5万円以下のミニPC「GEEKOM AIR12」の2026年モデルを試す!Intel Pentium Gold 7505で快適動作の高い実用性に【レビュー】


5万円以下のミニPC「GEEKOM AIR12」の2026年モデルをレビュー!

スマートフォン(スマホ)がいつでも使えて便利なため、すっかり主役を奪われてしまいましたが、一方でまだパソコン(PC)にも画面の大きさや操作性などといった利点も多くあります。そんなパソコンでもやはりゲームや動画制作、AIなどではハイスペックな性能が必要となりますが、昨今ではパソコンの性能が全体的に上がっているため、低価格帯のパソコンでも動画視聴やSNS、Web閲覧などの日常ユースでは十分に対応できるようになっています。

そんな低価格帯のコストパフォーマンス(コスパ)の良いパソコンとしてノートパソコンで採用される部品で組まれたコンパクトなミニPCがあり、小さな筐体で場所をとらず、静音性も高いため、家庭用やサーバー用にオススメです。今回、ミニPCのパイオニアである台湾のメーカーであるGEEKOMの日本法人であるギコムから「GEEKOM AIR12」が2026年モデルとして5万円を切る価格(金額はすべて税込)で登場しています。

販売されているモデルは内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージの違いによって複数あり、価格はオープンながら公式Webサイト( https://geekom.jp/ )内の公式Webストアでは8GB RAM+256GB SSDが5万円を切る49,900円、8GB RAM+512GB SSDが54,900円、16GB RAM+512GB SSDが64,900円で、さらに現時点では8GB RAM+256GB SSDが2,000円OFFの47,900円となっています。今回はこのGEEKOM AIR12をご提供いただいて実際に試すことができましたのでその模様を紹介します。


GEEKOM AIR12のパッケージ(箱)

GEEKOM AIR12はコンパクトなミニPCとして当初、プロセッサーに「Intel N100」を搭載したモデルが2024年に発売され、その後、2025年にプロセッサーが「Intel N150」に変更され、さらに本体が金属製フレームとなったモデルが販売されていましたが、新たにプロセッサーが「Intel Pentium Gold 7505」になった2026年モデルが登場しました。なお、2026年モデルでは引き続いて金属製インナーフレームを採用しています。

サイズは約11.7×11.2×3.42cm、質量は約460gで、ミニPCではありますが、インターフェースはしっかり揃っており、USB4×2およびUSB 3.2 Gen2×2となっており、USB 3.2 Gen 2で高速なデータ転送が可能です。またHDMI 2.0やMini DisplayPort、USB Type-Cにによって3台のモニターへ同時接続が可能で、USB Type-C端子は8K/60Hzの出力にも対応しています。


GEEKOM AIR12の同梱物

またUSB 3.2 Gen 2で高速なデータ転送が可能で、その他にもイーサネット端子(2.5G)やSDカードスロット、3.5mイヤホンマイク端子、ケンジントンロックなどを搭載しています。さらにデュアル銅製ヒートパイプ冷却ファンが搭載され、ファンレスではないものの、TDPは15Wと省電力設計で静音性が高くなっています。同梱物はPC本体のほか、電源アダプターやHDMIケーブル、VESAマウント用ブラケット、取扱説明書となっています。


GEEKOM AIR12とiPhone 16eのサイズ比較

GEEKOM AIR12(正面)

GEEKOM AIR12(背面)

GEEKOM AIR12(左側面)

GEEKOM AIR12(右側面)

Intel Pentium Gold 7505は2021年にリリースされたモバイル向けの第11世代「Tiger Lake」のプロセッサーで、CPUがデュアルコア(4スレッド)のクロック数が最大2.0GHz(ブースト時は最大3.50GHz)となっており、GPUは第11世代のIntel UHDグラフィックスを内蔵しています。これにより、上位のIntel Core i3にも迫る処理能力を低価格帯で実現した隠れた名CPUと呼ばれています。

もちろんモバイル向けなので動画のエンコードや本格的なゲームなどの重いマルチタスク処理には向いていませんが、シングルコア性能が比較的高いため、WebブラウジングやOfficeソフトの操作、動画視聴を快適に行うことができます。またRAMはシングルチャネルDDR4 SODIMM(3200MHz)で最大32GBまで拡張でき、SSDはM.2 2280 SATAで最大2TBまで搭載できます。


ベンチマークソフト「PassMark Rating」のCPU Markは5500台

GEEKOM AIR12の2026年モデルのバージョン情報。OSはWindows 11 Proがプリインストール

実際にGEEKOM AIR12の2026年モデルを使用してみると、5万円を切る価格帯で、Web利用や動画視聴が快適に動作することに驚きました。動画エンコードやゲームなどの重い作業を行わない日常的な操作では十分だと感じましたし、省電力で静音性も高いため、手軽に使えるパソコンとして家庭や子供の勉強にも活用できそうです。メインパソコンをノートパソコンにする人も増えていますが、家庭用のサブパソコンとしてなどでもGEEKOM AIR12はオススメな機種になっていると感じました。

<「GEEKOM AIR12」(2026年モデル)の主な仕様>
サイズ 117×112×34.2mm
質量 460g
本体色 ブラック
CPU Tiger Lake Gold 7505
TDP 15W
GPU 第11世代インテルUHDグラフィックス
メモリー DDR4 260PIN SODIMM、最大32GB
ストレージ SSD(2280 M.2 SATA)×1(最大2TB)
オーディオ HDA CODEC
インターフェース
(I/Oポート)
USB Type-C端子(データ専用)×1
USB Type-C端子(DP 1.4 Alt Mode対応)×1
USB3.2 Gen 2端子×2
SDカードリーダー×1
3.5mmイヤホンマイク端子×1
RJ45×1
HDMI 2.0端子×1
MINI DP端子×1
DCイン×1
電源ボタン×1
ケンジントンロック×1
LED 電源LED(電源ON:青色、S3:オレンジ色点滅)
有線LAN Intelイーサネット(10/100/1000Mbps)
無線LAN Wi-Fi 6 M.2 1216、YM2208(CNVI)
バッテリー RTCコインバッテリー
FTPM2.0 DTPM2.0 サポート(オプション)
アダプター 100〜240V AC間の自動電圧調整、50/60Hz、3ピン、長さ1.8m
45W(19V/2.36A)、65W(19V/3.42A)
PCBA寸法 109.1×107.63mm
認証 CE、RoHS、FCC、CEC、CB、PSE、TELEC
OS Windows 11 Pro 25H2(モダン スタンバイ対応)
付属品 VESAマウント

記事執筆:伊藤浩一

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