BBB9900のPure Whiteは迷うことなく買いです! |
5日にNTTドコモから発売された、RIM(リサーチ・イン・モーション)製のスマートフォン「BlackBerry Bold(ブラックベリー ボールド) 9900」(以下、BBB9900)の新色「Pure White(ピュア・ホワイト)」を、少し出遅れたが購入したので開封レポートをお届けする。
筆者は今回、auからのMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)でNTTドコモへの乗り換えでBBB9900を購入。ちょうど今から2年前に購入した「IS01」(シャープ製)の「誰でも割」における2年契約が満了したため契約解除料は発生しない。ただし、MNPの転出手数料2,100円が最後の請求に加算され支払うことになる。
BBB9900の購入および契約をするため、まずはauショップでMNPの予約番号を発番してもらい、それを持ってドコモショップでMNPによる新規契約を行うという流れだ。新規契約となるため、NTTドコモへは3,150円の新規事務手数料が発生するが、こちらは初回請求に合算して請求され支払うこととなる。
MNPの予約番号は客セン(お客さまサポート)で電話をするかWeb上から申し込んで発番してもらうことも可能だ。いずれの場合も、契約解除料などが発生しないかの確認はできるため、MNPを利用する際はしっかり確認しておくことが重要だ。
ちなみに、今回購入したドコモショップではMNPによる他社からの乗り換え契約については20,000円のキャッシュバックを行っていた。本体の頭金が5,250円必要だが、ドコモポイントを利用していくらか値引いた上で頭金を支払ったが、その後、現金で20,000円キャッシュバックされたので、お金を貰いつつBBB9900も持って帰ってきた形となった。
BBB9900の四角い個装箱
個装箱側面には同梱物の記載
箱を開けるとそこには萌え端末!
本体および同梱物など
本体のほかにBattery Door(リアカバー)、JM-1 Battery(電池パック)、USB Power Plug(ACプラグ)、USB Cable Micro 1.2m(microUSBケーブル)、Stereo Headset(イヤホンマイク)、Pocket,White(専用ケース)、MicroSD(4GB)試供品、Polishing Cloth(クリーニングクロス) 試供品のほか、ドコモからのお知らせやガイドブック、本体・ACプラグ・イヤホンマイクの保証書などが同梱する。写真右の「BlackBerryステッカー」はノベルティ(販促品)。
ACプラグとクリーニングクロスにはブラックベリーのロゴ
ホワイトの専用ケースもかわいい!
ACプラグやクリーニングクロス、専用ケースにはブラックベリーのロゴが入っている。iPhoneはもちろんだが、Androidスマートフォンも専用ケースが付属するのは稀なので、専用ケースが付属しているのは非常に嬉しいところだ。というか、何故付属しないかが疑問に思うくらいだ。
ドコモUIMカードスロットとmicroSDカードスロット
背面のリアカバーを外すと、ドコモUIMカードスロットとmicroSDカードスロットが見える。ドコモUIMカードは、miniUIMではなく通常サイズのUIMカード。microSDカードスロットには試供品のmicroSDHCカード4GBが初めから挿さっているので確認しておこう。
電池パックの仕様は、3.7V 1230mAh 4.6Wh
リアカバーは下部のツメに引っ掛けて外す
カメラとライト
リアカバーはスライドさせて開けるタイプではなくツメに引っ掛けて持ち上げながら開けるタイプになっている。背面には有効画素数約500万画素のCMOSカメラとカメラ用のライトを搭載している。
電源オン!
ご利用ガイドブック ブラックベリーインターネットサービス編
電池パックをセットして電源を入れて立ち上がったら、利用同意の画面に推移するので「同意する」を選択すれば起動する。筆者はブラックベリーを利用するのは初めてだが、こちらのレビュー記事にもあるように初期設定も非常に簡単だ。
ひとまず筆者は、メールをタップして画面に表示される指示通り、「BlackBerry ID」と「G-Mail」を登録。これさえやっておけば、メールの送受信、アプリのダウンロードができるようになる。通信はWiMAXのモバイルルータ、自宅の無線LANルータを利用するので、「接続管理」を選択して「Wi-Fi」の設定(該当するSSIDを選択してパスワードを入力するだけ)と「モバイルネットワーク」のチェックを外してOFFにした。
料金については、基本料金が「タイプシンプル バリュー」に「ひとりでも割50」で月額780円、毎月の利用料金から一定額を割り引くサービス「月々サポート」を適用するため2段階制のパケット定額「パケ・ホーダイ ダブル2」を申し込み、これがパケット通信を利用しなければ2,100円。
オプションサービスはISPサービスの「ブラックベリーインターネットサービス」(略称:BIS)と「spモード」を2つ申し込んでISP割が自動適用になり、BIS単体と同じ料金で月額490円、ケータイ補償お届けサービスが399円、本体の24回分割金が月額2,100円となり、月々サポートは毎月2,520円×24回適用される。
上記を計算すると、パケット通信を利用しない場合であれば、月額の料金が本体の分割金を合わせても固定費は3,349円となる。本体の分割金は後に一括精算することも可能なので、仮に本体代を一括で支払った場合は、3,349円から2,100円を引いて1,249円が固定費となる。
もちろん通話をした場合は通話料金が発生し、3G通信を使って2,100円分以上のパケット通信をした場合などこの金額に加えて別途請求されるが、このくらいの金額でブラックベリーが持てるのであれば、決して高い買い物ではないだろう。
特にMNPに関しては月々サポートの割引き額が高いので、他社からの乗換えは特におすすめだ。
■主な仕様
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約115×66×10.5 |
質量(g) | 約130 |
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約280 |
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | ― |
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 約210 |
連続通話時間(3G/GSM)(分) | 約300/約290 |
連続テレビ電話時間(分) | ― |
モバキャス連続視聴時間(分) | ― |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) | 約2.8インチ 640×480 VGA TFT液晶 1677万色 |
サブディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数) | ― |
外部メモリー (最大対応容量) | microSD(2GB) microSDHC(32GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | CMOS 約500万/約445万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | ― |
CPU (チップ名/クロック) | MSM8655/1.2GHz |
色 | Pure White / Charcoal Black |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
■関連リンク
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