4K(一般的な家庭用「4K UHD」では3840×2160ドットで、1920×1080ドットのフルHDの4倍の解像度)画質の動画が一般的になり、大画面で綺麗な映像を楽しむことができるようになりました。大画面で動画再生する方法として100インチ以上のスクリーンに映写できるプロジェクターの導入する方法がありますが、近年のプロジェクターは年々進化しており、画面の明るさや明細度がアップし、高解像度な映像が再現できるモデルが多数リリースされています。
そんなプロジェクターの中でも家庭で導入しやすい100万円以下の価格帯ながらもハイエンドモデルであるElevation Technology Partners傘下のAWOL Vision Technologyが展開するサブブランド「Valerion(ヴァレリオン)」から販売されている4Kレーザープロジェクターのフラッグシップモデル「AWOL Valerion Max(エイウォール ヴァレリオン マックス)」を紹介します。
AWOL Valerion Maxはオーディオビジュアルアワード「VGP2026」映像音響部会のプロジェクター(50万円以上70万円未満)部門にて金賞を受賞している高性能プロジェクターで、日本ではクラウドファンディング「Makuake」でプロジェクトを達成後、公式Webサイト( https://www.valerion.com/jp/ )内の公式Webストアのほか、大手ECサイト「Amazon.co.jp」や「楽天市場」、オーディオ&ビジュアル専門店「アバック」などにて2026年7月1日(水)より販売開始しました。
価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格が649,800円となっており、公式Webストアやアバックでは50,000円割引の599,800円となっています。今回、メーカーよりこのAWOL Valerion Maxをお借りして実際に試す機会がありましたのでその模様を紹介したいと思います。
AWOL Valerion Maxは最大300インチの投影に対応している4Kレーザープロジェクターで、本体サイズは約260×186×234mm、重量は約7.5kgとなっており、外部インターフェースはHDMI 2.1が2系統、HDMI 2.0(eARC対応)が1系統、1Gbps LANポートを搭載し、WiFi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5、6GHz)の無線LANでワイヤレス接続も利用できます。
輝度は3500ISOルーメンと非常に明るくなっており、プロジェクターの表示で重要なコントラスト技術は「NoirScene Dark Field Engin」にて暗部のディテールとコントラストを高め、コントラスト比で最大5万:1のダイナミックレンジを実現しています。またIRIS絞りにて取り込む光量制御、迷光シールドが光の散乱を抑制します。さらにAnti-Rainbow Effect(RBE)テクノロジーによってレインボーエフェクトを99.99%低減します。
またDolby VisionやIMAX Enhanced、HDR10+、Active 3Dソースに対応し、Filmmaker Modeは本来のトーンやコントラスト、明るさを忠実に保持してシネマスクリーンの表現を再現するようになっているということで、音響面では内蔵スピーカーでDolby AtmosとDTSのネイティブデコードでサラウンドサウンドを再生します。一方、ゲームでのレスポンスは「Gaming Mode」にて滑らかに表示可能となっています。
なお、自動台形補正機能は搭載していますが、左右のレンズシフトに対応していないため、プロジェクターをスクリーンなどの投影面に対してしっかりと正面に設置する必要があります。なお、300インチまで対応しており、100インチ程度の表示であれば、プロジェクター本体と投影面の距離は約2mで表示できます。
さらにGoogle TVを内蔵しており、NetflixやDisney+、YouTube、Prime Videoなどの動画配信サービスを手軽に利用でき、Wi-Fiや有線LANに接続することによって外部映像入力不用でプロジェクター本体だけでストリーミング動画の利用が可能です。特にWi-Fi 6Eに対応しているため、ワイヤレスでも4K動画をスムーズに再生できます。その他、キャスト機能はAirPlayやChromecast、Miracastに対応し、音声アシスタントにも対応しており、Control4やApple HomeKit、Google Home、Alexaと連携が可能です。
なお、プロジェクターの設定は、設定画面より行うことができます。実際にAWOL Valerion Maxを利用してみると、映像表示の綺麗さを実感することができ、部屋をある程度暗くすれば、明るさも十分です。またプロジェクターにありがちなコントラストが弱いということもなく、見やすいですし、何よりも100インチ以上で表示する映像の迫力は通常のディスプレイで見る映像とは雲泥の差になります。
特にGoogle TVを内蔵していますので、プロジェクターをWi-Fiに接続してスマートフォン(スマホ)など向けアプリ「Google Home」をインストールすれば、プロジェクターにてストリーミング動画を簡単に見ることができます。家庭で映画館のような充実した動画コンテンツを楽しめるAWOL Valerion Maxは4K対応のプロジェクターとしてオススメできると感じました。
| 製品名 | AWOL Valerion Max |
| 投影サイズ | 40〜300インチ |
| 解像度 | 4K UHD(3840×2160ドット) ※「AI超解像」対応 |
| 輝度 | 3500ルーメン(ISO) |
| レーザー耐久時間 | 25000時間以上 |
| コントラスト比(EBL時) | 50000:1 |
| 光学ズーム(投写比) | 0.9-1.5:1(拡張時0.9-2.0:1) |
| 光源 | RGBレーザー |
| 色域 | 110%(REC2020) |
| 垂直レンズシフト | +/ー105%オフセット |
| スペックル低減 | ○ |
| EBLアルゴリズム | ○ |
| Anti‐RBEテクノロジー (レインボー効果抑制) |
○ |
| オーディオ | 12W内蔵スピーカー×2 |
| チップセット(SoC) | MediaTek製AI-SoC「MT9618」 |
| CPU | 1.4GHz ARM Cortex-A73×4(クアッドコア) |
| GPU | ARM Mali-G52 MC1 |
| 内蔵メモリー | 4GB RAM |
| 内蔵ストレージ | 128GB eMMC |
| 外部ポート | HDMI 2.1×2 HDMI 2.0(eARC)×1 USB 3.0×1 USB 2.0×1 有線LAN(RJ45)×1 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E |
| Bluetooth | Version 5.2 |
| 音声出力 | S/PDIF×1 オーディオジャック×1 |
| 入力遅延 | 1080p・240Hz時:4ms 1080p・120Hz時:8ms 4K・60Hz時:15ms |
| 映画フォーマット | IMAX Enhanced Dolby Vision HDR10+ Active 3D Filmmaker 24fps、48fps Dynamic Tone Mapping |
| HDRフォーマット | HDR 10+ Dolby Vision HDR 10 HLG |
| ワイヤレスストリーミング | AirPlay 2 Chromecast Miracast |
| スマートホームデバイス | Google Home Apple HomeKit Alexa Control4 |
| OS | Google TV |
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