2016 Japan IT Week 春紹介しきれなかった展示をまとめて紹介!

東京・お台場にある「東京ビッグサイト」にて2016年5月11日(水)~13日(金)の3日間に渡って開催されたIT技術やサービスなどに関連する12つの展示会が合同で行われるイベント「2016 Japan IT Week 春」。

このイベントでは最後のレポートとなる今回は、これまで紹介しきれなかった多くのブースの展示の様子をまとめて紹介していこうと思います。期待のアイテムも見つかるかもしれませんよ!?


◯キングジム
主にオフィス向けの文具や用品、スマートフォン(スマホ)やタブレット向けの周辺機器などを多数販売しているキングジムのブースでは、キーボードを畳んで収納できる同社初のモバイルパソコン(PC)「PORTABOOK(ポータブック)」のほか、スマホなど向けのモバイルアクセサリーなどが展示されていました。

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キングジムのポータブック

また現在、発売中のラベルプリンター「テプラPRO SR5500P」用のAndroid向けアプリ(開発中)のデモを行っていました。

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「テプラPRO SR5500P」本体(写真=左)と「テプラPRO SR5500P」で印刷した手書きラベル(写真=右)

テプラPRO SR5500Pは現在、iPhoneやiPad、PCからの印刷には対応していますが、新たに今夏のリリースをめざしてAndroid版アプリを開発中とのことです。通常のキーボード一体型のテプラとは異なり、端末で手書きした文字も印刷ができるユニークなアイテムとなっていますよ。


◯サードウェーブデジノス
PCのBTO販売のほか、オリジナルブランドのタブレットなどを販売しているサードウェーブデジノスのブースでは現在販売中のタブレットの展示のほか、Windows 10 Mobile搭載スマホ「Diginnos Mobile DG-W10M」が展示されていました。

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Diginnos Mobile DG-W10M(写真=左)とサードウェーブオリジナルAndroidタブレット(写真=右)

説明員によると、同社が販売しているGoogle Playに非対応の低価格なAndroidタブレットが法人向けから好評で、マイナーチェンジはされていますが、何年にも渡って売れ続けているロングセラー製品なのだそうです。

また、Windows 10 MobileスマホのDiginnos Mobile DG-W10Mも本体価格の値下げをして以降は「順調に売れている」とのことでした。

さらに撮影禁止となっていたため画像は掲載できませんが、ブース内に「初出展」として現在準備中のWindows 10タブレットが展示されていました。こちらはLTEモデムが内蔵される予定のタブレット型のモバイルPCということです。

詳細についてはまだ公開を止められているため、現時点で書くことはできませんが、筆者の個人的にも「かなり欲しい!」と思えるPCで期待大なモデルとなりそうです。この製品についても続報が入り次第、お伝えしたいですね!


◯パナソニック
パナソニックのブースでは、主に法人向けに販売されているモバイルPCシリーズの「TOUGHBOOK」や「TOUGHPAD」などが展示されていました。

筆者の趣味で度々紹介している5インチサイズで通話可能なタフネスモデルのタブレット「FZ-E1」や「FZ-X1」の防爆モデルもありました。

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FZ-X1の防爆モデル

今回、初展示となる「FZ-E1」および「FZ-X1」の防爆モデルは、国が定めた電波の引火による爆発の危険を防ぐための基準をクリアしたモデルです。価格はオープンながら実売価格は約80万円前後と特殊な用途向けの製品のためか、法人向けとしても特に価格の高い1台ではないでしょうか。

その他にも画面部分がキーボードドッグと分離可能なタフネスモデルの2in1型Windows 10搭載PCの「TOUGHBOOK CF20」やフォトスタジオや工事現場の事務所などからも引き合いが多いという20インチ4K液晶の高耐久タブレットPC「TOUGHPAD 4K FZ-Y1」も展示されていました。

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TOUGHBOOK CF20とTOUGHPAD 4K FZ-Y1



◯リンクスインターナショナル
PCパーツの販売代理店業務のほか、スマホなど向けのアクセサリーなども販売しているリンクスインターナショナルのブースでは、今年4月に発表された文教向けWindows 10搭載の2in1ノートPCが正式名称「学タブ」として展示されていたほか、今回、iPhoneのLightning端子に接続するステレオイヤホン「MFi Lightningearphone」が新発表の製品としてタッチ&トライブースが設置されていました。

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新製品のMFi Lightningearphone

MFi Lightningearphoneは正規MFi認証を取得したハイレゾ対応イヤホンでiPhoneやiPadのLightning端子に接続して利用します。5色カラーでの展開を予定しており、発売は「6月から遅くとも夏には」ということです。

そして、正式名称が決まった「学タブ」は今回、スペックシートが初公開となりました。通信機能の欄にオプショナル扱いで、モバイルネットワーク(3G)対応となっていることが記載されていました。

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「学タブ」(写真=左)とそのスペックシートの3Gネットワーク対応に関する記載(写真=右)

学タブは価格が4万円以下を予定しており、タッチペン付属でファンレスの高耐久で防水対応、さらにモバイル対応な2in1ノートPCとなると、文教(学習)向けとしながらも、比較的安価な高耐久PCとして、他の業界からも需要が大きく見込めそうなマシンではないでしょうか。

今回は筆者がイベント中を捜しまわってピックアップしたブースを駆け足でお送りしました。国内でも最大級の出展数を誇るIT関連イベントのJapan IT Weekですが、次回の開催は2016年10月26日(水)~28日(金)で幕張メッセにて開催される「2016 Japan IT Week 秋」となります。

当ブログメディア「S-MAX(エスマックス)」でも引き続いて取材へ行き、2016 Japan IT Week 秋のレポートをお届けする予定ですのでお楽しみにしてください。

記事執筆:河童丸


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