ZenFone 5はプリインアプリが充実している! |
先週の11月8日(土)に日本市場で販売開始となったASUSTeK Computer(以下、ASUS)製SIMフリーAndroidスマートフォン「ZenFone 5 (型番:AK500KL)」(以下、ZenFone 5)。
価格は16GBモデルが¥26,800(税別)、32GBモデルが¥29,800(税別)とお手頃なことに加え、スペックもハイエンドではないものの普段利用するには問題ない内容で、家電量販店などでも購入できるということで話題となっている。
もう購入した人はすでにセットアップも終えて自分好みにカスタマイズしている頃だろう。
試用を始めて1週間、やや大柄のボディーだが手に馴染みやすいラウンド形状と「軽さ」がZenFone 5の使い勝手の良さだ。そして内蔵のアプリと機能のカスタマイズ性の良さもこの価格帯のスマートフォンとしては驚異的だ。
今回はZenFoneシリーズの根本となる「Zen UI」とカメラ関連を取り上げていく。
今回の試用にあたって、まず先週の土曜日にシステムのアップデートがあった。その後、矢継ぎ早に「ASUS」と冠が付く様々なアプリのバージョンアップが頻繁に行われた。
左が標準のドロワー、右がスマートフォルダーと新機能グリッドサイズ変更で5×5表示
特に大きく進化したと感じたのがZen UIのランチャー部分「ASUS Launcher」だ。初期状態ではいわゆる普通のAndroid標準に近いランチャーだったが、新バージョンではドロワー画面に「スマートフォルダー」という機能が追加された。
スマートフォルダをオンにするとアプリのカテゴリーごとに自動的にフォルダに振り分けられる。これはプリインストールアプリ以外もアプリ情報に基づいて手間を掛けることなく自動的に振り分けられる。また、スマートフォルダをオフにして標準の表示に簡単に戻すこともできる。
ランチャー画面でアプリのアンインストール以外に無効化ができるのも直感的で分かりやすい。
タッチセンサー式の独立したナビゲーションキーが特徴だ
カスタマイズはボリュームキーに画面オフ状態からのカメラ起動を割り当てることもできるほか、ナビゲーションキーの「マルチタスクボタン」にメニューやスクリーンショットの機能を割り当てることもできる。スクリーンショットをマルチタスクボタンに割り当てるのも面白い。さらにスクリーンショットのファイルフォーマットを「JPEG」と「PNG」から選べるなど細かい気配りもされている。
マルチタスクキーのカスタマイズは便利
カメラ機能はアウトカメラで自分撮りをできるモードや「HDR」、シャッターを押す前と押した後も高速キャプチャーする「タイムシフト」撮影など機能が充実している。ローライトモードは暗いシーンになると「ローライトモードが使える」とアドバイスしてくれる。
動画撮影時にも「ローライト」や「ミニチュア」「低速度撮影」(タイムラプス)の機能が使える。動画の最大解像度はFHD(1920×1080ドット)だが、電子手ブレ補正をオンにするとHD(1270×720ドット)が最大解像度となる。
写真や動画を一覧で管理できる「ギャラリー」はdropboxをはじめとするクラウドの画像とリンクさせることや、顔認識機能を利用して写っている人物の振り分けも可能だ。ユニークなのは撮影情報に天気情報もあり、あのときは「暑かった」「寒かった」など写真の情報から季節も振り返りができる。
ギャラリーから呼び出せる編集機能は、様々な効果を写真ごとに細かく調整ができる本格的なものだ。これらの機能を一つにまとめて自分だけのプリセットを作ることも可能で複雑な効果を簡単に呼び出せる。また、このモードで表示する写真情報はRGBごとのヒストグラムが表示されるのだが、これはギャラリーにも欲しい機能だ。
この他にも様々なアプリが内蔵されているが、実用的な物が多い印象だ。今回詳しくは書かなかったが「時計」アプリのデザインが秀逸なので、是非確かめてみて欲しい。
■関連リンク
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特に大きく進化したと感じたのがZen UIのランチャー部分「ASUS Launcher」だ。初期状態ではいわゆる普通のAndroid標準に近いランチャーだったが、新バージョンではドロワー画面に「スマートフォルダー」という機能が追加された。
スマートフォルダをオンにするとアプリのカテゴリーごとに自動的にフォルダに振り分けられる。これはプリインストールアプリ以外もアプリ情報に基づいて手間を掛けることなく自動的に振り分けられる。また、スマートフォルダをオフにして標準の表示に簡単に戻すこともできる。
ランチャー画面でアプリのアンインストール以外に無効化ができるのも直感的で分かりやすい。
タッチセンサー式の独立したナビゲーションキーが特徴だ
カスタマイズはボリュームキーに画面オフ状態からのカメラ起動を割り当てることもできるほか、ナビゲーションキーの「マルチタスクボタン」にメニューやスクリーンショットの機能を割り当てることもできる。スクリーンショットをマルチタスクボタンに割り当てるのも面白い。さらにスクリーンショットのファイルフォーマットを「JPEG」と「PNG」から選べるなど細かい気配りもされている。
カメラ機能はアウトカメラで自分撮りをできるモードや「HDR」、シャッターを押す前と押した後も高速キャプチャーする「タイムシフト」撮影など機能が充実している。ローライトモードは暗いシーンになると「ローライトモードが使える」とアドバイスしてくれる。
動画撮影時にも「ローライト」や「ミニチュア」「低速度撮影」(タイムラプス)の機能が使える。動画の最大解像度はFHD(1920×1080ドット)だが、電子手ブレ補正をオンにするとHD(1270×720ドット)が最大解像度となる。
写真や動画を一覧で管理できる「ギャラリー」はdropboxをはじめとするクラウドの画像とリンクさせることや、顔認識機能を利用して写っている人物の振り分けも可能だ。ユニークなのは撮影情報に天気情報もあり、あのときは「暑かった」「寒かった」など写真の情報から季節も振り返りができる。
ギャラリーから呼び出せる編集機能は、様々な効果を写真ごとに細かく調整ができる本格的なものだ。これらの機能を一つにまとめて自分だけのプリセットを作ることも可能で複雑な効果を簡単に呼び出せる。また、このモードで表示する写真情報はRGBごとのヒストグラムが表示されるのだが、これはギャラリーにも欲しい機能だ。
この他にも様々なアプリが内蔵されているが、実用的な物が多い印象だ。今回詳しくは書かなかったが「時計」アプリのデザインが秀逸なので、是非確かめてみて欲しい。
記事執筆:mi2_303
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