ASUSのSIMフリースマホ「ZenFone 3 Ultra ZU580KL」が日本で発売!

ASUS JAPANは1日、最新の「ZenFone 3」シリーズのうちの約6.8インチフルHD(1080×1920ドット)の大画面IPS+液晶を搭載したSIMフリーのAndroidスマートフォン(スマホ)「ZenFone 3 Ultra(型番:ZU680KL)」を2016年12月9日(金)に発売すると発表しています。

同社ではZenFone 3の日本での発表会時に日本へも投入することを明らかにしていましたが、いよいよ正式に発売日が発表されました。日本向けは他の多くのZenFone 3シリーズと同じく「au VoLTE」に対応しており、au回線の仮想移動体通信事業者(MVNO)におけるVoLTE対応SIMカードが使えます。

またチップセットこそ、ミドルレンジ向けのQualcomm製64bit対応オクタコアCPU「Snapdragon 652(MSMMSM8976)」ですが、4GB内蔵メモリー(RAM)や強化ガラス「Gorilla Glass 4」(Corning製)、USB Type-C端子、指紋センサーなどとハイエンドモデル「ZenFone 3 Deluxe」と同じになっています。

価格はオープンながら市場予想価格は59,800円(税別)で、すでに事前予約受付を実施している公式Webストア「ASUS ZenFone Shop」では税込64,584円(税別59,800円)。販売拠点は家電量販店やオンラインストア、仮想移動体通信事業者(MVNO)などで、すでにMVNOでは「UQ mobile」が取り扱うことを発表しています。

02

03

04

05

ZenFone 3 Ultra ZU680KLは、6.8インチ大画面サイズの大型スマホ、いわゆるファブレット("Phone"と"Tablet"の造語「Phablet」)です。最近は音声通話に対応したタブレットも増えているので境目が難しいですが、大型スマホとして使うことを想定して開発されています。

サイズは約186.4×93.9×6.8mm、質量は約233g、カラーバリエーションはシルバーおよびローズゴールド、グレーの3色展開。外観はどこから見ても美しいアンテナが見えないオールメタルユニボディーで、航空機の機体にも使用されるレベルの頑強な合金を採用し、240の精巧なステップから制作されています。

音響面も注力されており、Tru2Life+テクノロジーによる高度な画像処理技術や高音質音源「ハイレゾ」、DTS Headphone:Xをサポートし、イヤホン「ZenEar (ハイレゾ対応)」が同梱され、あらゆるエンターテイメントを大きな迫力で体験できます。

海外向けはRAMが3GBまたは4GB、内蔵ストレージが32GBまたは64GB、128GBのモデルがありましたが、日本向けは4GB RAMと32GB内蔵ストレージのみとなっています。海外向け製品についてはすでに公開している以下の記事をご参照ください。

ASUS、フルアルミボディーの大画面6.8インチスマホ「ZenFone 3 Ultra」を発表!Snapdragon 652や3GB RAM、128GBストレージ、2300万画素リアカメラなど - S-MAX
大画面6.8インチの新スマホ「ZenFone3 Ultra」を写真と動画でチェック!ASUS初のクリック式の指紋センサー内蔵ホームキーを搭載【レポート】 - S-MAX

06

11

主な仕様はmicroSDXCカードスロット(最大128GBまで)やクラウドストレージサービス「ASUS WebStorage」(5GB)および「Google Drive」(100GB・2年間)、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・Beidou)、Bluetooth 4.2、2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、加速度センサー、近接センサー、磁気センサー、ジャイロスコープ、電子コンパス、光センサー、RGBセンサー、4600mAhバッテリー(取外不可)など。

ディスプレイの下には中央にiPhoneやGalaxyのような指紋センサーを内蔵したクリック式のホームキーを搭載し、その左右に静電式の戻るキーとアプリ履歴キーを搭載。また上側面に3.5mmイヤホンマイク端子、下側面にUSB Type-C端子やスピーカー、背面に音量上下キーなどが配置。OSはAndroid 6.0.1(開発コード名:Marshmallow)と独自ユーザーインターフェース「ZenUI 3.0」を採用。

10

カメラ機能は3つの方式による0.03秒とより高速になった「TriTechオートフォーカス」や4軸光学手ブレ補正(OIS)と3軸電子式手ぶれ補正(EIS)、デュアルカラーLEDフラッシュ、6層F2.0レンズに対応した約2300万画素積層型CMOSリアカメラ、F2.0および広角85°レンズの約800万画素フロントカメラを搭載。

日本向けの特長としてはau回線の4Gのみで利用できる仕様に対応しており、音声通話は「au VoLTE」が利用可能。対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でB1およびB3、B5、B7、B8、B18、B19、B20、B26、B28、TD-LTE方式でB38およびB40、B41、3GのW-CDMA方式でB1およびB2、B5、B6、B8、B19、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHz。

2波のキャリアアグリゲーション(CA)にも対応。なお、SIMカードはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMに対応。また、SIMカードを2枚刺せるデュアルSIMに対応し、4G+3Gの同時待受が可能な「デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)」にも対応しています。



記事執筆:memn0ck


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
あらゆるエンターテイメント体験を大きく迫力あるウルトラ級に、「ZenFone 3 Ultra(ZU680KL)」を発表
ZenFone 3 Ultra (ZU680KL) | スマートフォン | ASUS 日本
UQ mobile、6.8インチ大画面のZenFone 3 Ultraを取扱開始! | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+