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したいことができる大容量バッテリー搭載の「L-03E」は買いだ! |
既報の通り、NTTドコモは11日、2012年冬に発売する予定の新モデルや新サービスを発表する「2012冬モデル 新商品・新サービス発表会」を開催し、LGエレクトロニクス製のモバイルWi-Fiルーター「L-03E」を2013年1月に発売すると発表した。
同発表会の展示会場にてF-04Eを試すことができたので写真で紹介する。
■外観および主な仕様

本体正面(左)と本体背面(右)。カラーはBlackのみの1色展開

左側面にあるスライドキーは電源キー

本体正面にはジョグキーを搭載
本体のサイズは約92(高さ)×60(幅)×19.5(厚さ)mm、質量は約145g。下り最大100Mbps、上り最大37.5MbpsのXi通信のほか、下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの3G通信に対応、無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応する。インターフェイスはmicroUSB、Wi-Fiによる機器接続は同時に10台まで可能。

背面のリアカバーおよび電池パックを外したところ

電池パック

ドコモminiUIMカードスロット
電池パックを外したところに、ドコモ mini UIMカードスロットを備える。なお、モバイルWi-FiルーターにはmicroSDカードリーダー/ライターとしても利用できるようにmicroSDカードスロットを搭載するモデルもあるが、今回のL-03Eでは搭載されておらず、説明員によると「調査した結果、利用頻度が低いため今回はmicroSDカードスロットは搭載していない」とのこと。
電池パックは3.7V 3600mAh 13.4Wh、型番L21のものが使われていた。連続通信時間はXi(LTE)で約8時間、3G通信で約11時間となる予定。
■他モデルとの比較

左からL-09C、L-03E、L-04D

厚さ比較
ドコモ向けのXi対応モバイルWi-Fiルーター「L-09C」「L-04D」(いずれもLGエレクトロニクス製)とサイズの比較をしてみた。2011年夏モデルのL-09Cは厚みこそそれほどないが、全体サイズがもはやスマートフォンといえるほど大きいサイズだ。
2012年夏モデルのL-04Dはサイズも厚みもかなり小さく、薄くなったモデルで持ち運びには適しているが、サイズが小さい代わりにバッテリーの持ち時間が短い点が気になる。
L-03Eでは、この2機種の中間サイズで、厚みが増している分、大容量の電池パックを搭載できている点が魅力といえるだろう。

URoad-8000(左)とL-03E(右)

サイズ、厚さともほぼ同等
手持ちのWiMAX対応モバイルWi-Fiルーター「URoad-8000」(シンセイコーポレーション製)とも比較してみた。サイズや厚みはほぼ同等だが、重量は50g弱ほどL-03Eの方が重い。搭載する電池パックは、URoad-8000が2300mAh、L-03Eが3600mAhと1.5倍以上になっている点が大きい。
URoad-8000は2011年5月発売だが、Xi対応ルーターがようやくこのサイズで大容量バッテリーを搭載してきたことになる。なお、通信時間はWiMAXとXiの違いがあるため、搭載する電池パックの容量の違いがあるものの、URoad-8000が約9時間、L-03Eが約8時間(3G通信で約11時間)とこの点もほぼ同等になってきている。
■スマートフォンを充電

変換ケーブルを付属

ケーブルを接続してモバイルバッテリーとして利用できる
L-03Eでの最大の特長的かつ魅力的な機能は、その大容量バッテリーを活かして外部バッテリーとして利用できる点だ。付属の変換ケーブルを利用してスマートフォンなどのデバイスにUSBケーブル経由で給電することが可能だ。

通信しながら給電するかは選択できる

給電中はコンセントマークが表示される

通信を切断して給電する場合はブースターモードの表示になる
他のデバイスへの給電は、L-03Eが通信した状態で給電するか、通信を切った状態で給電のみをするかを選択することができる。デバイスとUSBケーブルを接続した際に確認画面が表示されるので選択するだけだ。
通信しながら給電する際は、画面表示の上部にコンセントマークが表示され、通信を切って給電する際は、「ブースターモード(通信機能OFF)」が表示される。
■各種設定や確認が手元でできる

ジョグキーを長押しすると「トップメニュー」の画面が表示される

無線LANのオートオフの設定画面

SSIDやパスワードの確認ができる

電話番号の確認もできる
操作面では、本体に搭載されたジョグキーとディスプレイを使ってさまざまな設定や確認ができるようになっている。詳細な設定はPCから、本体は電源オンのみというのがルーターでは当たり前で、ディスプレイを搭載しているルーターでも、数少ないボタンを短く押したり長く押したりといった特殊な操作で各種設定の確認ができる程度だったが、L-03Eでは、上下左右に動くジョグキーを操作することで、使いやすさが大幅に向上している。
ジョグキーを長押しすることでトップメニューの画面に推移し、そこから各種設定や確認ができる。驚くべきは電話番号の確認もできる点だ。正直ルーターで電話番号を確認するシーンは少ないが、その少なさ故にいざ電話番号を確認しようとすると他の端末にSIMを差し替えたり、行方不明の契約書を一生懸命探し出して確認するというわずらわしさが伴なうため、ルーター単体で電話番号を確認できるのはここぞという時に非常に便利だ。
初めてルーターを使う人にも、ヘビーユーザーにも嬉しい製品だ。発売は来年1月だが、モバイルWi-Fiルーターを検討しているユーザーは要チェックだ。

■主な仕様
※今回試した展示機は発売前のバージョンであり製品版では仕様が異なる可能性があります。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・NTTドコモ、2012冬モデル16機種17モデルを発表!スマートフォン&タブレットはAndroid搭載10機種11モデルでXiが100Mbps対応など - S-MAX - ライブドアブログ
・ L-03E | 製品 | NTTドコモ
・NTTドコモ
・スマートフォン・タブレット・データ通信・携帯電話 | LG Electronics Japan

本体正面(左)と本体背面(右)。カラーはBlackのみの1色展開

左側面にあるスライドキーは電源キー

本体正面にはジョグキーを搭載
本体のサイズは約92(高さ)×60(幅)×19.5(厚さ)mm、質量は約145g。下り最大100Mbps、上り最大37.5MbpsのXi通信のほか、下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの3G通信に対応、無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応する。インターフェイスはmicroUSB、Wi-Fiによる機器接続は同時に10台まで可能。

背面のリアカバーおよび電池パックを外したところ

電池パック

ドコモminiUIMカードスロット
電池パックを外したところに、ドコモ mini UIMカードスロットを備える。なお、モバイルWi-FiルーターにはmicroSDカードリーダー/ライターとしても利用できるようにmicroSDカードスロットを搭載するモデルもあるが、今回のL-03Eでは搭載されておらず、説明員によると「調査した結果、利用頻度が低いため今回はmicroSDカードスロットは搭載していない」とのこと。
電池パックは3.7V 3600mAh 13.4Wh、型番L21のものが使われていた。連続通信時間はXi(LTE)で約8時間、3G通信で約11時間となる予定。
■他モデルとの比較

左からL-09C、L-03E、L-04D

厚さ比較
ドコモ向けのXi対応モバイルWi-Fiルーター「L-09C」「L-04D」(いずれもLGエレクトロニクス製)とサイズの比較をしてみた。2011年夏モデルのL-09Cは厚みこそそれほどないが、全体サイズがもはやスマートフォンといえるほど大きいサイズだ。
2012年夏モデルのL-04Dはサイズも厚みもかなり小さく、薄くなったモデルで持ち運びには適しているが、サイズが小さい代わりにバッテリーの持ち時間が短い点が気になる。
L-03Eでは、この2機種の中間サイズで、厚みが増している分、大容量の電池パックを搭載できている点が魅力といえるだろう。

URoad-8000(左)とL-03E(右)

サイズ、厚さともほぼ同等
手持ちのWiMAX対応モバイルWi-Fiルーター「URoad-8000」(シンセイコーポレーション製)とも比較してみた。サイズや厚みはほぼ同等だが、重量は50g弱ほどL-03Eの方が重い。搭載する電池パックは、URoad-8000が2300mAh、L-03Eが3600mAhと1.5倍以上になっている点が大きい。
URoad-8000は2011年5月発売だが、Xi対応ルーターがようやくこのサイズで大容量バッテリーを搭載してきたことになる。なお、通信時間はWiMAXとXiの違いがあるため、搭載する電池パックの容量の違いがあるものの、URoad-8000が約9時間、L-03Eが約8時間(3G通信で約11時間)とこの点もほぼ同等になってきている。
■スマートフォンを充電

変換ケーブルを付属

ケーブルを接続してモバイルバッテリーとして利用できる
L-03Eでの最大の特長的かつ魅力的な機能は、その大容量バッテリーを活かして外部バッテリーとして利用できる点だ。付属の変換ケーブルを利用してスマートフォンなどのデバイスにUSBケーブル経由で給電することが可能だ。

通信しながら給電するかは選択できる

給電中はコンセントマークが表示される

通信を切断して給電する場合はブースターモードの表示になる
他のデバイスへの給電は、L-03Eが通信した状態で給電するか、通信を切った状態で給電のみをするかを選択することができる。デバイスとUSBケーブルを接続した際に確認画面が表示されるので選択するだけだ。
通信しながら給電する際は、画面表示の上部にコンセントマークが表示され、通信を切って給電する際は、「ブースターモード(通信機能OFF)」が表示される。
■各種設定や確認が手元でできる

ジョグキーを長押しすると「トップメニュー」の画面が表示される

無線LANのオートオフの設定画面

SSIDやパスワードの確認ができる

電話番号の確認もできる
操作面では、本体に搭載されたジョグキーとディスプレイを使ってさまざまな設定や確認ができるようになっている。詳細な設定はPCから、本体は電源オンのみというのがルーターでは当たり前で、ディスプレイを搭載しているルーターでも、数少ないボタンを短く押したり長く押したりといった特殊な操作で各種設定の確認ができる程度だったが、L-03Eでは、上下左右に動くジョグキーを操作することで、使いやすさが大幅に向上している。
ジョグキーを長押しすることでトップメニューの画面に推移し、そこから各種設定や確認ができる。驚くべきは電話番号の確認もできる点だ。正直ルーターで電話番号を確認するシーンは少ないが、その少なさ故にいざ電話番号を確認しようとすると他の端末にSIMを差し替えたり、行方不明の契約書を一生懸命探し出して確認するというわずらわしさが伴なうため、ルーター単体で電話番号を確認できるのはここぞという時に非常に便利だ。
初めてルーターを使う人にも、ヘビーユーザーにも嬉しい製品だ。発売は来年1月だが、モバイルWi-Fiルーターを検討しているユーザーは要チェックだ。

■主な仕様
機種 | モバイルWi-Fiルーター L-03E |
---|---|
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約92×60×19.5 |
質量(g) | 約145 |
連続待受時間 (3G/LTE)(時間) | 未定 |
連続通信時間 (3G/LTE)(時間) | 約11/約8 |
通信方式(ネットワーク側)【Xi】 | 受信時最大100Mbps/送信時最大37.5Mbps |
通信方式(ネットワーク側)【3G】 | 受信時最大14Mbps/送信時最大5.7Mbps |
通信方式(ネットワーク側)【無線LAN】 | IEEE802.11b/g/n (2.4GHzのみ) |
通信方式(端末側)【無線LAN】 | IEEE802.11b/g/n (2.4GHzのみ) |
インターフェイス | microUSB |
同時接続台数 | 10 |
色 | Black |
製造メーカー | LG Electronics Japan |
※今回試した展示機は発売前のバージョンであり製品版では仕様が異なる可能性があります。
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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