ドコモのガラホには勝手アプリをインストールできるか?! |
既報通り、NTTドコモは13日、今夏以降に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015年夏モデル 新サービス・新商品発表会」を開催し、先行して発表していた「Galaxy S6」シリーズを含む新作12機種が発表されました。今回、福岡でも同時刻に発表会を開催するということで、筆者は福岡会場の「ドコモラウンジ福岡」におじゃましました。
気になる従来型のケータイ(フィーチャーフォン)にAndroid OSを搭載した「ガラホ」(日本のケータイを挿す「ガラケー」と「スマホ」の造語)は、富士通の「ARROWSケータイ F-05G」、シャープの「AQUOSケータイ SHー06G」の2機種が登場することになりました。
今回はこれらの2機種にAndroidアプリのパッケージである「apkファイル」をインストールできるのか試してきましたので成否も含め紹介したいと思います。
◯ガラホは国内2メーカーから登場
まずはざっくりとガラホ2機種のおさらいをしておくと、1つめのARROWSケータイ F-05Gは防水と防塵、さらにワンセグや赤外線に対応した2つ折りタイプのフィーチャーフォンスタイルです。バッテリーは1700mAhを搭載し、連続待受900時間以上を実現し、人気のコミュニケーションサービス「LINE(ライン)」にも対応しています。
・ARROWSケータイ F-05Gの主なスペック
OS:Android4.4
通信:3G
ディスプレイ:3.4インチ液晶(480×854ドット、288dpi)
カメラ :約810万画素(インカメラなし)
バッテリー:1700mAh
サイズ/重量:51(W)×15.8(D)×113(H)mm/約129g
発売時期:6月中旬発売予定
参考記事:NTTドコモ、Androidベースの折りたたみ型ガラホ「ARROWSケータイ F-05G」を発表!FOMA料金プランで利用可能――LTEやおサイフ、Wi-Fi、タッチパネル、Google Playなどには非対応 - S-MAX
もう1機種のAQUOSケータイ SHー06Gも同じく、LINEアプリの利用できるAndroid OS搭載の2つ折りのフィーチャーフォンです。自然で色鮮やかなPureLED搭載の3.4インチQHD(540×960ドット)ディスプレイを搭載し、テンキー上をなでて操作できる「タッチクルーザーEX」や相手の名前を音声で呼んで発信できる機能も備えています。
・AQUOSケータイ SH-06Gの主なスペック
OS:Android4.4
通信:3G
ディスプレイ:3.4インチ液晶(540×960ドット、324dpi)
カメラ :500万画素
バッテリー:1410mAh
サイズ/重量:51(W)×16.4(D)×112(H)mm/約123g
発売時期:6月下旬発売予定
参考記事:NTTドコモ、Androidベースの折りたたみ型ガラホ「AQUOSケータイ SH-06G」を発表!FOMA料金プランで利用可能――LTEやおサイフ、Wi-Fi、タッチパネル、Google Playなどには非対応 - S-MAX
なお、両機種ともWi-Fiに対応していないのが残念なところです。
◯気になる?ガラホにアプリを転送してインストールできるのか?
さらに残念なのは2機種ともにAndroid標準のアプリ配信マーケット「Google Playストア」が省かれています。アプリは、NTTドコモの用意するLINEなどの一部を追加できるのみ。
そこで、すでに発売されている同じジャンルのAndroidを採用したau向けケータイ「AQUOS K SHF31」でできていたBluetooth転送でアプリがインストールできるか、発表会でこれらの機種で試してみました。
テストの方法は、以下の手順で行いました。
1)Bluetoothでガラホ機種とNexus 5をペアリングする。
2)Nexus 5から保存したTwitterのAPKインストールファイルを送信する。
3)ガラホ機種が受信したらインストールをし、アプリを実行する。
ただし、両機種がテンキーによる操作という性質上、正常にアプリが動作できるかは省かせていただきました。
まずはARROWSケータイ F-05Gにインストールしてみようとしてみましたが、ペアリングができず断念。この辺は試作機ということもあるのかもしれません。
気を取り直してAQUOSケータイ SHー06Gを試します。こちらは無事にBluetoothでペアリングできました。さすがはau向けにすでにAQUOS K SHF31を発売しているシャープといってところでしょうか。
次に、APKファイルを転送。これもAQUOSケータイ SHー06Gでは無事に送信できました。
続いて、AQUOSケータイ SHー06G側の「提供不明のアプリ」も許可し、インストールします。
無事、成功!Twitterがインストールでき、動作も確認しました。
このようにあくまで今回は試作機ですが、AQUOSケータイ SH-06GにはBluetoothを利用してアプリをインストールできるということは確認できました。
ただし、あくまで製品が試作機であること、実際に発売される商品では仕様が変わる可能性があることもご了承頂きたいです。また、インストールできるからといって、タッチパネル操作を基本に開発されたアプリが、テンキーで変わらず利用できるかは保証できません。
とはいえ、Amazon Androidアプリストアを利用すれば、多くのアプリが配信されていますし、タッチクルーザーEXを利用すればなんとか操作できるアプリもAQUOS K SHF31にはありましたので、このまま発売されることを期待したいところです。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・ARROWS ケータイ F-05G | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
・AQUOS ケータイ SH-06G | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
まずはざっくりとガラホ2機種のおさらいをしておくと、1つめのARROWSケータイ F-05Gは防水と防塵、さらにワンセグや赤外線に対応した2つ折りタイプのフィーチャーフォンスタイルです。バッテリーは1700mAhを搭載し、連続待受900時間以上を実現し、人気のコミュニケーションサービス「LINE(ライン)」にも対応しています。
・ARROWSケータイ F-05Gの主なスペック
OS:Android4.4
通信:3G
ディスプレイ:3.4インチ液晶(480×854ドット、288dpi)
カメラ :約810万画素(インカメラなし)
バッテリー:1700mAh
サイズ/重量:51(W)×15.8(D)×113(H)mm/約129g
発売時期:6月中旬発売予定
参考記事:NTTドコモ、Androidベースの折りたたみ型ガラホ「ARROWSケータイ F-05G」を発表!FOMA料金プランで利用可能――LTEやおサイフ、Wi-Fi、タッチパネル、Google Playなどには非対応 - S-MAX
もう1機種のAQUOSケータイ SHー06Gも同じく、LINEアプリの利用できるAndroid OS搭載の2つ折りのフィーチャーフォンです。自然で色鮮やかなPureLED搭載の3.4インチQHD(540×960ドット)ディスプレイを搭載し、テンキー上をなでて操作できる「タッチクルーザーEX」や相手の名前を音声で呼んで発信できる機能も備えています。
・AQUOSケータイ SH-06Gの主なスペック
OS:Android4.4
通信:3G
ディスプレイ:3.4インチ液晶(540×960ドット、324dpi)
カメラ :500万画素
バッテリー:1410mAh
サイズ/重量:51(W)×16.4(D)×112(H)mm/約123g
発売時期:6月下旬発売予定
参考記事:NTTドコモ、Androidベースの折りたたみ型ガラホ「AQUOSケータイ SH-06G」を発表!FOMA料金プランで利用可能――LTEやおサイフ、Wi-Fi、タッチパネル、Google Playなどには非対応 - S-MAX
なお、両機種ともWi-Fiに対応していないのが残念なところです。
◯気になる?ガラホにアプリを転送してインストールできるのか?
さらに残念なのは2機種ともにAndroid標準のアプリ配信マーケット「Google Playストア」が省かれています。アプリは、NTTドコモの用意するLINEなどの一部を追加できるのみ。
そこで、すでに発売されている同じジャンルのAndroidを採用したau向けケータイ「AQUOS K SHF31」でできていたBluetooth転送でアプリがインストールできるか、発表会でこれらの機種で試してみました。
テストの方法は、以下の手順で行いました。
1)Bluetoothでガラホ機種とNexus 5をペアリングする。
2)Nexus 5から保存したTwitterのAPKインストールファイルを送信する。
3)ガラホ機種が受信したらインストールをし、アプリを実行する。
ただし、両機種がテンキーによる操作という性質上、正常にアプリが動作できるかは省かせていただきました。
まずはARROWSケータイ F-05Gにインストールしてみようとしてみましたが、ペアリングができず断念。この辺は試作機ということもあるのかもしれません。
気を取り直してAQUOSケータイ SHー06Gを試します。こちらは無事にBluetoothでペアリングできました。さすがはau向けにすでにAQUOS K SHF31を発売しているシャープといってところでしょうか。
次に、APKファイルを転送。これもAQUOSケータイ SHー06Gでは無事に送信できました。
続いて、AQUOSケータイ SHー06G側の「提供不明のアプリ」も許可し、インストールします。
無事、成功!Twitterがインストールでき、動作も確認しました。
このようにあくまで今回は試作機ですが、AQUOSケータイ SH-06GにはBluetoothを利用してアプリをインストールできるということは確認できました。
ただし、あくまで製品が試作機であること、実際に発売される商品では仕様が変わる可能性があることもご了承頂きたいです。また、インストールできるからといって、タッチパネル操作を基本に開発されたアプリが、テンキーで変わらず利用できるかは保証できません。
とはいえ、Amazon Androidアプリストアを利用すれば、多くのアプリが配信されていますし、タッチクルーザーEXを利用すればなんとか操作できるアプリもAQUOS K SHF31にはありましたので、このまま発売されることを期待したいところです。
記事執筆:甲斐寿憲
■関連リンク
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・ARROWS ケータイ F-05G | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
・AQUOS ケータイ SH-06G | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
SDHCまでだから、マルチメディアを活用すると不足するよな…
スマホではXC使えるんだから、OS的には大丈夫なはずだが…
外付けで対応できるとしても、データ&ヘッドホンで二口、端末への電源供給を考えたら…
※ヘッドホン端子ありが理想ってこと(笑)
おサイフケータイは、ポイントカードとかで使ってるから、今さらジ…もとい非対応は残念。
ソニーあたりが本気を出して欲しいかな。Aシリーズを合体させる感じで。
まあ、ドコモが融通をきかせることも必要だろうけど。
まあ、今の携帯の分割が残ってるから、その間+αは様子見かな。