NTTドコモは14日、同社の携帯電話サービスで「いつでもどこでもつながるネットワーク」の実現に向けてSpaceXが提供する衛星通信サービス「Starlink」を利用した衛星とスマートフォン(スマホ)の直接通信サービス「docomo Starlink Direct」についてSpaceXの日本法人であるStarlink Japanと次世代衛星「Starlink Mobile V2」の契約に合意したと発表しています。
同社ではこの提携を通じて音声通話やWebブラウジングなどの高速インターネット、そしてIoT機器との直接通信サービスについて2028年度中の提供開始を予定しているということで、各機能の提供条件などの詳細については決定次第お知らせするとしています。なお、法人向けのサービスの提供についてはNTTドコモビジネス(旧:NTTコミュニケーションズ)にて取り扱う予定とのことです。
docomo Starlink Directは2026年4月の提供以来、NTTドコモが提供するオンライン専用プラン「ahamo」を含むすべての料金プラン(LTE上空利用プラン除く)を契約している人に申込不要かつ無料で利用できるサービスとして提供しており、サービス提供開始から3か月で延べ650万人(2026年7月末日時点)が利用しているということです。
Starlink Mobile V2(第2世代)は従来(第1世代)と比べてデータ密度が100倍に向上して専用機器なしで既存のスマホに対して緊急時のみならず5G(最大約150Mbps)の高速通信や音声通話を提供できるようになるほか、これまで不可能と考えられていた場所にも完全なセルラーカバレッジを提供し、これまでに構築された中で最高性能の衛星モバイル通信ネットワークを実現します。
またSpaceXが独自設計したシリコンとフェーズドアレイアンテナを搭載したこれらの衛星は数千の空間ビームとより高い帯域幅をサポートし、第1世代の衛星と比較して約20倍のスループットを実現します。これにより、通信事業者は地上ネットワークへの投資を抑えながら遠隔地でもシームレスなサービスを提供できるようになり、利用者にどこでもつながる通信環境を提供できます。
NTTドコモでは今回の提携によって現在のテキストメッセージの送受信や一部アプリの利用に加え、音声通話やWebブラウジング機能にも対応することでより多様な通信ニーズに応えるとともに、利用者が使えるコミュニケーションや情報取得の手段を拡大して利便性のさらなる向上を実現していくということです。
またIoT機器とも直接通信できるようになることによって山間部や離島、海上など通信環境の確保が難しい場所においてもデータ収集や遠隔監視などの活用範囲の拡大が見込まれるとのことです。NTTドコモおよびNTTドコモビジネスは今後もdocomo Starlink Directに対応する機種の拡大に加え、音声通話やデータ通信機能の拡充、IoT分野への活用拡大を進め、いつでも、どこでもつながるネットワークの実現をめざすとともに社会の安心・安全や利便性向上に貢献していくとしています。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX – Facebookページ
・Starlink 関連記事一覧 – S-MAX
・Starlink Japan,GKと「docomo Starlink Direct」の機能拡充に向け「Starlink Mobile V2」の契約に合意 | お知らせ | NTTドコモ
・docomo Starlink Direct(ドコモ スターリンク ダイレクト) | サービス | NTTドコモ









コメント