Leicaカメラ搭載のハイエンドスマホ「Xiaomi 17 Pro」を試す!光学5倍ズームや大容量7000mAhバッテリーなどを搭載【レビュー】


光学5倍ズーム対応のLeicaカメラ搭載ハイエンドスマホ「Xiaomi 17 Pro」をレビュー!

既報通り、Xiaomiの日本法人である小米技術日本(以下、シャオミ・ジャパン)は28日、Xiaomiが展開する「Xiaomi」ブランドにおけるフラッグシップスマートフォン(スマホ)のコストパフォーマンスを重視した「Xiaomi T」シリーズの新商品となるドイツの光学機器メーカー「Leica Camera(以下、ライカ)」と共同開発したトリプルカメラシステム搭載の「Xiaomi 17T」および「Xiaomi 17T Pro」(ともにXiaomi Communications製)を日本市場にて2026年6月4日(木)に発売しました。

日本ではともにオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)として販売され、Xiaomi 17T Proがおサイフケータイ(FeliCa)に対応した日本向けモデル「Xiaomi 17T Pro(型番:2602EPTC0R)」、Xiaomi 17TがFeliCaに非対応なグローバル向けモデル「Xiaomi 17T(型番:2602DPT53G)」となっており、内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージは両機種ともに12GB RAM+256GBストレージと12GB RAM+512GBストレージがあります。

また価格(金額はすべて税込)はオープンながらも希望小売価格および公式Webサイト( http://mi.com/jp/ )内の公式WebストアではXiaomi 17T Proの12GB RAM+256GBストレージが119,800円、12GB RAM+512GBストレージが119,800円、12GB RAM+1TBストレージが139,800円、Xiaomi 17Tの12GB RAM+256GBストレージが89,980円、12GB RAM+512GBストレージが109,800円で、本体色はXiaomi 17T Proがディープブルーおよびディープバイオレット、ブラックの3色展開、Xiaomi 17Tがブルーおよびバイオレット、ブラックの3色展開となっています。

販路は公式Webストアの他に直営店「Xiaomi Store」および「Xiaomi Service Center 秋葉原店」に加え、Xiaomi公式 楽天市場店Yahoo!ショッピング Xiaomi 公式ストアAmazon.co.jp、シャオミ・ジャパン公式 TikTok Shop、エディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラといったECサイトや量販店など、そして仮想移動体通信事業者(MVNO)の「IIJmio」(インターネットイニシアティブ)および「QTモバイル」(QTnet)となっています。

今回はそんなバッテリー容量の増量による電池持ちの向上やチップセット(SoC)の変更による性能の強化、さらには光学ズームで最大5倍やデジタルズームで最大120倍に対応して望遠撮影性能もアップしたXiaomi 17TシリーズのうちのXiaomi 17T Proをお借りして実際に試してみましたのでその模様を紹介したいと思います。なお、本記事で紹介するXiaomi 17T Proは日本向けモデルではなく、グローバル向けモデルで機能的にはおサイフケータイ以外はほぼ同じですが、その点はご了承ください。


Xiaomi 17T Proの前面。画面はXiaomi 15T Proと同様に6.83インチ

Xiaomi 17T Proはライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載したハイエンドスマホで、前述通りに日本で販売されるモデルはおサイフケータイに対応し、引き続いてIP68準拠の防水・防塵性能にも対応しており、新たにXiaomiとしては初のファイル共有機能「Quick Share」と「AirDrop」の連携に対応してiPhoneやiPad、MacBookと手軽に画像や動画などを直接送受信できるようになっています。

画面は上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:19.5の縦長な約6.83インチ1.5K(1280×2772ドット)AMOLED(有機EL)フラットディスプレイ(約447ppi)で、ドイツの専門認証機関「TUV Rheinland(デュフ・ラインランド)」による4つのアイケア認証を業界で初めて取得した「Xiaomi Vision Care」技術を搭載しており、これらの4重の保護によって画面のチラつきやブルーライトを軽減し、目に優しく安心な設計になっています。


Xiaomi 17T Proの上側面にはアンテナラインのみ

Xiaomi 17T Proの下側面にはアンテナラインとメインマイク(送話口)、nanoSIMカードスロット、USB Type-C端子、外部スピーカーが配置

画面は最大144Hzのリフレッシュレートに対応

また画面は最大リフレッシュレート144Hzや最大タッチサンプリングレート480Hz(瞬間では最大3500Hz)、12bitカラー(680億色表示)、最大輝度2000nits(ピーク時3500nits)、DC調光、原色PRO、Pro HDR、HDR10+、Dolby Visionをサポートしており、鮮やかな描写が可能です。さらに画面は強化ガラス「Gorilla Glass 7i」(Corning製)で覆われ、画面の周りの縁(ベゼル)は非常に狭くなっており、大画面ながらも持ちやすいサイズ感となっており、サイズは約77.5×162.2×8.25mm、質量は約219gとなっています。

またXiaomiブランドのスマホで最も大容量の7000mAhバッテリーを搭載し、1.88日の日常使用時間と20.35時間の連続使用時間と長時間の使用が可能です。100W Xiaomiハイパーチャージおよび100WのPPS規格に対応しており、最短48分で100%まで充電することが可能なほか、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持することができるため、長期間使用することが可能です。またワイヤレス充電にも対応しています。


Xiaomi 17T Proのデバイス情報

ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」(v11)では総合スコアが330万ポイント台に

チップセット(SoC)はフラッグシップ向けのMediaTek製「Dimensity 9500」を搭載し、高負荷なゲームやAI処理を快適にこなすパフォーマンスと省電力性を兼ね備えています。またパンチホール部分には約3200万画素CMOS(1/3.44型、1画素0.64μm、4in1)+広角レンズ(F2.2、焦点距離21mm)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応するほか、生体認証として画面内指紋センサーも搭載しています。

リアカメラは以下のトリプル構成で、マクロから望遠までのさまざまな画角で撮影ができるようになっており、30mmの最短撮影距離のテレマクロでフィギュアやグルメを撮影、ペリスコープ式5倍光学望遠で中距離のポートレートやスナップ、最大120倍までの高精細AIズームで長距離撮影が可能です。またライカSummilux光学レンズは大口径の絞りと優れた光学性能で、ライカの伝統的な美学を引き継いだ優れた色味、コントラスト、解像度に対応しています。

・約5000画素CMOS(1/1.31型「Light Fusion 950」、1画素1.2μm、4in1、PDAF)+広角レンズ(F1.67、焦点距離23mm、OIS)
・約1200万画素CMOS(1/3.06型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離15mm、画角120°、光学0.65倍)
・約5000万画素CMOS(1/2.76型、1画素0.64μm、4in1、PDAF)+望遠レンズ(F3.0、焦点距離115mm、ペリスコープ式、光学5倍)


Xiaomi 17T Proの背面。日本向けモデルでは縦持ちのほぼ中央やや右付近におサイフケータイマーク(アンテナ)があり、グローバル向けモデルにある型番などの記載はありません

ライカと共同開発したトリプルカメラシステム

機能として「Leica Live Moment」を搭載しており、写真撮影と同時に短い動画として残すことができ、さらにフラッグシップモデルのXiaomi 17 Ultraに搭載された「ステージ」や「花火」などのモードが搭載されています。また動画については全焦点距離でHDR10+に対応、4K 60fps 10-bit Log撮影やLUTインポートに対応し、プロ仕様のカラー編集が可能です。さらにメインカメラの4K 120fps高フレームレート撮影や3マイクアレイによる高音質録音を搭載。映画のような撮影が可能です。


カメラ作例(広角、23mm相当)

カメラ作例(光学5倍ズーム、115mm相当)

その他の仕様はUSB Type-C端子およびNFC Type A/B、ステレオスピーカー、Wi-Fi 7に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Bluetooth 6.0、位置情報取得(A-GNSS)、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、地磁気センサーなど。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMに対応したデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)で、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は国・地域や販売元などによって異なり、日本で販売されるモデルについては以下の通りとなっています。

5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n25, n26, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n75, n77, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 32, 38, 39, 40, 41, 42, 48, 66, 71
3G W-CDMA: Band I, II, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

OSはAndroid 16ベースの独自プラットフォームであるXiaomi HyperOS 3をプリインストールしており、Bluetoothなどを利用した対応機種同士でWi-Fiや携帯電話ネットワークが利用できないところでも使えるオフライン通話などに対応しています。同梱品はスマホ本体のほか、ACアダプター(試供品)およびUSB Type-C ケーブル(試供品)、SIM取り出し用ピン(試供品)、画面保護シート<貼り付け済み>(試供品)、ソフトケース(試供品)、クイックスタートなどの紙類となります。


Xiaomi 17T Proの右側面にはアンテナラインと音量上下キー、電源キーが配置されています

Xiaomi 17T Proの左側面にはアンテナラインのみがあります。つや消しのメタルボディーで質感はかなり高く感じます

Xiaomi 17 Proはとしてはハイエンド仕様で、高速プロセッサーと大容量バッテリー、FeliCaを搭載し、フラッグシップモデルに匹敵する性能や機能を備えており、高い負荷の作業を行っても快適な速度で動作します。またカメラについてもセンサーサイズが1インチ未満である点を除いてはフラッグシップモデルと同等の解像度の高い写真撮影が可能で、特に光学5倍ズームによる望遠撮影は綺麗な写真を撮りたい人に最適の機種と言えるのではないでしょうか。価格に対して性能や機能が充実しているコストパフォーマンス(コスパ)の高い機種になっていると感じましたし、価格も気にしつつもがっつりと使いたいという人にはオススメだと思います。

記事執筆:伊藤浩一

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