オリジナルケース製作に挑戦! |
8月21日(土)~29日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫にて開催されていた「iPhoneケース展」にて、本革製iPhoneケースの手作り教室に参加してきました!
今回は展示会場の様子やケース製作のレポートをお送りいたします♪
横浜でも随一の観光スポット、赤レンガ倉庫。
iPhoneケース展には約100点に上る作品が展示され、その多くが会場内にて販売されていました。販売といってもどれも“世界に1つしかないオリジナル作品”なので、購入すると作品に「売約済み」の文字が貼られ、展示会が終わった後に購入者へ渡されるようになっています。
作品の趣向も様々で、ユニークなぬいぐるみタイプのものから実用的なガジェット風のもの、さらには、壁掛け式のオブジェ風のものまでありました。既存のクリアケースにデザインを施したものも多かったですが、型取りから行っている手の込んだ作品も見受けられました。
展示風景。作品と製作者の解説が並んで飾られていた。
iPhone用ゲームアプリでも大人気の「つみねこ」ケースも。
こちらは東京メトロのポスターをもじったジョーク作品。
そして、今回、本革製iPhoneケース製作でお世話になったのが、こちらのお店「Leather Factory Roberu」さん。
出張店舗は会場の一角に設けられていた。
オーナーの岩元慎治さん。なかなかのイケメン♪
出張店舗ではiPhone用ケースの他にもバッグやカメラ用ケースなど、革素材を活かした味のある商品をラインナップ。その場で買い求めていくお客も多くいました。
本革はカメラケースの定番。さすがによく似合う。
こちらもiPhone用ケース。
iPhoneのデザインをスポイルする事なく非常にスタイリッシュに仕上がっている。
裏面には光沢のある伸縮性生地を使用。高級感が素晴らしい。
今回作らせて頂いたケースも実際に店舗で販売しているもので、店頭価格では本来5,880円のものが、今回は特別に2,000円の参加費用のみで製作・持ち帰りが出来るようになっていました。
参加は1回につき10名まで。定員数が少なかった事もあり、開始時間頃になるとお客が殺到。革ケースの人気ぶりが伺えました。
今回製作した革ケース。全部で4色ある。
それでは製作の様子など。
さすがに全ての製作工程を行うには時間もなく、また高い技術が必要となる為、実際に行ったのは最後の仕上げである縫製のみ。とは言え、初めての事に筆者も含め参加者の皆さんは四苦八苦。
縫い方も少々特殊で、1本の糸の両端に針を2本繋げ、交互に縫い上げていくというもの。これがあの頑丈な革製品の秘密だったのですね。
筆者が選んだのはライトブラウンの革。
使う糸はナイロン製。ロウが塗ってあり非常に硬い。
常に糸を引っ張りながら、しっかりと縫い上げていく。
ナイロンの糸なので、最後は火で炙って溶かして留める。
縫い終わったら、革の縁に光沢剤を塗って仕上げる。
最後に刻印を打って完成。刻印は任意の文字を打てる。
"刻印は当サイトの名前「S-MAX」にしてみました♪
製作に掛かった時間は約1時間。慣れていれば20分程度でも出来る内容なのだそうですが、素人の腕ではなかなか思うようには作れず。
21日(土)や22日(日)には1日9回、それぞれ常に満員御礼の状態で製作を行ったそうなのですが、さすがに時間が足りず大変な状況になってしまったとの事で、28日(土)と29日(日)は1日6回に減らしたそうです。
そして完成したケースがこちら!カラビナ型の金具によって腰などにぶら提げて使うタイプで、なかなかオシャレなデザインです。
サイズは若干余裕があり、iPhone 4以外にも3Gや3GSも入る。
なかなか雰囲気のある入れ心地。
ケースに入れたままでもイヤホンなどが使える。
「Leather Factory Roberu」さんの公式サイトはこちら。
http://roberu.com/
今回製作させて頂いたiPhoneケース以外にも、たくさんの革製品を販売しています。オンラインショップもあるので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
記事執筆:あるかでぃあ
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