au向け6.4インチファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」が発表!

KDDIおよび沖縄セルラーは22日、今春に発売する2014年春モデル新商品を披露する「au発表会2014 Spring」を都内で開催し、6.4インチフルHD(1080×1920ドット)液晶を搭載したファブレット「Xperia Z Ultra SOL24」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表しています。発売日は2014年1月25日(土)です。

スマートフォンとタブレットの中間サイズというおおよそ6インチ台のディスプレイを搭載した「ファブレット」に属するデバイスです。3Gや4G LTEに対応し、通話・通信が利用できます。

sol24_02


Xperia Z Ultra SOL24は、海外では昨年7月に3G対応、9月にはLTE対応の「Xperia Z Ultra」グローバルモデルが発売されていますが、今回、国内向けにおサイフケータイ(Felica)やワンセグ、フルセグ、赤外線通信といった機能に対応したau版となります。

本日同時にソニーから国内向けに無線LAN(Wi-Fi)のみに対応した「Xperia Z Ultra SGP412JP」も発表されています。

Xperia Z Ultra SOL24は、すでに当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でもグローバルモデルのレビューを掲載しているように6.4インチという大きなディスプレイを搭載した“Lサイズスマホ”こと、ファブレットです。

従来、スマートフォンでは、電話機能ありきからメールやWebブラウザーなどの利用を拡張していったものですが、ソニーモバイルで独自にアンケートをしたところ8割弱程度がキャリアメール以外のメールを利用しているほか、多くのユーザーが動画閲覧やカメラ、ワンセグ、電子書籍などを利用していることが判明。

そこで、スマートフォンのあり方を社内で検討したところ徐々にディスプレイサイズが大型化していき、4~5インチクラスがほとんどとなっており、そうした背景からさらにエンターテイメント(エンタメ)機能などを強化することで、“One Sony”を実現するためにより大きくソニーの究極エンタメデバイスとして企画されたのがXperia Z Ultraになるということです。

開発段階では、ポータブルDVDプレイヤーやカーナビなどといった製品も考慮して、持ち歩きできるサイズ感・バランスに苦心したとのこと。

スマートフォンからタブレットまでのサイズ、厚さ、薄さを何度も試作、検討し、結果としてはポケットサイズのシステム手帳やパスポートサイズになったとし、システム手帳の横幅が95mmをベースにスーツなどの胸ポケット(内ポケット)に収まるサイズ感だとしています。

また、6.4インチディスプレイは16:9の画面表示がきっちりでき、無駄な領域がないのでも特長。サイズは約179.4×92.2×6.5mm、質量は約214g。ボディーカラーはブラックおよびホワイト、パープルの3色展開。

デザインは今まで通り「OmniBalance design」を採用。海外でも好評な防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP5X準拠)にも対応。

製品名にもあるように、“Z”は現在のXperiaのフラッグシップモデルである証。さらに“Ultra”はディスプレイサイズや各種機能がウルトラ(大きく、高く、超越している)という思いが込められています。

スペックとしては、6.44インチフルHD(1080×1920ドット)TRILUMINOSディスプレイや最大2.2GHz駆動のクアッドコアCPUを内蔵したQualcomm製「Snapdragon 800 MSM8974」、2GB内蔵メモリー(RAM)、16GB内蔵ストレージ、最大64GBまでのmicroSDXCカードスロット、800万画素アウトカメラ、200万画素フロントカメラ、3000mAhバッテリー、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、NFC、Felica、GPSなど。

大きなディスプレイを活かしたペン入力が行え、専用のペン先細いスタイラスを付属。ただし、同じく大きなディスプレイを搭載した「GALAXY Noteシリーズ」のような特別な技術を利用しているわけではなく、通常の静電容量式タッチパネルであるため他の市販の静電容量式タッチパネルに対応したペンも利用可能です。ソフトウェアもペンの種類選択、切り抜き、画像編集などスクラッチブックのようなことも可能になっています。

また、その他の基本機能でも文字入力アプリに「POBox Touch 6.2」を搭載。キーボードのサイズ変更もさらに簡単にできるようになっているほか、手書き入力は漢字にも対応しています。アルバムやWALKMAN、ムービーアプリといったXperiaアプリも当然搭載。なお、おでかけ転送はフルHD対応になっています。

専用アクセサリーも用意され、マグネットチャージングドックやパワーカバー、スタイラスペン、Bluetoothヘッドセットがあります。

なお、同時に発表されたWi-FiモデルのXpeira Z Ultra SGP412JPとの違いは、3GやLTEなどの携帯電話ネットワークだけではなく、Wi-Fiモデルにはおサイフケータイ(Felica)やワンセグ、フルセグ、赤外線通信、おでかけ転送対応ファイル、同梱物などの違いがあります。

◯主な仕様
基本スペック
商品名Xperia Z Ultra SOL24
OSAndroid 4.2
メーカーソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
ディスプレイ約6.4インチ
トリルミナスディスプレイ for mobile/FHD
重量約214g
カメラメインカメラ: 約810万画素/CMOS
サブカメラ: 約220万画素/CMOS
電池容量3,000mAh
サイズ約92 (W) ×179 (H) ×6.5 (D) mm
最厚部 約6.8mm
メモリ約32GB (ROM) /約2GB (RAM)
連続通話/待受時間通話時間: 約1420分
待受時間: 約740時間 (3G) 約710時間 (LTE)
カラーブラック、ホワイト、パープル
外部メモリmicroSDXC (最大64GBまで)

対応サービス・機能
Eメール (@ezweb.ne.jp)
SMS
ワンセグ (注1)
フルセグ (注1)
おサイフケータイ
NFC
赤外線
Bluetooth (ver.4.0)
Wi-Fiテザリング (最大接続数 10台)
Wi-Fi (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)
4G LTE 受信時最大速度150Mbps (注2)
WIN HIGH SPEED
グローバルパスポート
(LTE/GSM/GPRS/UMTS)
緊急速報メール
防水 (IPX5/8)
防塵 (IP5X)


記事執筆:S-MAX編集部


■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
KDDI、au向け2014年春モデルの新商品および新サービス発表会を1月22日10時から開催!ライブ中継も実施 - S-MAX
Xperia Z Ultra SOL24|スマートフォン | au
フルHD対応スマートフォンとして世界最大約6.4インチディスプレイ搭載、世界最薄約6.5mmを実現した『Xperia Z Ultra SOL24』を発表 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperia Z Ultra SOL24|スマートフォン | au