ASUSの未発表スマホ「ZS670KS(ASUS_I002D)」がNCC通過!写真はZenFone 6

ASUSTeK Computer(以下、ASUS)が開発する未発表のスマートフォン(スマホ)「ASUS_I002D」が台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission;NCC)にて2020年7月9日付けで認証を取得しています。認証番号は「CCAM204G0090T0」。

公開されている資料では型番は「ZS670KS」とされており、これまでに判明している製品には該当しないため、恐らく次期フラッグシップスマートフォン(スマホ)「ZenFone 7」だと推測されます。ASUSではZenFone 7を2020年第3四半期(7〜9月)に投入する計画となっています。

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ZenFone 7は今年2月にQualcommがハイエンド向けチップセット(SoC)「Snapdragon 865」を搭載する製品として挙げていましたが、その後、特にASUSからは音沙汰がなく、次期ゲーミングスマホ「ROG Phone III(型番:ZS661KS)」とともに第2四半期から第3四半期のはじめに発表するとしていました。

ROG Phone IIIはこれまでにさまざまな認証情報に登場し、すでにASUSが公式にティザーWebサイトなどを公開してグローバル向けに7月22日(日本時間では7月23日0時から)に発表会「ROG Phone 3 Grand Launch Event」を開催する予定となっています。

一方、ZenFone 7はあまり情報がありませんでしたが、ようやくZenFone 7と見られる認証情報が出てきました。まずZS670KSという型番から画面サイズが6.7インチであることがわかり、Snapdragon 865またはその上位版のSnapdragon 865 Plusを搭載するハイエンドモデルとなります。

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またNCCが公開している資料ではWi-Fi 6(IEEE802.11ax準拠)のHE80への対応や512GB内蔵ストレージモデルの存在、microSDXCカード(最大2TBまで)スロットの搭載が判明しています。外部接続・充電端子はUSB Type-Cを採用とのこと。

また電池パックがCosMX Battery製「C11P1904」とされており、この型番で検索すると3.85V・19.2Whとされているため、バッテリー容量は5000mAhとなりそうです。さらに認証のための機材に「ZenEar Pro」(1MORE製「EA009B」)があるため、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載していると予想されます。

なお、認証では2G(GSM方式)および3G(W-CDMA方式)、4G(LTE方式)、無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth、NFCで取得しており、5G(NR方式)では認証されていませんが、後で追加される可能性もあります。正式発表まではもう少しありそうですが、どういった製品になるのか楽しみですね!

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記事執筆:memn0ck


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