Appleは7日(現地時間)、サンフランシスコ(アメリカ)にて報道関係者向け発表会を開催し、iOS搭載の9.7インチサイズタブレット「iPad」の新モデルを発表しています。
本日8日から予約受付を開始するとのことで、すでにAppleの公式オンラインショップ「公式Apple Online Store(日本)- Apple製コンピュータやノートブック、iPad、iPod – Apple Store (Japan)」では予約を受け付けています。日本では3月16日から発売開始されるとのこと。
今回発表された新モデルは、”The new iPad”(日本では「新しいiPad」)と名付けられており、これまでの「iPad」や「iPad 2」に続く3機種目のiOS搭載タブレットとなります。従来と同じ9.7インチディスプレイを搭載し、画面解像度がQXGA(2048×1536ドット)に向上したり、次世代高速データ通信規格LTE(4G)に対応するなど、スペックアップが計られています。
価格はWi-Fiおよび4G(LTE)に対応したモデルの16GB版が5万3800円、32GB版が6万1800円、64GB版が6万9800円、Wi-Fiモデルの16GBが4万2800円、32GB版が5万800円、64GB版が5万8800円となっています。
■ 着実なスペックアップ
大きな進化点はなんといっても次世代高速データ通信規格LTE(Appleでは「4G」と呼称)に対応したことになります。日本ではすでにNTTドコモがサービスを開始しており、今月15日にはイー・モバイルがサービスを開始します。さらに、KDDIやソフトバンクモバイルもLTEによるデータ通信サービスを提供する契約があります。
この他、Wi-Fiおよび4G従来通り、3G(W-CDMAやCDMA2000 1x EV-DO)やGSMにも対応するほか、W-CDMAではソフトバンクモバイルが先日認可されたプラチナバンド900MHz帯に対応しています。
さらに、ソフトバンクモバイルがウルトラスピードとして展開中の通信方式「DC-HSDPA」にも対応していることが紹介されています。ただし、ソフトバンクモバイルの利用する1.5GHz対応には対応していないため非対応となるとのことです。SIMカードはmicroSIMカード。なお、Wi-Fiモデルでは、GPSが搭載されません。
通信以外でもより高精細化したRatinaディスプレイを搭載。ディスプレイサイズは従来と同じ9.7インチで、クリアワイドスクリーンIPS液晶を採用し、解像度がQXGA(2048×1536ドット)と向上し、264ppiとなっています。ディスプレイの表面は指紋が付きにくい耐指紋性撥油コーティングが施されているということです。
また、プロセッサは「A5X」と呼ばれる新しく製造しており、デュアルコアCPUおよびクアッドコアGPUで、Androidタブレットなどで搭載されている競合製品のNVIDIA製「egra 3」と比べるとグラフィック性能で4倍になるとのことです。
背面に5メガピクセルのiSightカメラを搭載。オートフォーカスや顔検出などに対応しており、30fpsで1080pというHD動画撮影も可能です。また、VGAサイズ(30fps)で撮影できるFaceTime対応インカメラも搭載しています。
Wi-Fi(無線LAN)は802.11a/b/g/n準拠、Bluetooth 4.0で、Wi-FiによるモバイルWi-Fiルーターのように使うテザリングをサポートしていますが、日本など一部の国では利用できないようになっているそうです。30ピンDockコネクタ、3.5mmステレオヘッドフォン
ミニジャック、内蔵スピーカー、マイク、電子コンパスなどを搭載。
大きさは241.2×185.7×9.4mmで、質量はWi-Fiモデルで652g、Wi-Fi+4Gモデルで662g。バッテリーは42.5Whリチャージャブルリチウムポリマー電池で、連続動作時間は約10時間(Wi-Fi利用時)および約9時間(3Gや4G利用時)。ボディカラーはブラックとホワイトの2色が用意されています。
また、ソフトウェアではiOS 5.1を発表し、こちらも本日8日から無料で提供するとのこと。iOS 5.1では英語やフランス語、ドイツ語、日本語の音声入力と読み上げに対応し、音声認識コンシェルジュ機能「Siri」も日本語に対応しています。
■ 日本での4Gモデルはひとまずソフトバンクから
アップルの日本向のWebサイトではWi-Fi+4Gモデルの対応通信事業者として、ソフトバンクモバイルが記載されています。ただし、現在のところソフトバンクモバイルは「ノーコメント」としており、恐らく本日何らかの発表があると思われます。
この他、従来モデル「iPad 2」は価格を引き下げ、今後も継続して販売されるとのこと。ただし、継続販売されるのは16GBモデルのみで、Wi-Fiモデルの価格が3万4800円、Wi-Fi+3Gモデルは4万5800円となっています。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・http://twitter.com/smaxjp“>エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・Apple – Press Info – Apple Launches New iPad
・Apple – The new iPad – It’s brilliant from the outside in.
・アップル — 新しいiPad — 外も中も、鮮やかに優れています。








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