既報通り、携帯電話関連の世界最大の業界団体であるGSMA(Global System Mobile Association)が運営する国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identity:IMEI)のデータベースにおいてSharp(以下、シャープ)の未発表な型番「SH-M35TW」および「SH-M35SG」、「SH-M36TW」、「SH-M36SG」が登録されています。型番規則からそれぞれ「SH-M35」および「SH-M36」の台湾向けおよびシンガポール向けだと思われます。
SH-M35およびSH-M36は現時点では未発表な型番で、型番規則から日本で発売される場合にはオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)となり、ここ数年はシャープでは「AQUOS」ブランドにおけるスマホのメーカー版としてフラッグシップスマホ「AQUOS R」、スタンダードスマホ「AQUOS sense」、エントリースマホ「AQUOS wish」を主に展開しており、通例の発売時期を鑑みると、SH-M35とSH-M36は次期フラッグシップスマホ「AQUOS R11」および次期エントリースマホ「AQUOS wish6」(ともに仮称)となるのではないかと予想されます。
そうした中で今回、新たにアメリカ合衆国(以下、アメリカ)の連邦通信委員会(FCC)は28日(現地時間)、シャープの未発表な5G対応スマホ「HRO00341」が2026年5月26日(火)より順次認証を通過していることを公開しています。FCC IDは「APYHRO00341」。詳細は不明ですが、APYHRO00341は既存機種ではなく、無線LANのWi-Fi 7(IEEE802.11be)に対応しているため、ミッドハイレンジクラスからハイエンドクラスあたりなのではないかと予想され、恐らくAQUOS R11になるなのではないかと推察されます。
シャープではAQUOSブランドにおけるメーカー版のスマホとしてフラッグシップモデル「AQUOS R」シリーズとスタンダードモデル「AQUOS sense」シリーズ、エントリーモデル「AQUOS wish」シリーズを中心に展開しており、AQUOS Rシリーズには上位機となるproを投入することもあるほか、かつては大画面かつ軽量をコンセプトにした「AQUOS zero」シリーズも展開していました。
他にも移動体通信事業者(MNO)向けに「BASIO」ブランドや「シンプルスマホ」なども納入しているほか、モバイルルーターも開発・製造しています。これらのうちのメーカーブランドのスマホについては主にAQUOS RとAQUOS wishがその年の前半、AQUOS senseがその年の後半に投入されることが多くなっており、今年も恐らく次機種としてAQUOS R11とAQUOS wish6、そして「AQUOS sense11」が登場する見込みです。
このうちのAQUOS R11と見られる機種がFCCを通過し、公開されている資料から既存機種「AQUOS R10」と比べると、4隅の角がより丸みのあるデザインになっているようです。またバッテリー容量が定格で4900mAh、標準で5100mAh(電圧は3.92V)となるとされており、AQUOS R10は定格で4880mAh、標準で5000mAh(電圧は3.89V)でしたので、若干だけ増量されることになりそうです。またパッケージ(箱)は約176.2×92.4×26mmとなっており、これはAQUOS R10と同じとなるため、サイズとしては大きくは変わらなそうです。
一方で一部のECサイトではケースなどが登録されており、実際にこれらの情報を裏付けるかのように角がAQUOS R10よりもかなり丸みがある画像が掲載され、画面はサイズが6.6インチと記載されているため、AQUOS R10の6.5インチよりもスペック上は0.1インチ大きくなる模様です。なお、そのケースの画像では引き続いてドイツの光学機器メーカー「Leica Camera(以下、ライカ)」のロゴがあり、ライカと共同開発したカメラシステムを搭載していることが示されています。
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