Googleが開発・販売する同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」のWi-Fi+Cellularモデルにおいて親回線のない通常の携帯電話サービスをeSIMとして登録できるようになっています。実際に楽天モバイルが提供する携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VII」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )のeSIMをPixel Watchに設定して利用することが可能でした。
Pixel WatchにeSIMを登録するにはPixel Watchと接続したAndroid搭載のスマートフォン(スマホ)などの「Watch」アプリ(以下、Google Pixel Watchアプリ)において「モバイルネットワーク」から「QRコードをスキャン」を選んでeSIMプロファイルのQRコードを読み取ることで設定でき、少なくともRakuten UN-LIMIT VIIでは特にアクセスポイント(APN)の設定をしなくても通話やSMS、データ通信が利用できていました。
これまでPixel Watchは日本において携帯電話ネットワークを利用するにはauの「ナンバーシェア」やSoftBankの「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」といったauやSoftBankのスマホなど向け料金プランのオプションに加入する必要があり、親回線なしの携帯電話サービスを利用できませんでした。
今回、Pixel Watchにおけるこの親回線なしの携帯電話サービスの利用が日本でも可能となり、auやSoftBankの契約がない人でもeSIMを提供している携帯電話サービスであれば、Pixel Watchで携帯電話ネットワークが利用可能となりました。なお、Pixel Watchの日本向け製品のWi-Fi+Cellularモデル(型番:GBZ4S)における日本で利用できる携帯電話ネットワークの対応周波数帯は4G LTE方式のBand 1および3、18、19となっています。
auやSoftBankを契約している場合にはナンバーシェアやウェアラブルデバイスモバイル通信サービスは月額385円(金額はすべて税込)で、しかも4年間無料になるキャンペーンが実施されていたりしたのでお得に使えているとは思いますが、親回線なしで使えるならauやSoftBankを契約していない人でも手軽にPixel Watchで携帯電話ネットワークが利用できるようになると思われます。
今回、筆者は普段利用していてeSIMの再発行が手軽なRakuten UN-LIMIT VIIで試しましたが、Rakuten UN-LIMIT VIIは最低でも月額1,078円がかかるようになってしまったのでPixel Watchで利用するには少しコストがかかってしまう感じがしますが、povo2.0やIIJmioなどのより安い料金プランのあるeSIM対応の携帯電話サービスを設定すると良さそうです。
なお、試したPixel Watchは2023年2月分のソフトウェア更新を実施した最新のビルド番号「RWD9.220429.075.J1」かつGoogle Pixel Watchアプリのバージョン「1.1.0.506033635」、Wear コアサービスはバージョン「1.3.119.489435902」、Google Play 開発者サービス(スマートウォッチ)はバージョン「23.06.17 (220300-511787759)」で試しています。
追記(2023/03/09 07:28:43)
実際に試した方から一部のMVNOなどでは通話やSMSは利用できてもデータ通信が利用できないことがあるということで、恐らくAPN(アクセスポイント)がプリセットされていないサービスはデータ通信ができないのではないかと思われますのでご注意ください。
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コメント
Twitterにてリプライさせていただきましたが、こちらの記事のコメントで少し補足させていただきます。
いつ、何が変わったかと言いますと、2月中旬のGoogle Pixel Watchアプリのバージョン1.1.0.506033635の更新によって、以前はスマートフォン側に特定のSIM(英国やドイツのVodafone、台湾の台湾大哥大等)を挿入しているときだけ出現していたQRコードをスキャンしてeSIMプロファイルをダウンロードするメニューが、どのキャリアのSIMを挿入していても出現するようになったというのが大きな変更点です。
以前からこれらのSIMを挿入して任意のeSIMをPixel Watchに登録したり通信・通話すること自体は出来ていました。(私は昨年10月からiijのドコモ回線のデータ通信専用のもので利用しています)
ただし、今回の更新でQRコードのスキャンできるメニューが出るようになったからと言ってWatch側でなにか大きく変わったかというと、プロファイルの不一致エラーが出なくなっただけで(このエラーは見た目上の気持ち悪さ以外の実害は何も無く普通に通信出来ていました)相変わらずAPNを手動で新規に設定することは出来ません。
この場合何が問題かというと、Pixel WatchにプリセットされてるAPN以外のキャリアやMVNOのeSIMをPixel WatchにダウンロードするとAPNが適切に設定されていない状態、つまりスマホでAPNの設定ミスしたような、通話はできるけど通信ができない状態が起こってしまいます。
実際に私はNipponSIMのプリペイドeSIMをPixelWatchに登録しましたが、適切なAPNが選択肢に出現せず、これらを書き換える手段がWearOSでは用意されていないため、このeSIMを完全に無駄にしてしまいました。
正確にはPixel Watchのbootloaderをアンロックしてroot化すればadbコマンドでAPNを書き換えられるとは思います(実際WearOS2時代の端末でそのような方法でAPNを書き換えた事例はxdaで見ました)が、現状Pixel WatchでbootloaderをアンロックするにはPixelWatchをUSB接続出来るようにするケーブルの自作が必要であまり現実的な方法ではありません。
つまりeSIMなら何でもいいかというとそんなことはなく、Pixel WatchにAPNがプリセットされているか否かが重要になってくるわけです。
具体的にどこのeSIMが良くてどこが駄目なのか把握していないのですが、少なくともスマートフォンのPixelでAPNがプリセットされていない回線のもの(mineo、HISモバイル、リンクスメイト、IIJのau回線あたり)のeSIM等を利用するのはかなりの冒険になるかなと思います。
僕が把握している使えた報告があるeSIMはpovo2.0、IIJ(ドコモ回線)、楽天モバイル(MNO)です。
上記の仕様につきまして記事内で注意喚起していただけますと幸いです。長文でのコメント失礼いたしました。
こんにちは。九州福岡からです。
「Google Pixel Watch2」で、au「ナンバーシェア」もしくはソフトバンク「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」以外での「eSIM」単独利用できるようしました(^_^)v
→ エイチttps://x.gd/Wz2fo 、左記URL画像資料参照下さい。
それでは失礼します☆