ドコモメールなどの詐欺/ウイルスメール拒否設定が機能拡充! |
NTTドコモは9日、同社が迷惑メール対策として提供しているフィッシング詐欺などの危険な送信元からのメールや危険URLが含まれるメールを拒否できる機能「詐欺/ウイルスメール拒否設定」(利用料は無料)の機能拡充を2022年7月中旬以後より実施するとお知らせしています。
拡充内容は2つあり、1つはメールの安全性を強化するために送信元をなりすましたメールのうち同社が規定する条件に合致するメールを拒否する機能および危険な送信元として同社が指定するアドレスから送信されるメールを拒否する機能が追加されます。
もう1つはこれに伴って詐欺/ウイルスメール拒否設定および「ドコモメール公式アカウント」の送信元認証のため、メールに付与される電子署名について送信元が発行した電子署名であることを同社が確認する機能が追加されます。NTTドコモでは今後も一層のサービス向上に取組んでいくということです。
詐欺/ウイルスメール拒否設定はフィッシング詐欺などの危険な送信元からのメールや危険URLが含まれるメールを拒否したり、メールからウイルスが検出された場合は削除できる機能で、NTTドコモのメールサービス「ドコモメール」や「spモードメール」、「iモードメール」にて無料で利用できます。この機能を利用しない場合などの設定はオンラインサポート「My docomo」から行えます。
・spモードから設定
・iモードから設定
<詐欺メール拒否>
フィッシング詐欺などの危険なメールの送信元情報の一覧と送信されたメールの送信元情報を比較して一致した場合はメールを拒否します。また危険なWebサイトにつながるURLの一覧とメール内に含まれるURLを比較して一致した場合はメールを拒否します。
なお、有料オプション「あんしんセキュリティ」を契約すると、詐欺/ウイルスメール拒否設定に加えて受信したメールの件名および本文、ヘッダ情報などによって迷惑メールを自動判定してブロックする機能「迷惑メールおまかせブロック」が利用できます。
<ウイルスメール拒否>
メールの送受信時にウイルスを検出してドコモメールやspモードメールを通してウイルスに感染するのを防ぎます。メール本文からウイルスが検出された場合はウイルスが検出されたメールごと削除し、添付ファイルからウイルスが検出された場合は当該添付ファイルが削除されます。
○メール送信時
メール本文からウイルスを検出した場合
・メール送信者に返送されるもの:ウイルスチェック結果(削除通知)メール
・宛先に送信されるもの:なし(メールごと削除)
添付ファイルからウイルスを検出した場合
・メール送信者に返送されるもの:ウイルスチェック結果(削除通知)メール
・宛先に送信されるもの:なし(メールごと削除)
※ウイルスチェック結果は宛先へ通知されません。
○メール受信時
メール本文からウイルスを検出した場合
・送信元に返送されるもの:なし
・メール受信者に送信されるもの:ウイルスチェック結果が挿入された元メール(メール本文は削除)もしくはウイルス検知メール
添付ファイルからウイルスを検出した場合
・送信元に返送されるもの:なし
・メール受信者に送信されるもの:ウイルスチェック結果が挿入された元メール(添付ファイルは削除)もしくはウイルス検知メール
記事執筆:memn0ck
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