アップルのスマートスピーカー「HomePod」が日本で今夏発売!

Appleは9日(現地時間)、同社初のスマートスピーカー「HomePod」を日本で2019年夏に発売すると案内しています。公式Webサイトの製品ページにて「この夏、登場」と記載され、Apple.com内にて購入ページもできており、価格は税抜32,800円(税込35,424円)となっています。

また補償サービス「AppleCare+ for HomePod」は税別3,800円(税込4,104円)で、合計すると税抜36,600円(税込39,528円)。本体カラーはホワイトとスペースグレイの2色がラインナップされています。

なお、対応機器としてiOS 12以降を搭載したiPhone 5s以降、iPad Pro、iPad(第5世代以降)、iPad Air以降、iPad mini 2以降、iPod touch(第6世代)が必要です。

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HomePodはApple初のスマートスピーカーとして昨年6月に発表され、発売が延期されていたものの、アメリカなどの海外では今年2月9日より販売されており、音声アシスト機能「Siri」に対応した固定型のワイヤレススピーカーです。

6個のマイクで音声入力・認識を行い、HomePodで音楽を再生しているときに部屋の反対側からでも声で操作でき、例えば「ヘイ、Siri、この曲いいね」と言うと、HomePodとApple Musicがその人にあった音楽を常に再生できるように学習していくようになっています。

またSiriによってメッセージを送信したり、ニュースやスポーツ、天気を読み上げたり、スマートホームデバイスを操作して照明をつけたり、シェードを下ろしたりというようにシーンを演出したりする素晴らしいホームアシスタントになっており、iPhoneやiPadのホームアプリを通じてリモートアクセスやホームオートメーションを実現。

さらにチップセット(SoC)「Apple A8」を搭載しているほか、スピーカーとしても2つのスピーカー、大型の上向きウーファー、それぞれにカスタムアンプを備えた7個のアンプ付きビームフォーミングツイーターを搭載し、音を出す方向を制御して綺麗でパワフルな音源を出せるとのこと。

サイズは直径142×高さ172mm、質量は2.5Kg。無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11acやMIMOに対応し、BluetoothはVersion 5.0のほか、自動低音補正のための低周波キャリブレーションマイクロフォンを内蔵し、直接音と周囲音を聞き分けてしっかりと音声認識ができるようになっています。

再生できる音源としては、Apple MusicやiTunesで購入した音楽、iCloudミュージックライブラリ(Apple MusicまたはiTunes Matchの登録が必要)、Beats 1ライブラジオ、Apple Podcasts、iPhone、iPad、iPod touch、Apple TV、MacからHomePodにAirPlayでストリーミングしたその他のコンテンツ。

対応言語は英語(オーストラリア、カナダ、英国、米国)、北京語(中国本土、台湾)、広東語(中国本土、香港)、フランス語(カナダ、フランス)、ドイツ語、スペイン語(メキシコ、スペイン、米国)、日本語。以前に日本で販売するための工事設計認証(いわゆる「技適」)を2018年2月6日に取得したことを紹介していましたが、ようやく発売となります。

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記事執筆:memn0ck


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