Google I/Oが開幕!

Googleは15日(現地時間)、米サンフランシスコにて開発者向けイベント「Google I/O 2013」を開催し、基調講演(キーノート)にてさまざまなサービスの新機能が発表されました。

その中で、新しく「Google Play Games」や「Google Play Music All Access」、GALAXY S4にPure Android 4.2をプリインストールしたいわゆるNexusモデル、ChromeやGoogle+、Googleマップなどの各種サービスの新サービス・新商品・新機能などが発表されました。

中でも最後にGoogle CEOのLarry Page(ラリー・ペイジ)氏も登壇し、声が出にくいという状態の中、来場者からの質問に丁寧に答えていました。

ここでは、基調講演におけるおおまかな内容をダイジェストでまとめて紹介しておきます。

01
Vic Gundotra氏

03
コンピューターの数


Googleは「Android」と「Chrome」という大きな2つのプラットフォームを持っています。

◯Android
・Google Playサービスをアップデート
 ・Google Maps APIの新機能
  ・GPSや基地局などの複数の位置情報を統合して提供するFused Location API
  ・歩いているかなどを認識するActivity Recognition API、など
 ・Google Cloud Messaging APIの強化でNotificationの同期などが可能に
・ゲームプラットフォーム「Google Play Games」発表
 Androidだけでなく、iOSやPCなどでも利用可能
・定額制音楽配信サービス「Google Play Music All Access」発表
 米国で本日から提供開始で月額9.99ドル(6月30日までの登録で月額2ドル割引)
・開発ツール「Android Studio」を発表
 多言語対応したIDEでリソースビルダーも統合
・Google Playの開発者向けDashboardも改良
 ・App Translation Serviceを導入
 ・Referral FlowやRevenue Graphsなどの統計機能も提供
 ・Alpha and Beta Testなどを行えるようにサポート
 ・ユーザーレポートからアプリの最適化を助言してくれる「Optimization Tips」を提供
・Google Playストアのデザインを変更
 ・タブレット向けなどアプリを区別して表示可能
 ・ユーザーやデバイスに応じたオススメ機能に対応
・GALAXY S4 Nexusモデルを販売
 ・Pure Android 4.2をプリインストール
 ・ブートローダーもロックされていないアンロックモデル
 ・6月26日発売で、価格が649ドル

※Android関連については、別途「Google I/O 2013:Androidのアクティベーション数が2013年に9億を突破へ!Google Play GamesやMusic All Access、GALAXY S4 Nexusモデルなどが発表 - S-MAX」にまとめています。


◯Chrome
・過去12ヶ月で3億アクティブユーザーが増加
・現在7億5000万ユーザーに到達
・モバイルウェブとウェブアプリが進化
 ・フルHD(1080×1920ドット)によるアニメーションとタッチ操作、HDオーディオなどとネイティブアプリと比較しても遜色ないプラットフォームになった
・JavaScript実行速度の向上
・WebPのサポート
・VP9コーデックを年内にYouTubeで採用
・ウェブアプリ向けのチェックアウトボタンを設置し、購入までの操作を簡単に(21ステップ→3ステップ)
・各デバイスでも統一されたUI Framework「Web Component」は開発段階だが、一般向けは今後提供予定
・Chromebook「Chromebook Pixel」を来場者にプレゼント


◯Google Play for Education
教育向け「Google Play for Education」を発表
・Google Appsが教育分野で幅広く導入
・フィルターするだけでなく、教育分野に最適化
・教科や分野、カリキュラムごとに分類
・学生用にタブレットを支給
・教育現場にChromebook導入


◯Google+
3つのカテゴリ―において41の新機能を発表
・ストリームのデザインを変更
・新しいハングアウトを導入
・写真を無料でもフルサイズを15GBまで拡大
・画像の補正や編集が可能に


◯Google検索
・音声検索で新言語に対応(簡体字・繁体字による中国語など4つ)
・会話型音声検索をAndroidやiOSに続いて、Chromeブラウザーを通じてパソコンでも利用可能に(「OK, Google」で開始)
・Google Nowの紹介


◯Googleマップ
・今回のI/OではGoogle Maps APIのセッションが17個
・次世代版「Google Maps for Mobile」を披露
 ・クーポン「Offeres」をモバイルGoogleマップに組み込み
 ・AndroidタブレットおよびiPad向け次世代「Google Maps for Mobile」を今夏リリース
・次世代「Google Maps」を披露
 ・UI刷新やWebGL採用の滑らかな表示、パーソナライゼーションの導入など
 ・経路とナビで公共交通機関と自動車の場合を並べて表示できたりする
 ・乗り換え時の歩きがどれくらいかかるかを並べて表示できたりする
 ・自動生成3Dモデルによる建造物表示
 ・Androidで撮影した360度パノラマ写真をアップロードして追加可能
 ・ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」でも使える
 ・ズームアウトすると地球の外観、さらには、太陽や銀河などの表示までシームレスに滑らかに表示
 ・本日からプレビュー公開 http://maps.google.com/preview


◯質疑応答
最後に、Page氏が登場し、まとめを語り、自ら質疑応答に答えてました。

02Page氏



Google I/O 2013はこの後、5月17日まで開催され、開発者向けに多くのセッションが行われる予定となっています。事前に噂されていたAndroidの新バージョンなどは、基調講演では発表されませんでしたが、各セッションで発表されるのか、期待したいところです。

記事執筆:S-MAX編集部


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Google I/O 2013