S-MAX

衛星

KDDI、建設中の超高層ビルの通信環境を衛星通信「Starlink」で構築!通信環境構築の効率化により建設現場のDXに貢献へ


KDDIがStarlinkを建設中の高層施工フロアの通信環境構築に活用!

KDDIは24日、清水建設とともに清水建設が施工する都内の超高層ビルの建設現場において衛星通信サービス「Starlink」を用いた「携帯電話圏外の高層施工フロアにおける通信環境整備に関する実証」を2023年8月から10月にかけて実施したと発表しています。

建設中の高層施工フロアは携帯電話の電波が届きにくく、建築の階層が上がるごとに光ファイバーなどでのネットワーク構築が必要になるため、これまではコストがかかるなどしていましたが、Starlinkをタワークレーンのガイサポートに設置することによって通信環境の構築が可能であることを確認したということです。

続きを読む

NTTドコモ、衛星通信サービス「ワイドスターⅢ」を発表!10月11日にて提供開始し、最大3Mbpsで利用可能。専用携帯電話機も販売


NTTドコモが新しい衛星通信サービス「ワイドスターⅢ」を10月11日より提供!

NTTドコモは20日、衛星通信サービス「ワイドスターⅢ」を2023年10月11日(水)より提供開始すると発表しています。合わせてワイドスターⅢに対応した携帯電話機「ワイドスターⅢ可搬型端末」(以下、可搬型端末)と「ワイドスターⅢ設置型端末」(以下、設置型端末)を同日より販売開始するとのこと。

ワイドスターⅢは静止衛星(赤道上空3万6千Kmの静止軌道上に設置されているN-STAR衛星)によって日本全土および日本沿岸から約200海里をサービスエリアとし、地上災害や気象の影響を受けにくい安定した通信サービスを提供でき、通話やショートメッセージ(SMS)、データ通信が利用できます。

これにより、平時に加えて緊急時の連絡手段、企業のBCP対策など、幅広いシチュエーションで活用可能となります。また音声通話では携帯電話番号(0A0)による発着信や緊急通報(110・118・119)が利用可能で、データ通信では通信速度が下り最大1.5Mbpsでの通信が可能なほか、複数の周波数を束ねるキャリアアグリゲーション(CA)によって下り最大3Mbpsとなるということです。

端末は新たにGPSに対応し位置測位が可能になり、またRJ-11コネクターを搭載したことで固定電話機との直接接続が可能なほか、可搬型端末には無線LAN(Wi-Fi)経由による通信が行えるモバイルWi-Fiルーター機能も搭載しており、手持ちのスマートフォン(スマホ)のテザリングだけでなく、専用アプリをインストールすることでハンドセット代わりに利用することが可能になります。

一方、設置型端末にはRJ-11コネクターを2つ搭載しているため、着信時に音声通話とFAXの使い分けが可能になります。料金(金額はすべて税込)はタイプMプラン契約で月額基本使用料10,450円(2,200円分の無料通話・SMS料金を含む)から利用でき、提供開始に合わせて基本使用料を割引する「【タイプM限定】ワイドスターⅢご利用スタートキャンペーン」が実施されます。なお、WSⅢ船舶用レンタルサービスが近日提供開始予定とのこと。

このキャンペーンによってタイプMプラン契約の場合に同社のこれまでの衛星通信サービス「ワイドスターⅡ」のタイプMプランと同額の月額5,390円から利用可能となります。なお、端末の価格はドコモビジネスの営業担当者へ問い合わせるように案内されてます。NTTドコモは今後も利用者に寄り添い、サービスを便利に安心して利用できるようにサービスの向上に取り組んでいくとしています。

続きを読む

KDDIとSpace X、衛星通信サービス「Starlink」にて衛星とスマホの直接通信サービスを2024年内に提供予定!まずはメッセージ送受信に対応


KDDIが衛星とスマホの直接通信を提供予定!音声通話やデータ通信も順次対応

KDDIは30日、都内にて「au・スペースX共同会見」を開催し、同社の携帯電話サービス「au」においてSpace Exploration Technologies(以下、Space X)が提供している衛星通信サービス「Starlink」の最新鋭の衛星とスマートフォン(スマホ)との直接通信サービスの提供に向けて新たに業務提携したと発表しています。

衛星とスマホの直接通信サービスはSpace Xが開発したStarlinkとau通信網を活用することによってau通信網を利用するスマホが衛星と直接つながり、空が見える状況であれば、au通信網の圏外エリアでも通信をすることが可能になります。

これにより、これまで日本国内のどの通信事業者でも5Gや4G、3Gでは提供が困難だった山間部や島しょ部を含む日本全土にau通信網のサービスエリアを拡張でき、スマホにおける「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していくということです。またKDDIではauだけでなく携帯電話サービス「UQ mobile」や「povo」でも使えるようにしたいとのこと。

なお、直接通信サービスは2024年内を目途に提供開始予定で、まずはSMSなどのメッセージ送受信から開始し、音声通話/データ通信も順次対応予定となっており、既存の携帯電話の周波数帯を使用することからすでに利用しているauのスマホのまま衛星と通信が可能となります。

KDDIでは世界各国の通信事業者とも協力して海外渡航時においてもこの衛星とスマホの直接通信サービスが利用できるよう検討していき、世界中にいる家族や友人との連絡手段として、また緊急時にも活用できるようにしたいとしています。

なお、同社ではは今後もStarlinkの活用などによって利用者に安定的な通信サービスを提供するほか、事業環境の変化に迅速に対応しながら経済発展と社会課題の解決を両立するレジリエントな未来社会に向けて掲げた「KDDI VISION 2030」である「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる」ことをめざしていくということです。

続きを読む

KDDI、衛星通信サービス「Starlink」をバックホール回線に利用したau通信網が5G基地局にも対応!まずは乗鞍岳畳平バスターミナルで運用開始


Starlinkを利用しtau通信網のバックホール回線に5G基地局が導入開始!

KDDIは25日、携帯電話サービス「au」や「UQ mobile」、「povo」などのau回線を利用した通信網において衛星通信サービス「Starlink」を用いたバックホール回線として新たに5G基地局の運用を2023年8月26日(土)より開始すると発表しています。まずは岐阜県高山市丹生川町の乗鞍岳畳平バスターミナルにて運用が行われるとのこと。

これにより、サービス提供が困難とされていた山間部においても5Gでの高速通信が可能となり、非常時の通信手段の役割に加えて快適なキャッシュレス決済や動画などのリアルタイムな共有などといった体験価値の向上にも貢献するとしています。なお、Starlinkをau通信網のバックホール回線として利用する5G基地局の運用は初となります。

続きを読む

KDDIと商船三井、衛星通信サービス「Starlink」をクルーズ船やフェリー、内航RORO船でのトライアルを8月以降順次実施!秋以降に本格導入


商船三井グループが運航するクルーズ船およびフェリー、内航RORO船にStarlinkが順次導入!

商船三井とKDDIは1日、船上の通信環境改善を目的にSpace Exploration Technologies(以下、SpaceX)が提供する衛星通信サービス「Starlink」を用いた商船三井グループが運航するクルーズ船およびフェリー、内航RORO船での法人向けサービス「Starlink Business」のトライアル利用を実施すると発表しています。

これにより、航海中にダウンロード速度最大220Mbpsの通信環境が利用でき、乗組員と乗船客の高速通信と安全な運航に貢献するとのこと。なお、両社ではこのトライアルで技術的な検証や経済性の評価などを行い、2023年秋以降に各船の状況・スケジュールに応じて順次本格導入していく計画だということです。

続きを読む
最新記事
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
検索
アマゾン タイムセール
特集
月別アーカイブ
キャリア公式オンラインストア
ドコモオンラインショップ au Online Shop ソフトバンクオンラインショップ Y!mobileオンラインストア 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI
ソーシャルネットワーク
Twitterもチェックtwitter_logo

このサイトについて
スマートフォンを中心としたモバイル全般の使い方やニュース、レビューなどを提供しています。

執筆は「K-MAX」メンバーを中心に行っていますが、タレコミ、S-MAX(エスマックス)に寄稿したいというご要望も受け付けていますので、興味をもっていただけましたら、お気軽にご連絡ください。

S-MAX編集部(連絡先:s-max【at】kmax-biz.com)
記事一覧 / Twitter:@smaxjp

編集長・ライター:memn0ck
記事一覧 / Twitter:@memn0ck

>>詳しくはこちらへ

ライター執筆者は以下を参照ください。