ドコモからもテンキー付きの“スマケー”が登場! |
既報通り、NTTドコモは、18日に開催した「2011-2012冬春モデル 新商品・新サービス発表会」において身近なイメージのスマートフォンシリーズ「docomo with series」としてAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE slider SH-02D」(シャープ製)を発表しています。12月発売が予定されています。
AQUOS PHONE slider SH-02Dは、ドコモとしては初となるスライド式でテンキーを付けたAndroid端末。テンキーを使った文字入力ができ、通話・終話キーが付いていることで「電話としての使いやすさ」にもこだわっています。また、防水(IPX5/7)・防塵(IPX5X)を実現し、おくだけ充電に対応しています。おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線通信といった国内で需要の高い携帯電話機能も備えています。
ソフトバンクモバイルで発売された「スマケー」にも似たこの端末を写真と動画で見ていきたいと思います。
カラーはGoldとWhite。大きさは約121×57×14.5(mm)となっています。液晶画面は約3.7インチ540×960ドットのQHD NewモバイルASV液晶で色数は262,144色となっています。インカメラはありません。メニューキー、ホームキー、バックキーはタッチ式です。
画面を上にスライドさせたところ。
テンキー部分。通話・終話キーがあるので、手に水や油が付いている時電話を受信してフリックに失敗し、電話に出られないといったタッチパネル式スマートフォンにありがちな失敗がなく、フィーチャーフォンの良さを生かしたつくりです。もちろんテンキーでの文字入力も可能です。
裏面上部にはCMOS約800万画素(有効画素数)カメラと赤外線端子があります。ライトはありません。裏蓋の上にFelicaチップがあります。裏蓋に「Qi」のマークがあり、おくだけ充電に対応しています。
電池パックを外したところ。電池パックは1370mAh。電池パックを外した上部左にドコモminiUIMカードスロットがあります。
端末上側面。ストラップホール以外何もありません。
端末下側面。中央にマイク穴があります。なお、NTTdocomoのロゴ部分が斜めにカットされています。
端末左側面上部にスマートフォンでは珍しくmicroSD/SDHCカードスロットがあります。microSDHCカードは最大32GBに対応です。その隣にmicroUSB端子があります。どちらもカバーで覆われています。
microSD/SDHCカードスロットとmicroUSB端子のカバーを外したところ。防水(IPX5/7)・防塵(IPX5X)のため、カバーにはパッキンが付いています。
端末右側面上部にワンセグアンテナ、下部に電源キー、ボリュームキーがあります。
ワンセグアンテナを伸ばしたところ。
画面を上にスライドさせ、右側面から見たところ。テンキー面と平行にスライドする。
通常の文字入力(画面左)と、画面を上にスライドさせた時の文字入力(画面右)の画面の違い。フリック入力もテンキーによる入力もどちらもできます。
ステータスバーを下に押し下げ、通知画面を出したところ。かなり多くの設定について確認・変更ができます。
最後に外観と、操作の様子を動画でご覧下さい。
AQUOS PHONE slider SH-02Dの外観・操作動画です
なお、CPUはMSM8255 1.0GHz、メモリはROM2GB、RAM512KBになります。
AQUOS PHONE slider SH-02Dは、今までフィーチャーフォンを使っていて、慣れ親しんだテンキーでの文字入力をしたいという人にオススメの端末です。
展示会場の端末はまだ調整中で試せませんでしたが、テンキーの中の十字キー左右で、画面をスクロールさせることができるようになるそうです。商品版ではかなりの部分でテンキー操作が使えそうです。
フィーチャーフォンの良い部分を採り入れたスマートフォンということで楽しみな端末に仕上がっています。
記事執筆:こば(小林健志)
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・2011-2012冬春モデルに24機種を開発(NTTドコモ)
・AQUOS PHONE slider SH-02D製品情報(NTTドコモ)
・AQUOS PHONE sliderSH-02D製品情報(シャープ)
私はケータイを持ったことがないのですが、このサイトを見て、スライド式のスマホが欲しいなって思いました。