MWC 2014のHTCブースをDesire 816中心に紹介!

既報通り、HTCは24日(現地時間)、スペインのバルセロナで2014年2月24日から27日にかけて開催されている世界最大のモバイル関連イベント「Mobile World Congress 2014(MWC2014)」に合わせて新しいAndroid搭載スマートフォン「HTC Desire 816」および「HTC Desire 610」の2機種を発表しています。

HTCではこれらの新機種のうちのDesire 816を中心に、フラッグシップモデル「HTC One」や、その派生モデルである「HTC One mini」および「HTC One Max」などをMWC 2014にて展示していました。そんなHTCブースを写真で紹介したいと思います。

なお、HTC Oneの後継機種と見られる新しいフラッグシップスマホを3月25日に発表する予定となっています。こちらも楽しみですね!

◯Desire 816
Desire 816は5.5インチHD(720×1280ドット)液晶を搭載したミドルクラスのAndroidスマートフォンです。中国向けに3月以降に、欧州向けに5月以降に発売されるほか、グローバル市場で展開される予定となっていますが、日本での発売は未定。これまでミドルクラスの製品はほぼ投入されていないので可能性は低いと思われます。

ボディーカラーが黒および白、グレー、緑、オレンジという5色のカラフルかつモダンなデザインで、最近のHTCならではの質感の高い外装となっています。また、前面にデュアルスピーカーを搭載しており、BoomSoundに対応することで、臨場感のあるステレオ音源を楽しめるとのこと。

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スペックとしてはCPUに1.6GHzデュアルコアでチップセットにはQualcomm製「Snapdragon 400」を採用し、内蔵メモリー(RAM)は1.5GB、内蔵ストレージは8GB、外部ストレージは最大128GBまでのmicroSDカードスロット、SIMカードはnanoSIMカードスロット、F2.2の明るいレンズを採用した有効約1300万画素裏面照射型CMOSアウトカメラ、広角レンズを搭載した有効約500万画素裏面照射型CMOSフロントカメラ、2600mAhリチウムポリマーバッテリー、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0(aptX対応)、NFC(オプション)、GPS+GLONASS、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、照度センサーなどとなっています。

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通信機能は2G(GSM/GPRS/EDGE)および3G(W-CDMA/HSPA+)、4G(LTE)に対応しており、対応周波数帯はGSMで850/900/1800/1900MHz 、W-CDMAで850(B5)/900(B8)/2100(B1)MHz、LTEでEMEA向けに800(B20)/900(B8)/1800(B3)/2600(B7)MHz、アジア向けに900(B8)/1800(B3)/2100(B1)/2600(B7)MHz、さらに台湾・オーストラリア向けにはアジア向けのバンドに加え700(B28)MHzに対応しています。サイズが約156.6×78.7×7.99mm、質量が約165g。SIMカードはnanoSIMカードサイズを採用。

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独自ユーザーインターフェース(UI)の「HTC Sense 5.5」が搭載された状態で出荷され、発売後に最新バージョンへのアップデートが実施される予定となっています。

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◯Desire 610
同時に発表されたDesire 610は4.7インチqHD(540×960ドット)液晶を搭載したエントリークラスのAndroidスマートフォンです。こちらもボディーカラーが黒および白、グレー、緑、オレンジという5色が用意されています。

スペックとしてはCPUに1.2GHzデュアルコアでチップセットにはQualcomm製「Snapdragon 400」を採用し、内蔵メモリー(RAM)は1GB、内蔵ストレージは8GB、外部ストレージは最大128GBまでのmicroSDカードスロット、SIMカードはnanoSIMカードスロット、F2.4の明るいレンズを採用した有効約800万画素裏面照射型CMOSアウトカメラ、有効約130万画素裏面照射型CMOSフロントカメラ、2040mAhバッテリー、IEEE802.11b/g/b準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0(aptX対応)、NFC(オプション)、GPS+GLONASS、電子コンパス、加速度センサー、近接センサー、照度センサーなどとなっています。

通信機能は2G(GSM/GPRS/EDGE)および3G(W-CDMA/HSPA+)、4G(LTE)に対応しており、対応周波数帯はGSMで850/900/1800/1900MHz 、W-CDMAで850(B5)/900(B8)/2100(B1)MHz、LTEでEMEA向けに800(B20)/900(B8)/1800(B3)/2600(B7)MHz、アジア向けに900(B8)/1800(B3)/2100(B1)/2600(B7)MHz。サイズが約143.1×70.5×9.6mm、質量が約143.5g。

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◯その他
その他にもHTC OneやHTC One mini、HTC One Maxなどの既存機種が展示されていたほか、MWC 2014に合わせて開催されたプレスカンファレンスに登壇した同社CEOのピーター・チョウ氏は「昨年発売の『HTC One』が各国で成功したことを強調したHTC Oneは美しいデザインで、かつ、機能的だ。今年もうこういったデザイン性や性能の高い製品を提供していく。」と語っていました。

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小型モデル「HTC One mini」

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大型モデル「HTC One Max」

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フラッグシップモデル「HTC One」(左)とブースで行われていたサッカー選手によるデモ

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プレスカンファレンス後に囲み取材に応えるピーター・チョウ氏


記事執筆:S-MAX編集部
取材協力:pocketgamesほか


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