Xiエリア拡大・品質向上地区情報が更新！

NTTドコモは20日、高速データ通信規格LTEによるサービス「docomo LTE Xi（クロッシィ）」において受信時最大75Mbpsで利用できるようになるなどの「Xiエリア拡大品質向上地区情報」の情報を更新し、2013年5月度における実績をお知らせしています。

これによると、2013年5月度におけるXiエリア拡大品質向上地区は、484地域で更新されているとのこと。これまで紹介した通り、2012年12月度に522地域、2013年1月度に483地域、2013年2月度に547地域、2013年3月度に576地域、2013年4月度に456地域に続き大幅に更新されており、これで年末から合計3068地域が対象となっています。

また、Xiに対応した移動基地局車を四国で2013年6月28日（金）から運用開始することも案内されています。

Xiエリア拡大品質向上地区については、すでに紹介しているように、新しくエリア拡大品質向上地区の対象になった地域でドコモの契約を行なっている場合には、メッセージRにて個別に連絡が行われています。

NTTドコモでは、テーマ「つながる、つかえる、LTE」に沿って、新商品発表会や決算説明会において発表する度にXiエリアの拡大を前倒ししていることを明らかにしており、5月に行われた「2013年夏モデル発表会」では、基地局数は2013年度末で前年度末の2倍となる5万局まで拡大予定としています。

また、受信時最大75Mbps対応の基地局についても増設を前倒ししており、2013年6月末までに1万5千局以上に拡大させる計画であるとしており、先日発表されたXi対応小型基地局によってさらなるエリア展開および品質向上の取り組みが加速していくんだと思われます。

これらの基地局増設前倒しを受けて、Xiエリア拡大品質向上地区情報が更新されているわけですが、昨年12月からの更新状況は以下の通りとなっています。なお、前回紹介したときには、2013年4月度分は「461地域」となっていましたが、現在は「456地域」に変更されています。

2012年12月522地域
2013年1月483地域
2013年2月547地域
2013年3月576地域
2013年4月456地域
2013年5月484地域


この他、地方エリアを中心に、2012年冬からは受信時最大100Mbpsサービスの開始、2013年3月にはUE Category 4に対応した受信時最大112.5Mbpsの国内最速LTEサービス開始しており、さらに、2013年度（2014年3月末まで）には受信時最愛150Mbpsまで高速化する計画となっています。

受信時最大112.5Mbpsもしくは100Mbpsサービス対応エリアについては、2013年6月末までに100都市以上で利用可能にするとしています。

記事執筆：memn0ck


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