これまでのXperiaシリーズでは、標準でロック画面からロックの解除やマナーモードの設定程度しかできませんでした。

新しいロック画面では、これらに加えて、アプリを起動できるショートカットアイコンの設置、ミュージックプレイヤーの操作、ロック画面の壁紙変更（ホーム画面とは別に）、プライバシー設定（個人情報が含まれる内容をロック画面に表示しない設定にできる）、さらに、不在通知・新着メッセージ・新着Eメール・カレンダーの予定を通知でき、ロック画面から直接表示できるようになっています。

また、ドコモ向けのXperia acro HD SO-03DおよびXperia NX SO-02Dには、マチキャラの設置および新着spモードメールの通知が追加されます。

まず、通知ですが、ロック解除などを行うスライドバーの上部に表示されます。通知を右にスライドさせると直接履歴やメール、カレンダーの予定などが閲覧できます。さらに、ドコモ向けでは、マチキャラが設置されていれば、マチキャラによる通知も行われます。





ロック画面の設定は、ホーム画面から本体メニューキーを押し、「設定」（ホームアプリが「docomo Palette UI」の場合には「本体設定」）→画面設定→ロック画面設定から行えます。





プライバシー（個人情報の表示／非表示）はチェックをすることでオン／オフできます。また、マチキャラ設定時には、通知項目が3個以上設定できないようになっているので注意してください。マチキャラを外せば、設定できる5項目すべてを通知することができます。





アプリケーションショートカットは「連絡先」「メッセージ」「検索」が既定で設定されており、新規ショートカットを追加から後で追加インストールしたアプリも含めて追加できます。よく使う機能を設定しておくと良いでしょう。





アプリケーションショートカットおよびミュージックプレイヤーの操作は、時計部分を左右にフリックすると表示できます。左がアプリケーションショートカットで、右がミュージックプレイヤーとなっています。





個別の通知はこのようにカレンダーの予定やショートカットメッセージなどでも内容が表示されるのは便利ですね。それぞれ右にスライドさせて右端までいけば、各機能が表示されます。





ロック画面から直接カレンダーの予定やショートメッセージ履歴などを見ても、ステータスバーおよび通知エリアへの通知が消えないのは、少し二度手間になるかなと思いますが、製品版では改善されるかもしれせん。





これまでアプリを追加することでロック画面のカスタマイズをすることは可能でしたが、標準でできるようになるとより楽かなと思いました。特に、ロック画面の壁紙変えたり、通知があるのはいいですよね！

なお、今回のレビューに使用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。



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