ついに日本にもきたぞ!曲面スマートフォン「G Flex LGL23」は買いだ!

既報の通り、KDDIおよび沖縄セルラーは22日、6インチHD(720×1280ドット)が上下に湾曲し、中央が凹んだ曲面ディスプレイ(Flexible OLED)を搭載したLGエレクトロニクス製の大きめスマートフォン(ファブレット)「G Flex LGL23(ジー・フレックス・エルジーエルニサン)」(以下、LGL23)を発表した。2014年1月25日(土)に発売開始する。

同日、都内で開催された「au発表会 2014 Spring」の展示会場において展示されていたLGL23を試すことができたので写真と動画で紹介する。

140122_lg_gflex_02_960
本体正面(画像左)と本体背面(画像右)

140122_lg_gflex_04_960
ディスプレイ下部

140122_lg_gflex_05_960
ディスプレイ上部

本体のサイズは約82(W)×161(H)×8.8(D)mm、質量は178g、ディスプレイは、Real RGB OLED方式を採用した約6.0インチのHD(720×1280ドット)の有機を搭載。ディスプレイ下部には、バック(戻る)、ホーム、メニューのタッチキーを搭載する。

本体は中央に向かって湾曲した曲面ボディを採用し、手に持つまでもなく一見するだけでボディが湾曲しているのが分かる。カラーバリエーションは、「ブラック」の1色展開。


140122_lg_gflex_03_960
本体左右側面(画像上)と本体上下側面(画像下)

140122_lg_gflex_06_960
背面部分

140122_lg_gflex_07_960
アンテナを伸ばしたところ

本体左側面にau Micro IC Card(4G LTE)スロットを、本体下部側面に3.5mmイヤホンジャック、microUSB端子とフルセグ/ワンセグ用のテレビ視聴をするためのアンテナが搭載されており、右側面および上部側面にはボタン類や端子類は搭載されていない。

テレビ用のアンテナは本体下部にと、縦向きに持った場合、違和感のある場所に搭載されているが、横向き視聴すれば特に違和感はなくなる。説明員に聞いたところ、アンテナは本体の設計上、下部に配置することになったという。なお、フルセグについては、録画およびデータ放送には対応していない。

背面のメインカメラは、約1320万画素のCMOS、内側のサブカメラは約240万画素のCMOSを搭載する。背面のデザインは光沢のあるグロッシーな仕様で、指紋後や埃が非常に目立つが、スクラッチリカバリー背面カバーを採用しており、細かい擦り傷程度なら自然に修復するとのこと。

電池パックのカバーはなく、ユーザー自身による電池の取り外しは不可、バッテリー容量は3500mAhの大容量なものが搭載される予定。また防水および防塵性能には非対応。さらに、microSDカードスロットも搭載されていないが、こちらについては、外付けのmicroSDリーダライタが同梱される予定で、最大128GBまでのmicroSD、microSDHC、microSDXCカードに対応する。


140122_lg_gflex_08_960
ストレージ画面(画像左)とソフトウェア情報画面(画像右)

本体のスペックとしては、CPUに2.3GHzのクアッドコア「MSM8974」を搭載し、RAMは2GB、展示されていた開発機で確認したところ、内部ストレージは32GBで、アプリなどを保存する空き容量(ユーザー領域)は21GB強、Androidのバージョンは4.2.2(開発コード名:Jelly Bean)となっていた。


140122_lg_gflex_09_960
ディスプレイパネルだけを取り出し湾曲させていた

140122_lg_gflex_10_960
内蔵する電池パックもカーブを描いている

展示会場では、曲面ボディを解説するため、本体からディスプレイパネルだけを外部に取り外したものや、内蔵する電池パックの展示や紹介もしていた。ディスプレイパネルは手で簡単に曲げるデモのほかに、電池パックを曲面形状にするには簡単ではないことを説明員は語っていた。

また、au向けとしては初となるが、グローバルモデルやNTTドコモの2013年冬モデルの「LG G2 L-01F」同様に、背面のメインカメラ下部に搭載されている「REAR KEY(リアキー)」も特長だ。REAR KEYの中央キーは電源キー(画面オン/オフ、LED通知)、上部の音量調整キー(+)は、画面のオフ/ロック画面で長押しすると「Qメモ」が起動するほか、カメラ機能の起動時にはシャッターキーにもなる。さらに下部の音量調整キー(-)は、画面のオフ/ロック画面で長押しするとカメラ機能が起動し、こちらもカメラ機能の起動時にはシャッターキーにもなる。

そのほか、4K動画の撮影やハイレゾ音源再生に対応し、Qシアター、ディアルウィンドウ、ノックオンなど機能面、操作面で高機能かつ使いやすさに配慮した仕様となっている。


最後に特長的な機能や操作面などにおいて、説明員に詳しく解説してもらった動画を紹介するので是非参考にしてほしい。


S-MAX:LGエレクトロニクス製「G Flex LGL23」ファーストインプレッション



140122_lg_gflex_11_960

◯主な仕様
基本スペック
商品名G Flex LGL23
OSAndroid 4.2
メーカーLG Electronics Inc
ディスプレイ約6.0インチ POLED/HD
重量約178g
カメラメインカメラ: 約1,320万画素/CMOS
サブカメラ: 約240万画素/CMOS
電池容量3,500mAh
サイズ約82 (W) ×161 (H) ×8.8 (D) mm
最厚部 約9.7mm
メモリ約32GB (ROM) /約2GB (RAM)
連続通話/待受時間通話時間: 約1260分
待受時間: 約690時間 (3G) 約670時間 (LTE)
カラーブラック
外部メモリmicroSDXC (最大128GBまで) (同梱するmicroSDリーダライタ利用時)

対応サービス・機能
Eメール (@ezweb.ne.jp)
SMS
ワンセグ
フルセグ
おサイフケータイ
NFC
赤外線 (注2)
Bluetooth (ver.4.0)
Wi-Fiテザリング (最大接続数 8台)
Wi-Fi (IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)
4G LTE 受信時最大速度150Mbps (注3)
WIN HIGH SPEED
グローバルパスポート
(LTE/GSM/GPRS/UMTS)
緊急速報メール

※今回試した展示機および仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
ファブレットは流行るか!?au向け2014年春モデル「G Flex LGL23」と「Xperia Z Ultra SOL24」の気になる価格をチェック - S-MAX - ライブドアブログ
KDDI、au向け4G LTE対応6インチ曲面ディスプレイ搭載スマホ「LG G Flex LGL23」を発表!フルセグや動画をシアターのような臨場感で体験可能 - S-MAX - ライブドアブログ
KDDI、au向け「2014年春モデル」発表会を開催!曲がったディスプレイ「G Flex」や6.4インチLサイズスマホ「Xperia Z Ultra」など5機種 - S-MAX
au 2014 Spring 日本初の曲面スマホや世界最大&最薄スマホなど個性豊かなラインアップ全5機種が登場! | 2014年 | KDDI株式会社
G Flex LGL23|スマートフォン | au