台湾製品を気軽に試せるイベントを東京駅チカで開催!

台湾貿易センター(TAITRA)が2017年6月16日(金)から18日(日)までの3日間の日程で、台湾を代表するブランド製品をアピールするイベント「2017 TAIWAN EXCELLENCE in Tokyo」を東京駅丸の内口から徒歩1分の場所に所在する商業施設「KITTE」にて開催しています。

具体的な開催概要は以下の通りです。イベントでは、パソコン(PC)やスマートフォン(スマホ)などといった情報通信機器のみではなく、交通分野やヘルスケアなど、台湾が強みを持った数多くの分野の製品を展示しており、筆者も同イベントに足を運んだみたので、特に気になった製品を中心にご紹介します。

時期:2017年6月16日から2017年6月18日まで
場所:東京 KITTE 1F アトリウム
主催:経済部国際貿易局
実行:台湾貿易センター


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分野ごとにテーブルが別れているので見て回りやすい


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ASUSTeK Computer(以下、ASUS)は世界初AR・VR両対応のスマホ「ZenFone AR」を展示


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先進的な機能を詰め込みつつ910gの軽量に仕上げた「ZenBook 3(型番:UX390)」

今や日本のSIMフリースマホ市場でも大きなシェアを持っているASUSは、Googleが開発する次世代のAR(拡張現実)技術「Tango」に対応するスマホ「ZenFone AR」や、指紋認証センサーを搭載し、0.4mm厚のCorning Gorillaガラス4やアルミニウム合金を採用することで重さ約910gの軽量さを誇るノートPC「ZenBook 3」などを展示していました。

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3つのカメラを搭載することでAR技術に対応した「ZenFone AR」

ZenFone ARは、気軽にAR体験を楽しめるハイエンドスマホで、約2300万画素リアカメラに加えて、場所や動きを感知する「モーショントラッキングカメラ」や対象物の距離や奥行きを計測するために用いる「深度認知カメラ」の合計3つのカメラを背面に搭載しており、ASUSはこれを「TriCam(トライカム)システム」と称しています。

この技術によって、ユーザーが自身の目で見ているかのように周囲の環境を検知し、よりリアルなAR体験が可能となっている非常に面白いコンセプトのスマートフォンです。日本市場でも今夏に投入されることが発表されており、参考価格は82,800円(税別、以後すべて税別)となっています。

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世界初となるメカニカルキーボード搭載ノートPCを参考展示

一方、同じく台湾メーカーであるAcer(エイサー)は、デスクトップ向けのIntel Core i7プロセッサや2基のNVIDIA GeForce GTX 1080を搭載した妥協無きゲーミングノートPC「Predator 21 X」を参考展示していました。21インチの湾曲ディスプレイに目を引かれる本体は、まるで装甲車を彷彿とさせる無骨でデザインでユーザーを魅了します。

本体には3ウェイ、6つのスピーカーを搭載し、臨場感あふれるサウンドが圧倒的な没入感を提供し、より深くゲームの世界へ潜り込むことができるでしょう。また、先進的な視線追尾システム「Tobii Eye Tracking(トビーアイトラッキング)」を装備し、対応ゲームであれば、プレイヤーの視線の動きに合わせてゲームを展開させることが可能です。

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キーボード右側のデバイスは取り外して使い分けることが可能

キーボード右側に備えられているデバイスは、表面がトラックパッド、裏面がテンキーとなっており、必要に応じて使い分けることが可能です。

またマウスなどの各種デバイスを細かく制御可能なソフトウェアも多数搭載し、プレイヤーの闘争心に火をつけるギミックや機能がてんこ盛りに搭載されているのも大きなポイントです。担当者の話によると、残念ながら現時点では日本での発売予定はなく、海外においてもかなりの品薄状態になっているそうです。

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情報通信分野意外の出典も多数展開している

今回は情報通信分野からの出典の一部をご紹介しましたが、文化や伝統、交通やヘルスケア分野など幅広い分野の台湾企業が出典している2017 TAIWAN EXCELLENCE in Tokyo。近年の台湾製品と言えば、突出した個性的な製品が多いことが印象的です。日本でも確実に存在感を増してきている台湾企業。彼らのこれからの躍進にも注目していきたいところです。

記事執筆:雪華


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