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Androidの内蔵メモリを比較してみる |
昨年の2010年後半から国内市場でも爆発的にライナップされたAndroid搭載のスマートフォンだが、筆者には一つ大きな不満点がある。それは内蔵メモリだ。正確には本体にデータを保存するメモリであるROM容量の少なさに不満を持つ。一般的にはバッテリーの減りや動作の緩慢などが不満点に挙げられがちだが、意外と落とし穴と言えるのがこの本体保存容量だ。
なぜ、落とし穴かというと、ほとんどのAndroidスマートフォンにはmicroSDカードもしくはmicroSDHCカードが試供品として付属されており、画像や音楽、動画などのコンテンツはmicroSD/SDHCカードへ保存できる。スマートフォン購入前には何も考えることなくSDカードに保存すればよいと思うのだが、実はここに落とし穴がある。アプリケーションの保存はほとんどが本体保存のためだ。
Androidのバージョンが2.2(Froyo)以降であればアプリケーションもmicroSD/SDHCの外部メモリへの保存も可能になったが、これにはアプリケーション側も対応していなければならないという条件付きだ。残念ながら現状では、多くのアプリケーションは本体保存が中心で、外部メモリへの保存に対応していない。
つまり、容量の大きなアプリやキャリアが提供するメールアプリなど利用している間にデータが増えて容量が大きくなってしまうアプリ、その他にもたくさんのアプリを保存したいといった場合は本体の保存容量も大きくなくてはならない。
そこで、今回は現時点で日本国内のキャリア(通信事業者)から国内向けに発売されたもしくは発売されているAndroid搭載スマートフォンのメモリをまとめてみた。
●スマートフォン

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●スマートブック / タブレット

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スマートフォンのほとんどがユーザーエリア500MB以下となっている。昨年6月にKDDIから発売されたauブランドとしては初のAndroid端末であるスマートブック「IS01」が約3GBの保存容量を持っているが、その後発売された「IS03」「IS04」「IS05」「IS06」は全てIS01の6分の1以下の500MB以下しか保存容量がない。
タブレット端末はさすがにそんな状況ではないが、スマートフォンにおいてはこの容量で2年間満足に利用できるのか?と言われれば難しいだろう。その中で唯一16GBの内蔵ストレージを搭載する「GALAXY S」が群を抜いている。
筆者は仕事柄様々なアプリケーションをダウンロードしてレビューを執筆しているが、正直なところ、これは使いたいあるいは本体に残しておきたいと思うアプリであっても、容量の都合でアンインストール(削除)している。
一般のユーザーにおいても、SPモードメールやezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなどのキャリアがサービスするメールの利用や、ゲーム、ライブ壁紙といったアプリをたくさん使っていたり保存しているケースも少なくないだろう。
本体のメモリが少なくなると、メール受信ができなかったり、アプリのアップデート(更新)ができないなど非常に困った状態になる。キャリア(通信事業者)は、各々ポータルサイトをオープンし、おすすめのアプリを紹介したりなど積極的にアプリの利用を促すコンテンツ紹介をしているが、肝心のデバイス(本体)がこれでは利用したくてもできない状況にもなってしまう。
今後、買い替えやAndroidスマートフォンを利用してみようかと検討しているユーザーは、機能やデザイン、メーカーや価格などが気になるだろうが、実際に利用し始めてから困らないようこの内蔵メモリもチェックする必要があるだろう。
各社相次いで夏モデルが発表される予定だが、Android搭載のスマートフォンやタブレットなどが発表された場合は、是非この内蔵メモリも注目してほしい。
■関連リンク
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Androidのバージョンが2.2(Froyo)以降であればアプリケーションもmicroSD/SDHCの外部メモリへの保存も可能になったが、これにはアプリケーション側も対応していなければならないという条件付きだ。残念ながら現状では、多くのアプリケーションは本体保存が中心で、外部メモリへの保存に対応していない。
つまり、容量の大きなアプリやキャリアが提供するメールアプリなど利用している間にデータが増えて容量が大きくなってしまうアプリ、その他にもたくさんのアプリを保存したいといった場合は本体の保存容量も大きくなくてはならない。
そこで、今回は現時点で日本国内のキャリア(通信事業者)から国内向けに発売されたもしくは発売されているAndroid搭載スマートフォンのメモリをまとめてみた。
●スマートフォン

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●スマートブック / タブレット

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スマートフォンのほとんどがユーザーエリア500MB以下となっている。昨年6月にKDDIから発売されたauブランドとしては初のAndroid端末であるスマートブック「IS01」が約3GBの保存容量を持っているが、その後発売された「IS03」「IS04」「IS05」「IS06」は全てIS01の6分の1以下の500MB以下しか保存容量がない。
タブレット端末はさすがにそんな状況ではないが、スマートフォンにおいてはこの容量で2年間満足に利用できるのか?と言われれば難しいだろう。その中で唯一16GBの内蔵ストレージを搭載する「GALAXY S」が群を抜いている。
筆者は仕事柄様々なアプリケーションをダウンロードしてレビューを執筆しているが、正直なところ、これは使いたいあるいは本体に残しておきたいと思うアプリであっても、容量の都合でアンインストール(削除)している。
一般のユーザーにおいても、SPモードメールやezweb.ne.jp、softbank.ne.jpなどのキャリアがサービスするメールの利用や、ゲーム、ライブ壁紙といったアプリをたくさん使っていたり保存しているケースも少なくないだろう。
本体のメモリが少なくなると、メール受信ができなかったり、アプリのアップデート(更新)ができないなど非常に困った状態になる。キャリア(通信事業者)は、各々ポータルサイトをオープンし、おすすめのアプリを紹介したりなど積極的にアプリの利用を促すコンテンツ紹介をしているが、肝心のデバイス(本体)がこれでは利用したくてもできない状況にもなってしまう。
今後、買い替えやAndroidスマートフォンを利用してみようかと検討しているユーザーは、機能やデザイン、メーカーや価格などが気になるだろうが、実際に利用し始めてから困らないようこの内蔵メモリもチェックする必要があるだろう。
各社相次いで夏モデルが発表される予定だが、Android搭載のスマートフォンやタブレットなどが発表された場合は、是非この内蔵メモリも注目してほしい。
記事執筆:2106bpm
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