EVOは国内では初めてとなるモバイルWiMAXに対応したAndroid搭載のスマートフォンだ。Androidのバージョンは2.2(Froyo)。訪れたauショップで話を聞いたところ、「利用されるエリアでWiMAXでの通信が可能かどうかを確認してもらうため、貸し出しサービスを行っている」のだという。

EVOはWiMAX通信以外にもauの3GネットワークであるCDMA 1x EV-DO Rev.Aの通信も可能だが、auが使用している3つの周波数帯域である旧800MHz帯、新800MHz帯、2GHz帯のうち旧800MHz帯は対応していない。

auのサイト上では「htc EVO WiMAX ISW11HT 対応エリア」のページも開設されており、エリアマップで対応エリアの検索をすることができるが、対応エリアかどうか際どい地域で利用したい場合は、実際に端末を借りてみるとよいだろう。ただし、店舗によっては貸し出しサービスを行っていない場合もあるため、あらかじめ店舗に問い合わせてみよう。

今回、筆者が貸し出しサービスを利用したauショップでは、申し込み書に必要事項を記入し、注意事項の確認および承諾のサインと本人確認物(免許証)の提示で借りることができた。貸し出し期間は貸し出し日を含め一週間。




貸し出し物は同梱品を含め一式



個装箱に記載されている同梱物一覧
貸し出しは本体を含め、「電池パック×2」「電池フタ」「取扱説明書」「設定ガイド」「microSDカード(試供品)」「ACアダプター」「microUSBケーブル」の一式が貸し出された。microSDカードはSDHCの8GB。auICカードには対応していないため、もちろんauICカードの貸し出しはない。通信は問題なく利用でき、テザリングも試すことができる。

利用したい場所で、WiMAXの通信速度やエリアなどを確認するには非常に嬉しいサービスだ。EVOの購入を検討している方は近くのauショップに問い合わせてみよう。



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