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FCNTから新フラッグシップスマホ「arrows Alpha」が登場!NTTドコモ版とメーカー版が8月以降に発売 |
Lenovo Group(以下、レノボ)傘下のFCNTは17日、都内にて「2025年夏 新製品発表会」を開催し、同社が展開している「arrows」ブランドの新商品として5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「arrows Alpha(アローズ アルファ)」を発表しています。
同社はarrows Alphaの日本におけるオープン市場向けメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)「arrows Alpha(型番:M08)」を2025年夏に発売するとのこと。また合わせてarrows Alphaを取り扱う移動体通信事業者(MNO)からも発表があり、NTTドコモから「arrows Alpha F-51E」が2025年8月下旬以降に発売されることが案内されました。
また発売に先立ってNTTドコモでは6月17日(火)11時から事前予約受付を実施しており、販路はNTTドコモではドコモショップや量販店などのドコモ取扱店および公式Webストア「
価格は後日案内予定となっていますが、FCNTでは『arrows Alpha F-51F 発売記念キャンペーン』( https://www.fcnt.com/product/arrows/campaign/f-51f_2025summer/ )を実施しており、合計最大15,000ポイントがプレゼントされます。内容はまず『「arrows Alpha」予約・購入キャンペーン』として予約開始時から発売日前日までに予約をして発売日から2025年10月31日(金)までに購入・応募するとdポイント(期間・用途限定)で5,000ポイントがプレゼントされます。
また『「arrows Alpha」dポイントプレゼントキャンペーン』として2025年11月30日(日)までに購入・応募するとdポイント(期間・用途限定)で5,000ポイントがプレゼントされます。そして最後に『「La Member's」arrows買い替えキャンペーン』として対象機種にて対象期間中にFCNT公式会員アプリ「La Member's」で事前エントリーの上、2025年11月30日(日)までに購入・応募するとLa Pointで5,000ポイントがプレゼントされます。
対象機種は「arrows Be4 F-41A」および「arrows 5G F-51A」、「arrows NX9 F-52A」、「arrows Be4 Plus F-41B」、「arrows N F-51C」、「らくらくスマートフォン F-42A」、「らくらくスマートフォン F-52B」、「arrows We」、「arrows We2」、「arrows We2 Plus」で、NTTドコモ以外の機種も対象とのこと。なお、各キャンペーンともに機種のみ(白ロム)の購入も対象です。
arrows Alphaはarrowsブランドにおいて史上最高性能となり、新生FCNTでは初のフラッグシップスマホで、チップセット(SoC)には4nmプロセスで製造されたMediaTek製「Dimensity 8350 Extreme」を採用し、オクタコアCPU(3.35GHz Cortex-A715コア×4+2.2GHz Cortex-A510コア×4)とヘキサコアGPU(1400MHz Mali-G615 MC6)による高い性能を備えながらも昨今のハイエンドスマホの高価格化の中ではより手の届きやすい機種に仕上がっています。
また最大3つまで機能を割り当てられるアクションキーを本体左側面に搭載して手軽にAI機能を起動することができ、Googleの生成AIアシスタント「Gemini」に加え、arrowsを快適に使いこなせる独自のAI機能「arrows AI」を搭載しています。これにより、例えば、海外旅行へ行く時に「海外でこのまま使うにはどうすればいい?」と尋ねると、海外で通信するために必要な”データローミング”の設定を教えてくれたり、他にも「プロのような写真を撮りたい」と伝えると、ポートレートモードでカメラを起動してくれます。
さらに発売後もarrows AIはアップデートによってさらに進化していく予定で、名前がわからなかったり、あることに気付きにくい機能や設定も、見つけて教えてくれるようになったり、2025年秋冬にはスマホに溜まったLINEなどの通知をAIが要約して教えてくれるようになり、最新情報を効率的に取得できるようになります。さらにAIが文字や写真からあなただけのオリジナル画像や壁紙を生成してくれるようになる予定だということです。加えて高負荷時でも安定的に優れた処理性能を維持するために熱を効率的に外部に放散するベイパーチャンバー冷却機構を搭載しているとのこと。
画面は上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:19.7の縦長な約6.4インチSuper HD(1220×2670ドット)LTPO OLED(有機EL)ディスプレイ(約460ppi)を搭載し、最大144Hzリフレッシュレートや最大輝度3000nitsに対応しており、ブルーライトを低減するEyecare機能を採用して目の健康に配慮しながら長時間の動画視聴やゲームが楽しめるようになっています。またノッチ部分には約4990万画素CMOS(1/2.7型、4in1)+広角レンズ(F2.0)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては側面指紋センサーを搭載しています。
外観はarrowsシリーズに続いてシンプルなデザインを採用し、側面はよりフラットになり、さらにarrowsブランドで継続して行う環境配慮への取り組みとしてarrows Alphaでは背面パネルなどに再生プラスチックを、メインケースの内部フレームやカメラフレームには再生アルミニウムを採用するなど、電気電子部品を除いた本体重量の約60%に環境配慮材を使用しているとのこと。また新たに日本環境協会より日本国内で販売されるスマホにおける「エコマーク商品」として認定されています(認定番号:25 166 001)。
もちろんarrowsの特徴でもある環境に配慮しながらも丸洗いやアルコール除菌ができ、防水(IPX6・IPX8)や防塵(IP6X)、米国国防総省のMIL規格23項目に準拠した性能に加え、1.5mの高さから26方向でコンクリートに落下させる独自試験をクリアした画面割れに強い堅牢性によって利用時の安心安全となっているほか、さらに新たに高温・高圧の水にも対応するIPX9にも対応しました。加えて画面が割れにくくなる独自構造や独自技術による電池の長寿命化などによって長く綺麗な状態で使い続けることが可能だとのこと。サイズは約156×72×8.8mm、質量は約188gで、本体色はホワイトとブラックの2色展開。
リアカメラは以下のデュアル構成で、メインとなる広角カメラでは明るく美しく被写体を捉えた撮影を楽しむことができる大型の1/1.56型センサー「LYTIA LYT-700C」(Sony Semiconductor製)を採用しており、さらに光学式手ブレ補正(OIS)機能を搭載しているため、ブレのない鮮明な撮影を実現し、また超広角カメラとフロントカメラはともに約4990万画素CMOSを搭載してさまざまなシーンを高画質で美しく撮影することができます。
・約5030万画素CMOS(1/1.56型、4in1)+広角レンズ(F1.88、OIS)
・約4990万画素CMOS(1/2.7型、4in1)+超広角レンズ(F2.05)
新たにAIがさまざまなシーンを解析して思い出の瞬間を明るく鮮やかに切り取り、空や人などを自動的に抽出してそれぞれの明るさや色味を最適化し、人や物を抽出して自然に背景をぼかせる「AI背景ぼかし」に対応するほか、一眼レフカメラのレンズを交換したように画角やボケ感を選択することができます。さらに撮影の瞬間に目を閉じてしまった人がいてもAI合成して全員が目を開いた写真にすることができる「グループショット」にも対応しているので記念撮影も完璧に仕上がります。
また動く被写体は、最適なシャッタースピードでブレを軽減します。
ズームでの撮影もAIが補正するので、美しいデジタルズームを最大10倍まで楽しむことができます。加えて「arrows We2 Plus」に続いてリアカメラ下の脈波センサーから読み取ったバイタルデータから京都大学名誉教授の森谷 敏夫氏による監修の元でFCNTが開発した独自のアルゴリズムによって自律神経の活性度を測定し、“自律神経パワー値”とそれが何歳平均相当であるかを表示する機能を搭載しており、結果に応じた自律神経を整える生活のアドバイスや豆知識を実践することによって健康的なライフスタイルを自然と身につけることが可能です。
その他の仕様では12GB内蔵メモリー(RAM)および512GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大2TB)、USB Type-C端子(USB 3.1、OTG、DisplayPort1.4)、急速充電(PD3.0)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、Wi-Fi 6に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5GHz)、Bluetooth 5.4、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)、ハイレゾ音源、Dolby Atmosなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電、3.5mmイヤホンマイク端子には非対応。
バッテリー容量は5000mAhで、同梱の90W充電器を使うことによって1%から100%まで約35分の超急速充電が可能となっており、独自の充電制御技術によって電池の劣化を抑えて5年後でも初期容量の80%を維持できるため、購入したときの電池持ちが永く続きます。さらに充電による負荷を電池にかけずに直接電力を供給する「ダイレクト給電」機能を搭載しています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通りで、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMののデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)となっています。OSはAndroid 15をプリインストールしており、3回のOSバージョンアップと5年間のソフトウェアアップデートが保証されています。
5G NR: n1, n3, n28, n40, n41, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 8, 12, 18, 19, 21, 28, 38, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
本体 | サイズ[高さ×幅×厚さ/mm] | 約156×72×8.8mm | |
質量[g](電池含む) | 約188g | ||
カラー | ホワイト、ブラック | ||
SoC | MediaTek Dimensity 8350 Extreme | ||
CPU | オクタコア(3.35GHz Cortex-A715コア×4+2.2GHz Cortex-A510コア×4) | ||
GPU | ヘキサコア(1400MHz Mali-G615 MC6) | ||
内蔵メモリー(RAM) | 12GB | ||
内蔵ストレージ | 512GB | ||
外部ストレージ(最大対応容量) | microSDXCカード(最大2TB) | ||
ディスプレイ | サイズ/パネル | 約6.4インチ有機EL | |
解像度[横×縦] | FHD+ | ||
Super HD(1200×2670ドット) | |||
カメラ | 有効画素数/F値 | リア | 約5030画素CMOS+広角レンズ(F1.88) 約4990万画素CMOS+超広角レンズ(F2.05) |
フロント | 約4990万画素CMOS+広角レンズ(F2.0) | ||
通信・通話 | 5G通信速度[受信時/送信時の最大速度] | 3.4Gbps/286Mbps | |
SIM | nanoSIMカードスロット×1+eSIM | ||
VoLTE/VoLTE(HD+) | ○/○ | ||
テザリング同時接続数 [Wi-Fi/USB/Bluetooth] | 10台/1台/4台 | ||
無線LAN(Wi-Fi) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4および5GHz) | ||
Bluetooth(対応バージョン) | ○(5.4) | ||
電池・充電 | バッテリー容量 | 5000mAh | |
接続端子 | USB Type-C(USB 3.1、DisplayPort 1.4) | ||
ワイヤレス充電(Qi) | ー | ||
その他 | 防水/防塵/耐衝撃 | ○(IPX6・IPX8・IPX9)/○(IP6X)/○(MIL) | |
ワンセグ/フルセグ/FMラジオ | ー/ー/ー | ||
おサイフケータイ [FeliCa/NFC] | ○/○ | ||
生体認証 | ○(指紋、顔) | ||
ハイレゾ音源 | ○ | ||
OS | Android 15 | ||
メーカー | FCNT |
記事執筆:memn0ck
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