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どのキャリアのAndroidからでもPHS通話が可能な「誰とでも定額パス WX01TJ」を紹介! |
既報通り、ウィルコムおよびウィルコム沖縄は4日、2013年夏に発売予定の新商品および提供予定の新サービスを披露する「新商品・新サービス発表会」を開催し、新サービス「だれとでも定額パス」と対応端末「だれとでも定額パス WX01TJ」(以下、WX01TJ)を発表しました。WX01TJは、2013年7月下旬発売予定。
WX01TJは、TJC初のウィルコム向け端末で、PHSに対応していない他の携帯電話事業者などが販売しているAndroidスマートフォンでBluetoothを経由することによってPHS音声通話を行うことができるようになるユニークな通話用ルーターともいうべき端末です。
本記事では、発表会場にて、実際にWX01TJを試すことができましたので、写真と動画で紹介したいと思います。
○クレジットカードサイズのコンパクトなPHS親機という端末
WX01TJは、Bluetooth 2.1にてAndroidスマートフォンやタブレットと接続して、PHS回線で通話を行うことができるアダプター端末です。
通常は、スマートフォンにおいて、Bluetooth接続で通話をやりとりする機器の場合、スマートフォンが親機となり、Bluetoothヘッドセットなどで通話するという形だと思いますが、本サービスは、逆にWX01TJがPHS通話の親機となり、スマートフォン側が子機として接続される点が大きな特徴です。

WX01TJと専用アプリを起動した状態の他キャリアのスマートフォン
本体サイズが約54(幅)×85.6(高さ)×5.5(厚さ)mmで、質量が約32gと非常にコンパクトで、クレジットカードサイズとなっています。また、本体カラーは、ホワイト1色のみです。

本体正面と裏面
本体正面には電源キーがあり、裏面には熱排気用の穴以外はとくになにもありません。

本体天面と底面
天面にはストラップホール、電池残量やバッテリー・ペアリング状況を知らせるためのLEDランプがあります。底面には本体組み立て用の特殊ネジがあるくらいで、他にはありません。

本体左右側面
右側面には充電用のmicroUSB端子があります。左側面にはボタンやライトの類はなく、天面側から繋がっているストラップホールがあります。
○だれとでも定額パス専用アプリ「だれとでも定額アプリ(Dialer)」
だれとでも定額パスは、専用端末のWX01TJと専用アプリの「だれとでも定額アプリ(Dialer)」の2つで構成されています。専用アプリをAndroidのアプリ配信マーケット「Google Playストア」からインストールすることで、初めてスマートフォンでWX01TJを利用することができます。だれとでも定額アプリは、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS)以上で利用可能となっています。

だれとでも定額専用アプリを起動した状態(端末はドコモ向け「Xperia A SO-04E」)

専用アプリ独自で電話帳も備えています(電話帳データはスマートフォン側と共有)


発信を3G⇔PHSと切り替えできます

通話アプリのアイコンとウィジェット
だれとでも定額アプリをインストールすると、専用ウィジェットをホーム画面に貼りつけが可能となります。ウィジェットには、通話アプリおよびだれとでも定額アプリの電話帳が起動できるほか、WX01TJのバッテリーおよび電波状況が確認できます。
○説明員が教えてくれたちょっと変わった使い方
ここまでの説明を見て、もしかして、と思った人もいるかもしれませんが、このWX01TJは未契約(SIMカードが挿さっていない)やデータ通信専用SIMで利用しているスマートフォンやタブレットでもだれとでも定額アプリの利用条件と通話機能の実装さえ満たしていれば利用が可能だとのことです。
つまり、日本通信やIIJmio、OCNなどのMVNOが提供する安価なデータ定額サービスに対応した(かつ、音声通話に対応しない)SIMカードで利用しているスマートフォンやタブレットに、後付けでPHS音声通話機能を追加して利用することができるということになります。
アプリの載せ替えも、新しく使いたい端末にGoogle Playストアからだれとでも定額アプリをダウンロードして、Bluetoothペアリングし直すだけでOKなので非常に手軽です。MVNOのデータ通信サービスとだれとでも定額の組み合わせが可能になるので、非常にお得に使える人もいるかもしれない、とのことでした。
こちらにTJC公式の動作検証済みスマートフォンの一覧表がありますので、参考までにご覧ください。基本的に一覧にない端末でもAndroidのバージョンなどの要件満たせば動作するとのことですが、動作保証はありませんのでご了承ください。
それでは、最後に実際に操作している動画を用意いたしましたのでご覧ください。
◯主な仕様


■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ウィルコム、2013年夏モデル新商品・新サービス発表会を開催!AXGP/W-CDMA/PHS対応スマートフォンなどを発表し、新生ウィルコムとして再出発をアピール - S-MAX
・だれとでも定額パス | 製品情報 | ウィルコム(WILLCOM)
WX01TJは、Bluetooth 2.1にてAndroidスマートフォンやタブレットと接続して、PHS回線で通話を行うことができるアダプター端末です。
通常は、スマートフォンにおいて、Bluetooth接続で通話をやりとりする機器の場合、スマートフォンが親機となり、Bluetoothヘッドセットなどで通話するという形だと思いますが、本サービスは、逆にWX01TJがPHS通話の親機となり、スマートフォン側が子機として接続される点が大きな特徴です。

WX01TJと専用アプリを起動した状態の他キャリアのスマートフォン
本体サイズが約54(幅)×85.6(高さ)×5.5(厚さ)mmで、質量が約32gと非常にコンパクトで、クレジットカードサイズとなっています。また、本体カラーは、ホワイト1色のみです。

本体正面と裏面
本体正面には電源キーがあり、裏面には熱排気用の穴以外はとくになにもありません。

本体天面と底面
天面にはストラップホール、電池残量やバッテリー・ペアリング状況を知らせるためのLEDランプがあります。底面には本体組み立て用の特殊ネジがあるくらいで、他にはありません。

本体左右側面
右側面には充電用のmicroUSB端子があります。左側面にはボタンやライトの類はなく、天面側から繋がっているストラップホールがあります。
○だれとでも定額パス専用アプリ「だれとでも定額アプリ(Dialer)」
だれとでも定額パスは、専用端末のWX01TJと専用アプリの「だれとでも定額アプリ(Dialer)」の2つで構成されています。専用アプリをAndroidのアプリ配信マーケット「Google Playストア」からインストールすることで、初めてスマートフォンでWX01TJを利用することができます。だれとでも定額アプリは、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS)以上で利用可能となっています。

だれとでも定額専用アプリを起動した状態(端末はドコモ向け「Xperia A SO-04E」)

専用アプリ独自で電話帳も備えています(電話帳データはスマートフォン側と共有)


発信を3G⇔PHSと切り替えできます

通話アプリのアイコンとウィジェット
だれとでも定額アプリをインストールすると、専用ウィジェットをホーム画面に貼りつけが可能となります。ウィジェットには、通話アプリおよびだれとでも定額アプリの電話帳が起動できるほか、WX01TJのバッテリーおよび電波状況が確認できます。
○説明員が教えてくれたちょっと変わった使い方
ここまでの説明を見て、もしかして、と思った人もいるかもしれませんが、このWX01TJは未契約(SIMカードが挿さっていない)やデータ通信専用SIMで利用しているスマートフォンやタブレットでもだれとでも定額アプリの利用条件と通話機能の実装さえ満たしていれば利用が可能だとのことです。
つまり、日本通信やIIJmio、OCNなどのMVNOが提供する安価なデータ定額サービスに対応した(かつ、音声通話に対応しない)SIMカードで利用しているスマートフォンやタブレットに、後付けでPHS音声通話機能を追加して利用することができるということになります。
アプリの載せ替えも、新しく使いたい端末にGoogle Playストアからだれとでも定額アプリをダウンロードして、Bluetoothペアリングし直すだけでOKなので非常に手軽です。MVNOのデータ通信サービスとだれとでも定額の組み合わせが可能になるので、非常にお得に使える人もいるかもしれない、とのことでした。
こちらにTJC公式の動作検証済みスマートフォンの一覧表がありますので、参考までにご覧ください。基本的に一覧にない端末でもAndroidのバージョンなどの要件満たせば動作するとのことですが、動作保証はありませんのでご了承ください。
それでは、最後に実際に操作している動画を用意いたしましたのでご覧ください。
◯主な仕様
スペック | ||
商品名 | だれとでも定額パス(ダレトデモテイガクパス)<WX01TJ> | |
メーカー | TJC株式会社 | |
国内通信方式 | PHS方式(1900MHz) | |
海外通信方式 | - | |
Wi-Fi | - | |
OS | - | |
CPU | - | |
メモリ | - | |
サイズ(W×H×D) | 約54×85.6×5.5mm | |
基本機能 | 質量 | 約32g |
液晶画面 | - | |
解像度 | - | |
フル充電時間 | 約2時間 | |
連続通話時間 | 約3.5時間 | |
連続待受時間 | 約250時間 | |
電話帳 | ペアリングしたスマートフォンの連絡帳を利用 | |
Flashプレーヤー | ― | |
赤外線通信 | - | |
Bluetooth | ○(Bluetooth標準規格Ver.2.1+EDR準拠) | |
カメラ | - | |
防水/防塵 | - | |
おサイフケータイ® | - | |
メール | MMS | × |
SMS | × | |
ライトメール | × | |
メモリーカードスロット | × | |
イヤホンジャック | × | |
その他機能 | FOTA | |
主な付属品 | 簡易取扱説明書 | |
SAR値 | 0.339W/Kg |

記事執筆:河童丸
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