Japan IT Week春2026:富士ソフト、3つのSIMを切替可能なUSBドングル型データ通信端末「+F FS045U」を展示!今夏発売の次機種【レポート】


富士ソフトの次機種は国内初のeSIM対応なUSBスティック型データ通信端末「+F FS045U」に!正式発表前に参考展示

東京ビッグサイト(東京・有明)にて2026年4月8日(水)から10日(金)の3日間に渡ってIT関連全般を扱う国内最大級の総合展示会「Japan IT Week 2026春展」(主催:RX Japan)が開催されました。なお、同展示会はIT・DX・AI総合展として「Japan DX Week」や「営業・デジタルマーケティング Week」などが同時開催されたほか、特別エリア「Japan Startup Summit」も併設されていました。

前述通り、日本国内で開催されるIT関連の展示会としては国内最大級となっており、合計7つものジャンル別の展示会が同時に開催されるイベントで、その中でもJapan IT Week 2026春展はIT関連の機器やソリューション、サービスなどを取り扱う企業が多数参加していました。今回、通信や関連機器を扱う企業も複数参加していたため、筆者も取材へ行ってきましたので、いくつかの展示ブースの紹介したいと思います。

まず最初はJapan IT Week 2026春展内の「組込み・エッジAI EXPO IoTシステム開発 EXPO」エリアのソラコムブースにて富士ソフトが現時点では正式発表前で2026年夏頃に発売を予定しているというUSBスティック/ドングル型データ通信端末の次機種「+F FS045U」が展示されていたため、外観や製品の特徴などを中心に写真を交えて紹介します。

USBスティックとしては珍しい5G対応

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ブース内に展示されていた+F FS045Uの解説パネル

F+ FS045Uは前述のように富士ソフトが2026年夏頃に発売を予定しているUSBスティック型データ通信端末の次機種で、2018年1月に発売された既存の「+F FS040U(型番:FSM04UJ-B02)」の後継機種となり、主に法人向けへの利用を想定しているということです。なお、+F FS040Uは当初はSIMがmicroSIMカード(3FF)スロットでしたが、その後、2024年1月よりnanoSIMカード(4FF)スロットに変更された「+F FS040U nano(型番:FSM04UJ-B03)」が販売されています。

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+F FS045Uの表面(画像=左)と背面(画像=右)

F+ FS045UもUSBスティック型ということで、バッテリーレスでの使えるため、管理・補完がしやすく、主に法人向け(IoT・M2Mなど用途)として開発されていますが、もちろん個人でも購入可能になる見込みです。最大の特徴としてはSIMがnanoSIMカードスロットが2つに加え、eSIMに対応した「トリプルSIM」になったことで、特に日本国内では初となるeSIMに対応したUSBスティック型データ通信端末であることが挙げられます。

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+F FS045Uのインジケータ部分を拡大したところ。「SIM1・SIM2・eSIM」の表記が確認可能

詳細なサイズや質量、通信速度、対応周波数帯などの全容は順次公開される見通しということですが、解説パネルに記載されているのが「5G」対応ではなく、3GPP Release 17で導入された5G機能縮小規格「5G RedCap」対応としているあたり、5Gでの通信速度はフルスペックのものではなく、5G RedCapでの接続のみとなりそうです。なお、可能性としてはLTE+5G RedCapの構成が考えられますが、現時点では未公表なため、詳細は不明です。

【5G RedCapとは】
5G Reduced Capability(性能を抑えた)の略で、アンテナの数や通信の帯域幅を制限することにより、5Gの安定性・低遅延を維持しつつも省電力・小型化・低コスト化を実現したIoT向けの5G通信規格です。通信速度自体は概ね、数十〜150Mbps程度とされます。一方、省電力性は圧倒的に有利になります。

またアクセスポイント(APN)の自動設定やセキュア接続対応などもされていることから法人向け用途だけでなく、一般向けでも十分な恩恵がありそうです。気になる価格についてですが、ブースにいた説明員によると「まだ細かくは決まっていないものの、法人向け用途の性格の強いモデルになるので、USBスティック型データ通信端末としては少し高い価格となる可能性はある。」ということでした。

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+F FS045Uの側面。ストラップホールが確認でき、金属のラインはアンテナと思われます
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本体カバーを外したところ。nanoSIMスロットがあるほか、IMEIなどはここで確認可能

また記事執筆時点ではまだ正式発表前ということで富士ソフトの公式Webサイトには+F FS045Uの情報は掲載されていませんが、対応周波数帯などが正式に発表できるようになったあたりで公式にプレスリリースが出て、製品の詳細な情報が公開される予定とのことです。

このように+F FS045Uは富士ソフトとしては久しぶりのUSBスティック型データ通信端末であり、特に「3種類のSIMを同時に運用て気軽に切り替えて電測したい」や「USBスティック型データ通信端末をリプレースしたい」などの声に応えられるユニークかつ実用度の非常に高い製品ではないでしょうか。興味のある人は要チェックなアイテムだと思いますので、続報をお待ちください!

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ちなみにブース内では現在発売中の現行機種のモバイルルーター「+F FS050W」や「+F FS045W」も展示されていました
記事執筆:河童丸

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