MozillaとFoxconnが提携!

Foxconn Technology Group(以下、Foxconn)は2日(現地時間)、Mozillaが開発を進めるスマートフォン向けオープンプラットフォーム「Firefox OS」を採用するために、Mozillaと幅広いパートナーシップを締結すると発表しています。2013年度にもFirefox OSを搭載したデバイスを投入予定だとのこと。

Foxconnは従来、独自仕様製品の製造を手掛けてきましたが、現在、その枠を拡大してソフトウェアとハードウェアを統合するサービスの提供を進めており、同社が扱う領域をオープンなオペレーティングプラットフォームへと拡大し、ハードウェアやソフトウェア、コンテンツ、サービスの統合計画を積極的に実施するものだとしています。

Firefox OSは、次世代Web標準規格HTML5に準拠したWebアプリが利用できるオープンプラットフォームです。アプリは、HTMLおよびCSS、JavaScriptで開発できるため、多くいるWeb技術者がスムーズにアプリ開発が行えるとして、現在主流のiOSやAndroidの続く、第3のプラットフォームとして注目されています。

今回の発表を受けて、Foxconnのinnovation Digital System Business Group(iDSBG)ジェネラルマネージャーであるYoung Liu氏は、「現在、Foxconnは、『8つの画面、1つのネットワーク、1つのクラウド』というビジョンの実現に全力で取り組んでいます。ハードウェア製造分野での本来の強みに加え、ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツ、サービスを統合して提供するという新しい手法の開発にも取り組んでいます。同じようなビジョンを掲げるMozillaと共に協業できることを、当社は大変嬉しく思っています。MozillaのFirefox OSは、HTML5とオープンなWeb技術に基づいています。その考え方は、Foxconnが推進している戦略と完全に一致します。ソフトウェア開発とハードウェア開発を融合することによって、当社のお客様と消費者の方々により大きなメリットを提供できると考えています」と述べています。

一方、Mozillaのアジアオペレーション社長兼モバイルデバイス担当SVPであり、Mozilla台湾CEOのDr. Li Gong氏も、「Mozillaは、Foxconnと協力できることを大変嬉しく思っています。また、Firefox OSとオープンWebをサポートするパートナーが増えているのも素晴らしいことです。オープンWebは、モバイルの世界にとって最大かつ最高のプラットフォームであるとMozillaは考えています。Firefox OSのイニシアティブは、モバイルコンピューティングにおけるオープンWeb標準技術をより確固たるものにします。また、よりオープンなシステム統合とデバイスの相互運用を推進し、実現します。今回の提携は、オープンWebのためのモバイルオペレーティングシステムであるFirefox OSがスマートフォンだけではなく多彩なモバイル機器に対応できる大きな可能性を持っていることを示すものです」と述べています。

なお、Engadgetによると、現在、台湾・台北で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2013」において、MozillaがFirefox OSを搭載したFoxconn製タブレットを展示していると紹介しています。

記事執筆:memn0ck


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