今年は楽天モバイルを含めてNTTドコモやKDDI、ソフトバンクの4社が富士山頂などで5Gなどを提供! |
移動体通信事業者(MNO)のNTTドコモおよびKDDI、ソフトバンクでは毎年、富士山の2022年7月上旬から2022年9月上旬までの山開き期間中に携帯電話利用者がより安心して快適に登山を楽しめるように各社の通信サービスおよび無線LAN(Wi-Fi)スポットの提供によって富士山頂や登山道、山小屋のエリア対策を実施しています。
NTTドコモは富士山における通信のさらなる快適さを提供するため、富士山の山開き期間中となる2022年7月上旬から2022年9月上旬まで富士山頂の剣が峰付近において5Gおよび4G、3Gの携帯電話サービスを、山小屋において4Gおよび3Gの携帯電話サービスおよびd Wi-Fiのスポットを提供します。
また尾瀬国立公園において山小屋のエリア化を2022年6月30日(木)から順次拡大し、2022年9月までに昨年度までに実施済みの5つと合わせて27の山小屋で4Gおよび3Gの携帯電話通信サービスが利用できるようになるとのこと。その他、常念岳や御嶽山をはじめとして全国各地の山岳エリアでも登山シーズンに合わせて季節限定の基地局の設置を実施しています。
またKDDIは開山期間に快適な通信環境の提供による安心・安全な富士登山のサポートのために提供している登山口および登山道の4G LTEの提供に加え、富士山頂における5Gおよび4G LTEのエリア化を2022年7月上旬から2021年8月下旬まで実施するとのこと。
さらにKDDI傘下のワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)は2016年から富士山の開山期間中に提供している無料のWi-Fiサービス「富士山 Wi-Fi」を2022年7月から9月上旬まで富士山の山小屋を含む46カ所で提供します。
ソフトバンクでも登山期間中の2022年7月上旬から8月下旬までの富士山頂に基地局を設置するなど、富士登山で快適な携帯電話サービスを利用できるようにエリア対策を毎年実施しており、今年も富士山頂や山小屋などに「SoftBank 5G」および「SoftBank 4G LTE」などの通信設備を設置して高速データ通信サービスを提供しています。
加えて今年は新たに楽天モバイルがMNOとして初めて富士山頂において2022年8月中旬よりGおよび5Gの携帯電話サービスを提供開始しています。さらに同社では世界遺産である日本最高峰の富士山を登山する人に快適な通信環境を届けるために来年2023年の山開き期間までを目標とし、2021年夏より富士山のエリア化に向けて取り組みを開始していたとのことです。
これにより、2022年8月中旬までに楽天モバイルは山頂および登山道の一部にて基地局を開設して電波発射を開始し、その後の電波測定でエリア化を確認しているとし、富士山剣ヶ峰付近で5Gを、また山頂を一周することのできるお鉢巡りでは4Gを利用できるほか、山頂に加えて3つの登山道(富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルート)にて4Gの提供エリア化に成功したということです。
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