100倍利用しても安くなる!?

ソフトバンクモバイルは、AndroidとWindowsPhone向けパケット定額サービスを改定し、新設したものを11月12日より提供開始すると発表しました。

これにより、ソフトバンクモバイルのスマートフォンユーザーは多数が通信料金が安価になるものと思われます。
今回新設されたパケット定額サービスは2つ。うち1つは2011年4月30日まで受付の期間限定プランとなります。対象はスマートフォン(Xシリーズ)ユーザーで、iPhone/iPadは対象外。

パケットし放題S for スマートフォン
月額390円よりスタートする二段階定額制。上限金額は5,985円。7万1250パケットを利用すると上限に到達するようで、それまでは1パケット0.084円で計算されます。

ソフトバンクモバイルによると、通信料を抑えて安価にスマートフォンを持ちたいユーザーが気軽に加入できるそうです。なお、NTTドコモが提供している「パケ・ホーダイ ダブル」と同等の金額だとしています。


パケットし放題MAX for スマートフォン
月額3,985円の準定額制プランとなっており、712万5000パケットまでは金額の追加が無いものとなっています。

712万5000パケット(約869MB)は、割引前金額換算(1パケット0.21円)で、149万6250円相当となっておりソフトバンクモバイルによると、全体の約97%のユーザーが安くなるとのこと。

なお、712万5000パケットを超えると1パケットあたり0.084円づつとなり、上限は5,985円となります。
このパケット定額制料金プランは11月12日から2011年4月30日までの期間限定となっています。


早期終了するサービスも
この「パケットし放題S for スマートフォン」「パケットし放題MAX for スマートフォン」が11月12日より開始されるのを受け、11月30日まで予定されていた「パケットし放題フラット(月額4,410円)」のスマートフォン単体でのパケット通信である、「PCサイトダイレクト」通信料も4,410円定額になるキャンペーンも11月11日をもって早期終了します。

現在既に「パケットし放題フラット」に加入しているユーザーは引き続き4,410円で利用が可能とのこと。


100倍使っても安い?
ソフトバンクモバイルによると、通常他社では7万1250パケットでパケット定額制上限の5,985円になるところが、100倍の712万5000パケットでも他社よりも2,000円安いとしています。

事実、かなりのヘビーユーザーでなければ712万5000パケットまで行かないでしょうし、自宅ではWi-Fiを利用すると想定されているかと思います。

これにより、11月12日以降にAndroidとWindowsPhonスマートフォンを購入するユーザーは比較的安価な通信料になるものと思われます。他社追随も考えられると思いますが、この値下げについては有効に利用したいところではないでしょうか。

しかしながら、従来の「パケットし放題フラット」のユーザーが「パケットし放題MAX for スマートフォン」に変更すると、月々の通信料などが割引となる「月々割」が減額されてしまう可能性があるので注意。

記事執筆:ホセ


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