auの「端末回収キット」受け取りにeKYCが導入!本人以外が受け取り可能に

KDDIおよび沖縄セルラー電話は18日、携帯電話サービス「au」における店舗での「下取りプログラム」や「かえトクプログラム」の特典などの利用時にそれまで使っていたスマートフォン(スマホ)などの製品を郵送で返却する際に必要な本人確認について2021年6月24日(木)からオンライン化するとお知らせしています。

オンライン化は契約者の利便性向上と迅速かつセキュアな本人確認の実現を目的にオンラインで本人確認手続きが完結する「eKYC(electronic Know Your Customer)」を導入することで実現し、eKYCはLiquidが提供する「LIQUID eKYC」を採用しているとのこと。

これにより、従来必要となっていた「端末回収キット」の受け取り時に本人が本人確認書類を提示する必要がありましたが、これが不要になって契約者本人が不在時であっても端末回収キットを受け取れるようになるということです。

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端末の下取り時には古物営業法に基づく端末回収時の本人確認が定められており、従来では端末回収キットを日本郵便の「本人限定受取郵便」で送っているため、受け取り時の本人確認が必須となっていました。そのため、家族が在宅でも契約者が仕事などにより不在で配送期限までに受け取れない、再配達の時間が合わず郵便局で受け取るなど、契約者に不便をかける状況も発生していたとのこと。

一方、auでは昨年年12月から公式Webストア「au Online Shop」やオンライン専用の料金プラン「povo」の手続き時の本人確認にeKYCを導入しており、今回、便性向上のために郵送下取りや端末返却時にもeKYCを選択できるようになるとしています。eKYCで必要な本人確認書類は「運転免許証」および「運転経歴証明書」、「マイナンバーカード」、「在留カード」。

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これにより、下取りのお申し込み翌日に契約者に送付するSMSからeKYCで本人確認を完了し、日本郵便の「普通郵便」で「端末回収キット」を送付できるようになるため、契約者不在時でも受け取ることができるようになります。対象サービスは郵送での端末の下取りおよびアップグレードプログラムやかえトクプログラムの特典(機種変更のお客さまのみ対象)の利用時。

対象となる店舗はauショップおよびau Style、KDDI直営店、au取扱店。eKYCでの本人確認方法はSMSに記載されているURLからWebページをスマホで開き、本人確認書類の種類を選択した上で案内に従って本人確認書類を撮影し、さらに案内に従って顔(正面など)を撮影して本人確認の申請を完了します。



記事執筆:memn0ck


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郵送での端末下取りにおける本人確認をオンライン化~eKYCの導入で、不在時の「端末回収キット」受け取りが可能に~ | スマートフォン・携帯電話 | au
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