービスが必要な場合は「090音声通話オプション」に加入する必要がある点、さらにアプリのダウンロード時等には無線LAN(Wi-Fi)接続または別途「高速チケット」の購入が必要な点の複雑性を解消します。

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基本プランのバージョンアップでは090音声通話オプションへの加入の必要がなくなり、標準で090・080・070の携帯電話の音声通話サービスと050によるIP電話の音声通話サービスの2つの番号に対応し、プライベートと仕事用、家族と友達用、着信用、登録用などの使い分けが可能になります。なお、SMSも標準で利用可能となっています。

また「090電話かけ放題オプション」(月額950円)に加入すると、月額1,950円で1回5分以内の国内通話が回数無制限でかけ放題にて利用可能となります。さらに2つの電話番号はどちらも詐欺電話などの可能性がある電話番号からの着信時にAIで検知して画面に警告を表示する「あんしん電話」に対応しています。

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高速通信制限についてもフリービットグループのPre 5G技術であるスライシング技術を活用して速度制限を動画視聴などの一部機能の利用時のみに限定し、2021年4月(開始日未定)より「高速チケット」を「動画チケット」とし、改めて「動画を視聴する時以外は速度の制限のないインターネット使い放題」のサービスとなります。

動画視聴などの一部機能以外の使い放題が開始される2021年4月まではアプリダウンロード(午前1時~午前6時以外)と動画視聴などの一部機能を利用する際にはWi-Fi接続か動画チケットの購入が必要で、2021年4月からは動画視聴などの一部機能を利用する際のみにWi-Fi接続か動画チケットの購入が必要です。

なお、データ通信はベストエフォート型サービスで、動画視聴以外のファイル交換(P2P)などの帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信については速度や通信量を制限することがあるとしています。さらにトーンモバイルではMVNOやサブブランドなどでは対応することが難しい店頭販売およびサポートを強化するため、この春、カメラのキタムラでの取扱い店舗を100店舗まで拡大し、全国のうち46都道府県で展開します。

記事執筆:memn0ck


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