ハイブリッド10倍ズーム対応のSIMフリースマホ「OPPO Reno 10x Zoom」が7月12日に発売! |
オッポジャパンは3日、都内にて『新スマートフォン「Reno 10x Zoom」記者発表会』を開催し、10倍ハイブリッドズームに対応したフルスクリーンパノラマディスプレイ搭載のSIMフリースマートフォン(スマホ)「OPPO Reno 10x Zoom(型番:CPH1919)」(OPPO Mobile Telecommunications製)を発売すると発表した。
発売日は2019年7月12日(金)で、価格は希望小売価格99,880円(以下、すべて税抜)。販路は家電量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)で取り扱われ、楽天モバイルでは新規契約および他社から乗り換え(MNP)の場合には99,880円だが、オンラインにおける機種変更なら89,892円、NifMoでは新規契約およびMNPなら97,778円、機種変更なら93,800円となっている。
最大の特徴は背面にペリスコープレンズを採用したハイブリッド10倍ズームやAI(人工知能)を活用したウルトラナイトモード2.0などに対応するトリプルカメラを搭載している点だ。構成は約4800万画素CMOS/F1.7レンズ+約1300万画素CMOS/F3.0望遠レンズ+約800万画素CMOS/F2.2超広角レンズ(画角120°)となる。
またノッチやパンチなどの切り欠きのないフルスクリーンデザインを実現した「OPPO Find X」に続き、フロントカメラとLEDフラッシュを本体に収納して飛び出す仕組みを採用し、切り欠きのない約6.6インチFHD+(1080×2340ドット)有機ELのフルスクリーンパノラマディスプレイも魅力となっている。
主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 855(SDM855)」や8GB内蔵メモリー(RAM)、256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大512GB)、4065mAhバッテリー、USB Type-C端子、ステレオスピーカー、NFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0(SBC・aptX・aptX HD・LDAC対応)など。
センサー類は磁気センサーおよび光センサー、近接センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、レーザーフォーカスセンサー。サイズは約162.0×77.2×9.3mm、質量は約215g、本体カラーはジェットブラックとオーシャングリーンの2色展開。画面はCorning製強化ガラス「Gorilla Glass 6」で覆われており、画面内指紋認証や顔認証に対応する。
携帯電話ネットワークの対応周波数帯は4GのFDD-LTE方式でFDD-LTE Band 1および2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、28、29、32、66、TD-LTEでBand 34および38、39、40、41、3GのW-CDMA方式でWCDMA Band 1および2、4、5、6、8、19、2GのGSM方式で850および900、1800、1900MHzとなる。
またnanoSIMカード(4FF)スロット×2を搭載し、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、VoLTEはauおよびY!mobileをサポートする。なお、1つのスロットはnanoSIMカードとmicroSDカードの共用となっており、同時使用不可だ。今回はそんなOPPO Reno 10x Zoomを写真と動画で紹介していく。
OPPO Reno 10x Zoomはポップアップ式の「ピボットライジング機構」でフロントカメラを本体に収納可能とした。これにより、表示エリアにはノッチやパンチといった切り欠きがなく、画面占有率93.1%の理想的な全画面デザインを実現している。
このピボットライジング機構は20万回以上の耐久テストを行い、毎日100回の使用で5年間使えるとしている。また、ジャイロセンサーが落下を検知してカメラを自動的に収納する機能を搭載する。
背面には約4800万画素CMOS/F1.7レンズのメインカメラ、約800万画素CMOS/F2.2レンズの超広角カメラ、約1300万画素CMOS/F3.0レンズの望遠カメラを搭載する。望遠カメラはペリスコープ構造のレンズを搭載し、超広角カメラに対して10倍の焦点距離となる。
超広角カメラから望遠カメラまでを画質の劣化が少ないロスレスズームによって35mm判換算16-160mm相当の10倍ハイブリッドズームを実現。使用した感想は「撮りたいと思ったシーンは“ほぼ”撮影可能になった」ように思う。
また最大60倍までのデジタルズームも利用可能で、約960mm相当の超望遠撮影が可能だ。ただし、手持ちでの超望遠撮影は被写体を画面に留めておくことが難しく、できれば固定して撮影した方が良いだろう。
背面の素材はCorning製強化ガラス「Gorilla Glass 5」となっており、3D曲面ガラス加工が施されている。重さが215gもあるので、落としたときに割れることが心配だが、付属のケースに入れておけばある程度はガードしてくれそうだ。
充電はUSB Type-C端子で行う。急速充電は「VOOC 3.0」となり、4065mAhの大容量バッテリーを80分でフル充電可能としている。
またSnapdragon 855は昨年のハイエンド向けSoC「Snapdragon 845」に対してCPU性能が45%、GPU性能は20%、AI性能は300%向上したとしている。そこで気になるのが、ゲーミングなどの高負荷動作とそれに伴う熱対策だ。
OPPO Reno 10x Zoomは独自の水冷式冷却システムを搭載し、本体温度を約13%抑えるとしている。それらは熱伝導ゲルや三層グラファイト、ヒートパイプ水冷システムなどといった本格的な冷却システムとなっている。
またゲーミングをサポートする機能として「フレームブースト」機能がある。高不可なゲームシーンを検知し、描画パフォーマンスを調整してフレームレートのカクツキを抑えるとのこと。
さらに「タッチブースト」機能はスクリーンをタッチしてからの反応速度を高速化するもので、入力のタイムラグを抑えてゲームの勝率に大きく貢献する機能としている。
画面内の指紋認証は、タッチするとすぐにロック解除となり、セキュアと利便性を両立した。画面内の指紋認証は位置がわかりづらいというのもあるが、慣れるとざっくりと触っただけでロック解除となるので、ストレスなく利用できる。
【OPPO Reno 10x Zoomの開封と外観紹介】
動画リンク:https://youtu.be/5dwvYdQbCPY
【OPPO Reno 10x ZoomとSHARP AQUOS R3、Google Pixel 3でベンチマークテストを行ったところ】
動画リンク:https://youtu.be/5GyJIpSw-10
OPPO Reno 10x Zoomの販売に関する取り扱いは、以下の通り(ともに50音順)。日本では同じくハイブリッド10倍ズームに対応したHuawei Technologies製「HUAWEI P30 Pro」(35mm判換算27-270mm)が現時点ではまだ発売されていないため、先行してOPPO Reno 10x Zoomが発売となった。
これまでの光学2〜3倍までならどうしてももう少し倍率の高いズームが欲しいとデジタルカメラを持ち歩くこともあったが、10倍までとなるとほぼ撮りたいシーンは撮影可能となり、いよいよスマホだけで完結しそうである。スマホカメラの進化を是非、体感して欲しいところだ。
○MVNO
・IIJmio
・X-mobile
・NifMo
・LINE モバイル
・楽天モバイル
・LinksMate
○家電量販店
・上新電機 (WEB 店舗でのお取り扱いになります)
・ノジマ (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
・ビックカメラグループ (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
・ヤマダ電機 (WEB/一部店舗でのお取り扱いになります)
・ヨドバシカメラ
○EC サイト
・Amazon
・ひかり TV ショッピング
・NTT-X Store
・OPPO 楽天市場店
OPPO Japan
2019-07-12
記事執筆:mi2_303
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