AppleがiPad向け電子教科書「iBooksテキストブック」を日本でも開始! |
Apple(アップル)は21日(現地時間)、同社が展開する教育向けコンテンツの提供国・地域を拡大したと発表しています。
これにより、iPad向け電子教科書「iBooksテキストブック」が新たに日本やブラジル、イタリアなどを含む51カ国で提供開始されました。
同社では、米国の高校における基本科目などでiBooksテキストブックがすでに100%の普及率になっているということです。
iBooksテキストブックは、Apple製タブレット「iPadシリーズ」で利用できる電子書籍サービス「iBooks」を利用したマルチタッチに対応した電子教科書サービスです。2012年1月に発表し、これまで米国を中心に提供されていました。
マルチタッチ以外にも、テキストをスワイプしてなぞるとハイライト表示できたり、メモを書き込んだりすることが可能。また、単語カード機能といった通常の電子書籍とは違った機能も搭載されています。
今回、このiBooksテキストブックが提供対象国・地域を拡大し、日本でも利用できるようになりました。
その他、教育者が「iTunes U」の講義を作成し、生徒へ配布、一般向けに公開・共有が行えるツール「iTunes U Course Manager」もロシアやタイ、マレーシアなどで提供開始されるとのこと。
Appleでは「iPadのために用意された素晴らしいコンテンツとツールを使って、教師の方々にこれまでになかった学習体験を作り出せる新しい方法を提供する」としています。
記事執筆:memn0ck
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