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KDDI、Starlink衛星とスマホの直接通信サービス提供開始に向け電波発射の許可を取得!2025年春頃から品質を高めて本格提供を開始予定


KDDIが衛星とスマホの直接通信サービス提供に向け電波発射!写真は総務省の佐藤 善昭氏(左)とKDDIの川西 直毅氏(右)

KDDIは25日、Space Exploration Technologies(以下、SpaceX)が提供する衛星通信サービス「Starlink」の衛星と携帯電話サービス「au」のスマートフォン(スマホ)の直接通信サービスの提供に向けて2024年12月24日(火)までに総務省から携帯電話端末で衛星直接通信を行うための免許の交付、米国連邦通信委員会(FCC)から商用ライセンスに基づくStarlink衛星の電波発射の許可を受けたと発表しています。

同社ではすでに紹介しているようにこれまでStarlink衛星とスマホの直接通信サービスの提供に向けて実証実験を行うなどの準備を進めていましたが、新たに総務省から携帯電話端末で衛星直接通信を行うための免許の交付とFCCから商用ライセンスに基づくStarlink衛星の電波発射の許可を受けたことを受け、新たにStarlink衛星からの電波を12月25日(水)より発射するとのこと。

また年内には一部の人を対象にベータ版サービスを提供予定だとしています。さらにこのベータ版サービスを通じて安定した品質のサービス提供と対応機種拡大に向けて全国各地域で技術検証を行った後、一般向けサービスは2025年春頃から本格提供を開始予定だとのこと。これにより、KDDIでは衛星とスマホの直接通信サービスを通じて日本全土にauのエリアを拡張して「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していくとしています。

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KDDI、鳥羽商船高専が新造する「鳥羽丸」に衛星通信サービス「Starlink」を活用したau基地局を設置!災害時の船舶型基地局として運用開始


KDDIが「鳥羽丸」に衛星通信サービス「Starlink」を活用したau基地局を設置!2025年3月をめどに運用開始予定

KDDIは27日、携帯電話サービス「au」や「UQ mobile」、「povo」および仮想移動体通信事業者(MVNO)などのau回線における災害時の迅速なエリア復旧体制を構築するために国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高専)が新造する「鳥羽丸(とばまる)」に衛星通信サービス「Starlink」を活用したau基地局を設置すると発表しています。

これにより、2025年3月を目途に鳥羽丸を活用した船舶型基地局の運用を開始するということです。なお、KDDIと鳥羽商船高専は2024年11月27日(水)に「災害発生時における船舶型基地局の設置に関する連携協定書」を締結したとのこと。KDDIではこれまでにも南海トラフ地震に備えて太平洋側を中心に船舶型基地局を6機設置しており、今回の鳥羽丸への設置で7機目となります。

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KDDI、衛星通信サービス「Starlink」による携帯電話サービスエリア構築ソリューションと自律飛行型ドローンでダムの災害時点検実証を実施


衛星通信サービス「Starlink」と自律飛行型ドローンによる地震発生後を想定した臨時点検実証を葛野川ダムで実施!

KDDIとKDDIスマートドローン、東京電力リニューアブルパワーは18日、東京電力リニューアブルパワーが運営する「葛野川ダム」(山梨県大月市)において衛星通信サービス「Starlink」を活用した携帯電話サービスのエリア構築ソリューション「Satellite Mobile Link」を用いた自律飛行型ドローンによる地震発生後を想定した臨時点検実証実験を2024年11月14日(木)に実施したと発表しています。

実証実験では人に代わって自律飛行型ドローンがダムから半径約2Km圏内の点検飛行を行い、ダムに異常がないかを遠隔地からでもリアルタイムに把握可能なことを確認したとのこと。これにより、地震時1次点検業務の効率化促進によって危険な保守・点検業務から作業員の人命を守ることに貢献する見込みだということです。なお、Satellite Mobile Linkで水力発電ダムの通信環境を構築した事例は日本国内初となるとしています。

利用した自律飛行型ドローンは「Skydio X10」、自動充電ポート付ドローンは「G6.0 & NEST」とのこと。その他、KDDIは2024年5月から利用者の事業成長・社会課題解決へ貢献するため、AI時代の新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX(ワコンクロス)」を始動し、WAKONXを通じて老朽化するインフラ施設の保守点検業務の効率化などをめざすとしています。

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KDDI、Starlink衛星とauスマホの直接通信実証に成功!空が見える状況であれば圏外エリアでも通信ができるサービスを提供開始予定


KDDIがStarlink衛星とauスマホの直接通信実証実験に成功!

KDDIは24日、Space Exploration Technologies(以下、SpaceX)が提供する衛星通信サービス「Starlink」の衛星と携帯電話サービス「au」のスマートフォン(スマホ)の直接通信サービスの実証実験を2024年10月23日(水)に実施して成功したと発表しています。実証実験では沖縄県久米島の実験環境で実施し、圏外状況のauスマホが地球低軌道に位置するStarlink衛星と直接通信してSMS送受信ができることを確認したとのこと。

KDDIとSpaceXはStarlinkとau通信網を活用することによってauスマホが衛星と直接つながり、空が見える状況であれば圏外エリアでも通信ができるサービスを提供開始予定で、これまでどの日本国内通信事業者でも5Gや4G LTEなどでは提供が困難だった山間部や島しょ部を含む日本全土にauのエリアを拡張して「空が見えれば、どこでもつながる」体験を実現していくとしています。

なお、日本国内における衛星とスマホの直接通信実現に向けた電波関連法令の整備に関しては他システムとの共用検討結果を入力するなどの検討に必要な情報を提供して技術的条件の策定に貢献しました。また今回の実証実験は実験試験局免許を取得して実施しているということで、実証実験を行なっている写真からAndroid搭載スマホが用いられていることがわかります。

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NTTドコモ、衛星通信サービス「ワイドスターII」を2028年3月31日に終了!先立って2025年3月31日に新規申込受付終了。後継のワイドスターⅢを提供開始済み


NTTドコモが衛星通信サービス「ワイドスターII」を2028年3月31日に終了!

NTTドコモは3日、衛星電話サービス「ワイドスターII」の提供を2028年3月31日(金)をもって終了すると発表しています。またサービスの提供終了に伴い、新規申込受付を2025年3月31日(月)に終了するとのこと。なお、同社ではすでに紹介しているように後継サービスとして「ワイドスターⅢ」を2023年10月から提供しています。

そのため、NTTドコモではワイドスターⅢに経営資源を集中すべく、ワイドスターIIの提供を終了することにしたということです。ワイドスターIIは2010年4月から「ワイドスター」の後継サービスとして提供開始されて以来、官公庁やライフライン関連の企業などで利用され、災害発生時には被災者支援や復旧作業に従事する各機関の連絡手段として活用されてきました。

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