GoogleがAndroidのSmart Lockに「持ち運び検知機能」を追加!

Google(グーグル)がスマートフォン(スマホ)やタブレットなど向け最新プラットフォーム「Android 5.0(開発コード名:Lollipop)以降を搭載した一部の機種に対し、新しいロック機能「On-body detection(持ち運び検知機能)」を提供開始しています。

筆者の手持ちのAndroid 5.0 Lollipopにアップデートした「Nexus 5 D821」などですでに利用可能となっています。なお、一報を伝えたAndroid関連情報サイト「Android Police」によると、持ち運び検知機能が使える最低条件の1つとしてAndroid 5.0 Lollipop以降であること以外にも「Google Play開発者サービス」が最新のバージョン7.0.97になっていることが挙げられています。

持ち運び検知機能はロック解除の煩わしさを軽減する「Smart Lock」機能のひとつで、利用するには「設定」→「セキュリティー」の「Smart Lock」から行います。なお、事前に画面ロックを設定しておく必要があります。

有効にすると、一旦、ロックを解除した後に加速度センサーによって手に持ったり、身につけて持ち運んだりしていることを検知し、その間はロックが解除されたままになります。

一方、テーブルの上に置いて放置した場合など、明らかに操作していない状態であることが検出されると再度ロックがかかり、第3者に勝手に使われることを防止します。

なお、加速度センサーで使っているかどうかを判断しているだけで、持ち主を検出しているわけではないため、ロック解除された状態で第3者の誰かに手渡した場合は継続して利用できることになります。

記事執筆:memn0ck


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