NTTドコモの最新LTE基地局設置計画をまとめ!

NTTドコモは20日、高速通信LTEサービス「Xi(クロッシィ)」における1.7GHz帯(Band 3)による下り(受信時)最大150Mbpsの試験運用を2013年7月30日(火)より神奈川県の一部地区で開始していますが、神奈川県に続いて京都および大阪の一部地区でも同様に試験サービスを開始したことをお知らせしています。

また、同日発売開始されたApple製スマートフォン「iPhone 5s」および「iPhone 5c」の記念イベントに同社代表取締役社長の加藤薫氏が登場し、LTE基地局の現在における設置状況と今後の設置計画を語りました。

それによると、上記の1.7GHz帯においては、従来案内されていた今年10月を前倒しし、iPhone発売時から東名阪エリアで20MHz幅×2による下り最大150Mbps化を行い、2014年3月末までに約500局に拡大するということです。

1.7GHz帯による下り最大150Mbpsの試験サービスが京都および大阪の一部で開始されたことは、NTTドコモの公式Twitterアカウントにて告知されています。


また、現状および今後のLTE基地局については、まず、ネットワークの厚みが強みだとし、800MHz帯(Band 19)や2.1GHz帯(Band 1)、1.5GHz帯(Band 21)、1.7GHz帯(Band 3)と4つの周波数帯を使い(このうち今回のiPhone 5sおよびiPhone 5cは、800MHzおよび1.7GHz帯、2.1GHz帯に対応)、安定して通話や通信が行えることをアピール。

現在、LTE基地局数と設置場所(サイト)数は、3万7000局および3万3000サイトで、これを2014年3月末までに5万局および4万サイトに拡大する計画だということです。

また、このうち、下り最大75Mbpsに対応するのは、現在、2万8000局および2万6000サイトで、年度末までに4万局および3万4000サイト。さらに、1.7GHz帯は、2014年3月末までに約500局に拡大する計画となっているとのことです。

なお、1.7GHz帯で20MHz幅×2での下り最大150Mbpsは、UE Category 4に対応する機種でないと利用できず、現在販売されている機種は、iPhone 5sとiPhone 5cを含み対応していないため下り最大100Mbpsとなります。

一方で、2.1GHz帯においては、1つの電波(セル)を角度(方位)によって分けるマルチセクター化を実施しており、最大6分割する「6セクター基地局」を導入しているとしています。4セクター以上が全体の約25%を占めており、現状では、6セクター基地局の導入が一番だと考えていることを明らかにしました。なお、1局だけ7分割する「7セクター基地局」もあるそうです。

記事執筆:S-MAX編集部


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