NTTドコモも自らMVNOで格安SIM&格安スマホに参入?

ブルームバーグは13日、NTTドコモ財務担当常務執行役員の佐藤啓孝氏へのインタビューとして既存事業に加え、仮想移動体通信事業者(MVNO)として割安料金による携帯電話サービスを提供することを検討していると伝えています。


記事では「第2ブランドとしてMVNOを開始することについて『いろいろなことはスタディーしている』」と準備していると説明したとされています。

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MVNOによるいわゆる格安SIMや格安スマホはこれまで主にNTTドコモの回線を他社が借り入れて行ってきました。これに対抗するようにKDDIでは子会社のKDDIバリューイネイブラー(KVE)を通じて自ら「UQ mobile」を昨年12月に開始。

また、ソフトバンクもグループ傘下のワイモバイルと相互にネットワークをMVNOとして提供し、今年4月からは国内通信4社を合併させ、携帯電話事業ではソフトバンクのほか、別ブランドとして「Y!mobile」を格安サービスに近い形で継続させることを明らかにしています。

個人的には第2ブランドで展開するくらいなら、自社サービスに割安な料金プランを用意するほうがイメージいいのにとは思いますけど、こういった各社の動きにNTTドコモも対抗する形で自らMVNOによる第2ブランドを導入するのか、KDDIやソフトバンクとは違ってすでにNTTドコモの場合には回線を借り入れてくれるMVNOが多く存在するだけに興味深いところです。

記事執筆:memn0ck


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ドコモが格安スマホ参入検討、市場規模や採算を考慮-インタビュー - Bloomberg