総務省が「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」のデータベースを更新し、新たにSamsung Electronics(以下、Samsung)がオープンイヤースタイルのカフ型な完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds On」となる型番「SM-U600」の電波法に基づく工事設計認証(いわゆる「技適」)を2026年7月21日(火)付けでテュフ・ラインランド・ジャパンを通じて取得しています。認証番号は「005-103959」。
これにより、Samsungの日本法人であるサムスン電子ジャパンが日本でGalaxy Buds Onを発売する準備を進めていることが明らかとなりました。同社ではこれまでにもワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズを日本で展開してきましたが、Samsung初のオープンイヤースタイルのカフ型となるGalaxy Buds Onもしっかりと展開していくことになりそうです。なお、現時点ではGalaxy Buds Onは海外でも本体色がBlackの1色のみが発表されています。
Galaxy Buds OnはSamsungが展開するワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」シリーズ初となる耳をふさがないオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンで、オープンイヤースタイルの中でも人気のあるイヤーカフ型(またはクリップ型)となっています。従来のGalaxy Budsシリーズは主に耳の穴を密閉するカナル型や耳甲介腔に収めるインナーイヤー型が中心でしたが、これに対してGalaxy Buds Onは耳の外側の軟骨部分(以下、耳介)にクリップのように挟み込んで固定する装着方式を採用しています。
これにより、耳穴を塞がないため、屋外でのランニングや散歩中に車の走行音や周囲の気配を察知できたり、オフィスや自宅でのリモートワーク中に同僚や家族からの呼びかけ、インターホンの音に気づけたりといったような「周囲の環境音を自然に聞きながら音楽や通話を楽しむ」用途に最適化されています。サイズはイヤホン本体(片側)が約21.4×24.2×27.1mm、充電ケースが約51×51×28.3mm、質量はイヤホン本体(片側)が約6.65g、充電ケースが約41.0g。
耳穴を塞ぐ圧迫感やイヤーピースによる蒸れ・かゆみといったカナル型特有のストレスはなく、さらにSamsungは膨大な耳の形状データを分析・シミュレーションしてスピーカー部とバッテリー部の重量バランスや耳との接触面積を最適化し、耳介にかかる圧力を効果的に分散してアームバンドの弾性を工夫することによって首を振ったり動いたりしても落ちにくく、長時間の装着でも耳が痛くなりにくい設計をめざしているということです。
またオープンイヤー型イヤホンの最大の弱点とされてきたのが「低音域の不足(低音が抜けてスカスカになる現象)」と「周囲への音漏れ」ですが、Galaxy Buds Onでは開放型でありながらもしっかりとした量感と迫力のある低音を補う専用設計の直径11.3mmドライバー「TwinBoostスピーカー」や逆位相の音波や指向性コントロールによって耳の外側に逃げてしまう音を抑制する音漏れ低減技術「Audio Leakage Reduction」、周囲の騒音レベルを検知して静かな場所では音量を下げて音漏れを防ぎ、騒がしい場所では適度に聞き取りやすく調整する環境音連動の自動音量調整などの対策が盛り込まれています。
またGalaxyのエコシステムと深く結びついたスマート機能が充実しており、Gemini Liveへのダイレクトアクセスで音声によるAIとの自然な会話や質問応答がスムーズに行え、Quick Voice Memoでイヤホンの操作で思いついたアイデアや会話のメモを即座に録音・テキスト化する機能に対応し、手がふさがっている場面でも頭を縦に振って着信に応答したり、横に振って拒否・通知スキップを直感的に操作できるHead Gesturesにも対応しています。
さらに3基のマイクに加えて骨伝導方式で顎の振動から声だけを拾い上げるVoice Pickup Sensor(VPU)を搭載しており、風切り音や周囲の環境ノイズを強力にフィルタリングして屋外での歩行中や風の強い日でもクリアな音声を相手に届けることができる高品質な通話性能(Intelligent Clear Call)に対応しています。なお、Bluetoothは最新のVersion 6.2に対応しているとのことで、コーデックはSBCやAACに加え、LC3やSSC(Samsung Seamless Codec)、SSC UHQ(Samsung Proprietary)に対応しています。
バッテリー容量はイヤホン本体(片側)が51mAh、充電ケースが530mAhで、利用時間は音楽再生ではイヤホン単体で約9.5時間、充電ケースを含めると約38時間、通話ではイヤホン単体で約5.5時間、充電ケースを含めると約25時間となっています。またイヤホン本体は生活防水・防塵(IP54)に対応しているとのこと。なお、現時点では大韓民国(以下、韓国)にて2026年10月27日(火)に発売され、価格は299,000ウォン(約30,000円)となっています。
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・Samsung Galaxy Buds On 関連記事一覧 – S-MAX
・総務省 電波利用ポータル | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 005-103959
・Galaxy Buds On | Samsung Mobile Press
・Samsung Japan 公式 | Samsung Galaxy(サムスンギャラクシー)















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