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Windows Phone 7.5(Mango)搭載のIS12Tが一括0円に!

今月に入って一部店舗においてau既存モデルである富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(現 富士通モバイルコミュニケーションズ)製の「Windows Phone IS12T」(以下、IS12T)が本体一括0円で販売されている。現時点で国内向けスマートフォンでは唯一のWindows Phone 7.5(開発コード名:Mango)を搭載したIS12Tは、これまでも毎月割適用で比較的安価な価格設定がされていたが、一括で0円販売が目立つようになったのは今月からだ。

都内や関東エリアのビックカメラ、ヨドバシカメラといった大手量販店が新規・MNP(他社からの乗り換え)で一括0円(1円表記含む)、機種変更一括9,800円で販売しているほか、一部の併売店でも新規・MNPはもちろん機種変更も0円~9,800円の間で販売している。

他店対抗など地域価格もあるため場所によって価格差があり、さらにIS12T自体が昨年の8月に発売されたモデルということもあり、そもそも在庫を持っていない店舗もあるため、全ての店舗という訳ではないが、筆者が訪れた数店舗では、ビックカメラ、ヨドバシカメラはこの価格での販売を実施しており、ヤマダ電機では実施していなかった。

また併売店も通常価格のままの店舗と実施している店舗の差があった。併売店は特に在庫を持ってない店舗も多く、また、実施店舗も既に完売した店舗も多いようだ。

最近オープンした都内の併売店で話を聞いたところ、オープニングセールとして実施した際には、かなりの反響があったという。マニアな客が次々とIS12Tを購入していったようだが、「1台ではなく2台以上の複数台購入が当たり前でした」(販売員)とのこと。

IS12TはMicrosoftのスマートフォン向けOSであるWindows Phone 7を搭載。バージョンは当時で最新の7.5を採用しており、発売当初は世界で初めてバージョン7.5を搭載したスマートフォンであった。

独自のUIは非常に滑らかな動作で、Excel、Word、PowerPointが利用できるMicrosoft Officeをプリインストールしているほか、FacebookやTwitterといった各種SNSサービスと連携したpeople機能、約1320万素の高画素カメラ搭載、約32GB(うちユーザー領域が約28GB)の大容量のメモリを内蔵、防水(IPX5/IPX8)・防塵(IP5X)性能も備えている。


AndroidやiOSが全盛の中、ようやく登場したマイクロソフト製のスマートフォン向けOSとして注目されたが、国内市場ではIS12T以降、Windows Phoneが発売されることは今日までなかった。

また、マイクロソフトは今月20日(現地時間)に、アメリカ・サンフランシスコで開催した「Windows Phone Summit」の中で、スマートフォンやタブレット向けの次世代モバイルプラットフォーム「Windows Phone 8」を発表しており、海外モデルにおいては「Windows Phone 7.8」へのアップデートが予定されいる。

秋冬以降は次期バージョンのWindows Phoneが主流となるだろうが、Windows Phoneを一度試したいユーザーは、価格が大幅に下がったIS12Tを狙ってみるのもいいだろう。


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ということで、筆者もずっと気になっていたIS12Tをようやく手にする事ができた。



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