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auから4G対応タフネスAndroidタブレット「DIGNO Tab KYT34」が登場! |
KDDIおよび沖縄セルラー電話は16日、法人向け新商品として耐久性に優れた4G(LTE・WiMAX 2+)に対応した10.1インチAndroidタブレット「DIGNO Tab(型番:KYT34)」(京セラ製)を発表しています。発売時期は2021年2月以降を予定しており、価格は現時点では未定とのこと。
防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に加え、75cmの高さから落下試験をクリアした耐落下、耐薬品性に対応しており、水回りや清潔さが求められる場所など、さまざまなビジネスシーンで活用できます。
さらにAndroid標準機能のみでは実現できない電源操作制限やアップデート制御などの細やかな端末管理を可能とする京セラ独自のMDM(モバイル端末管理)機能を搭載し、法人ユーザーも安心して利用可能だとしています。

DIGNO Tabは京セラの「DIGNO」シリーズでは初のタブレットで、約10.1インチWUXGA(1920×1200ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載したAndroidタブレットです。なお、京セラでは過去にauのオリジナルブランド「Qua」シリーズ向けにタブレット「Qua tab」を開発・製造していましたが、新たに法人向けとしてDIGNOシリーズで展開されます。
京セラの特徴でもある企画から設計・開発・試験・製造・アフターサービスまでを一貫して日本国内で実施しており、タフネス面ではテーブルから床への落下を想定した75cmの落下や高さ3cmから6000回の落下といった京セラ独自の試験をクリアしているほか、アルコール除菌シートで拭いて使えるため、清潔さが求められる職種や設置場所に最適です。
主な仕様はMediaTek製チップセット(SoC)「Helio P35(MT6765)」(2.3GHz×4+1.8GHz×4のオクタコアCPU)や3GB内蔵メモリー(RAM)、32GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大1TB)、7000mAhバッテリー、USB Type-C端子(急速充電「PD 2.0」対応)、DCコネクター、3.5mmイヤホンマイク端子、nanoSIMカード(4FF)スロット、位置情報取得(GPS、GLONASS、BDS、Galileo、QZSS)、指紋センサー、Android 10など。
DCコネクターは耐久性が高く、単品強度の高い円形のため、上下左右のひねりに対し曲がりにくく、挿し間違えによる故障も防げるため、挿抜頻度の多い法人利用による抉りが懸念される店舗などでの利用で重宝され、デジタルサイネージとしての利用にも最適となっているとのこと。また満充電にしないことで電池にかかる負荷を軽減し、電池の寿命を延ばす機能に対応。
さらにバッテリーケアモードを「ON」にすると、「OFF」時に比べ電池寿命が1.5倍長持ちとなります。加えてスマートフォン(スマホ)などの他の製品に充電(給電:5V/500mA)が可能で、外出時のスマホなどの電池残量低下時に利用できるということです。連続待受時間(日本国内使用時)は約1140時間、充電時間はTypeC 共通 ACアダプタ 02利用時で約2400分、共通 ACアダプタ 05利用時で約290分、専用 ACアダプタ KYT34PQA利用時で約320分。
カメラは背面に約800万画素CMOS/広角レンズ、前面に約500万画素CMOS/広角レンズを搭載。また画面が濡れた状態や手袋をつけた状態でもタッチ操作が可能となっており、電源キーを押さなくても2回タップするだけでディスプレイが点灯させることが可能。またカスタマイズボタンを搭載し、「短押し」「長押し」「2回押し」と3種類によく使う業務アプリの起動を割り当てて、一発起動ができるようになっています。

通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)やBluetooth 5.0に対応し、テザリングはWi-Fiで最大10台まで接続でき、携帯電話ネットワークは4G LTEおよびWiMAX 2+に対応して下り最大150Mbpsおよび上り最大75Mbpsで利用可能となっています。緊急速報メールや海外ローミング「au世界サービス」にも対応。
またテレワークで需要が高まるコミュニケーションアプリも利用可能で、Cisco WebexやGoogle Meet、LINE WORKS、Microsoft Teams、Zoomといったサービスが動作確認済みとなっています。さらにGoogleから提供されているセキュリティパッチの90日以内配信を2年間実施し、長期間に渡って利用が可能であることはもとより、計画的な導入がしやすいメリットがあるとのこと。

MDMアプリの自動インストールが可能なZero Touch Provisioning対応しており、各種制限設定が効率的に行え、企業ポリシーに沿った設定やアプリ配信が可能。その他にも「FOTAをしたくない」という法人ニーズに対してFOTA抑止機能を設定可能で、電源OFFを抑止する機能を設定可能なため、店舗に来店した人の操作によって電源を切断しないよう設定が可能となっています。
サイズは約259×168×8.6mm、質量は約488g、本体カラーはブラックの1色のみ。ハイレゾ音源やワイヤレス充電、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC、赤外線、HDMI出力には非対応。料金プランは2年契約N適用時に月額5,200円(別途、LTE NET利用料月額300円が必要で合計月額5,500円)の「タブレットプラン20」などが利用でき、スマートバリュー for Bisinessで毎月1,000円が割り引かれます(金額はすべて税抜)。
記事執筆:memn0ck
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