87b0ff92.jpg
ベンチマークで比較!1年でNexus7はここまで強く!?なりました!

前回、Googleブランドの最新7インチタブレット「Nexus 7(2013)」のLTEモデルを購入したので、の開封レポートを行いました。そこで、今回は、箱から取り出して使いはじめたので、まずは、できるだけ初期状態でベンチマークを行ってみましたので、紹介したいと思います。

初代「Nexus 7(2012)」の発売から1年、2013年版ではどこまでマシンパワーが向上したのか、初代と比較しながらスコアで見てみましょう。

なお、当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」では、すでにNexus 7の2013年版と2012年版の外観やスペックの違いなどについても紹介していますので、参照ください。

◯ベンチマーク環境
今回のベンチマーク比較では、Android向けのベンチマークテストアプリでは定番となっている「AnTuTu Benchmark」と「Quadrant Advanced Edition」、そして、主にゲームなどを遊ぶ際の性能を測るのに使われる「3DMark - The Gamer's Benchmark」という3つのアプリを利用しました。

Nexus 7は、2013年版および2012年版ともAndroid 4.3(開発コード名:Jelly Bean)にて計測します。それでは、早速測定結果を見てみましょう。


◯AnTuTu Benchmarkでの測定結果
0102
2013年版(右)が2012年版に対して約1.5倍のスコアをつけた

2012年版のスコア13406に対して、2013年版では20272とAnTuTuのスコア上では約1.5倍の差をつけています。グラフ上での他スマートフォンと比べても、上位の2機種は別次元のスコアとして、Nexus 7(2013)は十分にハイスペックであることがわかります。


◯Quadrant Advancedでの測定結果
0304
こちらでも2013年版(右側)が大きくスコアを伸ばしている

2012年版のスコアは3731、2013年版では5171と約1.4倍の差をつけて2013年版が大きくスコアを伸ばしています。他スマートフォンとの並びもほぼ同じなことから、Nexus 7(2013)の基本性能は初代から概ね1.4~1.5倍程度に伸びていると思ってよさそうです。


◯3DMark - The Gamer's Benchmarkでの測定結果
それでは、最後に主にゲームアプリにおいて重要となることが多い3D関連の性能を測定できる3DMark - The Gamer's Benchmarkの測定結果の比較を見てみましょう。
0506
右側がNexus 7(2013)、その差は3倍以上!

2012年版の3DMarkスコア3247に対して、Nexus 7(2013)の3DMarkスコアは、10513と3倍以上の非常に大きな差になりました。3倍です!赤くないけど3倍速いです!実際、高いスペックを要求するゲームアプリのアフターバーナークライマックスをNexus 7(2013)で起動していますが、2012年版にあった処理落ちがほとんど見られなかったことからも3Dグラフィックの性能は2012年版から大幅に強化されていることがわかります。


基本的な性能、3Dグラフィック性能共に2012年版から大きくパワーアップしているNexus 7(2013)。端末価格も相応に上がってはいるものの、それを納得させるコストパフォーマンス抜群のタブレットとなっていました。購入を検討している人は、参考にしてもらえると幸いです。

記事執筆:河童丸


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Nexus 7 特集 - S-MAX(エスマックス)